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夢の処女惑星  作者: 菊茶
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17 タルト領開発

 17 タルト領開発




 3月下旬、仮称・ユウキ邸が完成した。

 煉瓦作り2階建て、1階正面から右側が大きな食堂で、外の水場兼調理場に繋がっている。

 真ん中は吹き抜けのエントランスで、90度に曲がる階段がある。

 左側は俺の専用スペースで20畳ぐらいある。

 奥に廊下があり、風呂場へ続く渡り廊下と繋がった。

 部屋の内部は、今のところはベッドとクローゼットぐらいだが、作業スペースが大半を占めることになりそうだ。

 2階はダイニングの上部部分に、6畳間に1畳分のクローゼットがついた個室が4部屋、廊下を渡って行くと俺の部屋の上部部分に、右と同じ個室が3部屋ある。

 そこがラーマ、タキ、レンの個室となった。

 まあ、詳細は追々わかるだろう。

 キッチン、バス、トイレを今までどおり、そのまま外付け利用しているので、簡単に造れたのだと思う。


 一番重要なのは、2階に女性の部屋があることである。

 時々、全裸の女性が階段を上っていく姿といったら、もうこれ以上の光景はないといって良いだろう。


「ユーキ、悪巧み?」

「違うぞ」

「顔が変だった」

「俺はいつも真面目だ」

「いつも変態」

「何か用事があるんだろ、オペレッタ」

「入り口、タルト来てる」


 スルト族(今はモリト族か)は、半月前に消えていた。

 寒さが峠を越え、春が近づいて来た頃だったので、シャケの時と同じで何も告げずに出発したようだ。


 スルトともタンゴとも最悪の関係に近かったからな。


 タキは昨日初潮を迎え、寝込んでいるので、レンを呼んで一緒に橋の所に行くと、確かに向こう側にいるのはタルトだった。

 相変わらず毛皮と槍、サル顔にぼさぼさの髪だ。

 この前と同じ草地に座る。


(この後の会話はレン訳の意訳である)


「北に移動したんじゃなかったのか」

「そうだ。だが、俺は独立することにした」

「やっていけるのか」

「あんたの力を借りたい。俺はここに住んで、あんたの芋を作りたいんだ」


 定住して芋農家をやりたいってこと?

 まあ、芋で生活できるなら不可能じゃないが、我慢できるのか。

 あの芋は3ヶ月でできる特別製だが、畑作りからとなると半年はかかる。

 はやくて秋だな。


「芋は直ぐにはできないぞ。それまでどうするんだ」

「少しだが蓄えがある。それで足りない場合は猪を捕ったり鳥を捕ったりできると思う。山の木の実も色々とある」

「捕るじゃなく、作るだ」

「猪は作れないだろう」

「いや、ここで暮らすには猪も芋も作ることになる。自分で作ったものだけが自分のものになる。今までみたいに、自然にあるものを捕って、なくなれば他へ移動するなんて考えは許されない」

「良くわからないが、ここですべてを作るんだな。作れば自分のもの」

「タルトは自分の子供を山で捕ったりはしないだろう。妻と作って育てたんじゃないのか」

「もちろんだ。子供たちはみんな俺が妻たちと作った本当の子供だ」

「子供も猪も芋も同じだ。ここで作り、育てる。そうすれば、芋も猪も子供も、ドンドン増えてくれるだろう」


 タルトは少し感動したようだった。

 神の啓示か、地動説かというような発想の転換点に立ったのだ。

 石器時代のコペルニクスである。

 もっとも、俺の数学的能力はデカルト以前であり、哲学も遠く及ばない。


 俺が威張ることではないのだが、デカルトは、すべての事象は論理的に説明できると考えていた。(らしい)

 エックスが1の時、ワイはいくつになるかとか、うんざりする数学の、特にグラフの授業に責任がある人である。


 普通の人間は、自分が15の時は、幼馴染みは15だし、妹は13だとかしか使わないのだ。

 まあ、エックスマイナス2だな。

 2エックスとか、二乗とか、三乗の女性には、普通は興味も縁もないはずである。

 一種の相対性理論だろうか。

 それとも集合論だろうか。

 つーことは、自分がいくつになっても相手は14歳がいいとかは、方程式では表せないのだろうか?

 エックスがいくつになっても、ワイは常に14。

 あれ?

 ロリコンはいなくなれ、という解しか導かれない?

 そんな馬鹿な!

 デカルトさーん。



 えーと、それでだ。


「育てるには毎日働かなくてはならないぞ。猪が捕れたら、それを食べ終わるまで休んで良いなんてことはない。毎日毎日働き続けることになる」

「あんたが朝から夜までずっと働いてるのは知っている。俺はそれが何かを知りたかった。部族の連中は狩りだけ上手くいけば、後は何もなかった。狩りが上手くいかなければ醜く争うだけだ。そんな生き方が空しく感じて仕方がないんだ。部族には戦士しか仕事がない。しかし、あんたは戦士じゃないのに戦士以上に強く生きている」


 まあ、タルトは馬鹿じゃないし、決心して来たなら頑張ってくれるだろう。

 しかし、いきなり自作農というのは難しいよな。

 小作から独立が良いけど、うちは男子禁制だからなあ。

 ああ、念を押しておこう。


「作り育てる生活にも掟はある。1つは俺の領地には男は入れない。入ると女神様の怒りが落ちる」

「知っている。俺も息子も絶対に入らない」

「息子?」

「ああ、家族はリンゴ園にいる」


 そうか、部族から独立して来たんだよな。

 家族を置いて来るわけないか。

 置いてきたら脱走だ。


「2つは、絶対に人と争わないことだ」

「何しても許すってことか」

「何でもではない。ここでは自分で作ったものだけが自分のものだ。それ以外は誰のものでもない。それを奪い合ったり自分のものだと訴えたりはしない」

「よくわからないがそうなのか」


「例えば、奥の山にモモが出来ているとする。そのモモは誰のものでもない。タルトがモモを捕りに行ったときに誰かがモモを全部捕ってたりしても、争うのは許さないということだ」

「自分のものではないからか」

「自分のものではないからだ」

「そうか」

「そうだ」

「でも、自分の芋は」

「自分で作ったものは自分の子供だ。子供は争っても守るものだろう」

「芋も子供か」

「そうだ」

「モモは子供じゃないから争わない?」

「そうだ」

「わかった。あんたはシャケの時もそうした。シャケは子供じゃない。争わないよう部族全部にシャケを捕らせた」


 タキを守る為だった、なんて言えないよね。


「しかし、ひとつわからない」

「何だ」

「川や土地は誰のものでもない。女神様の土地もそうだった。自分の作ったものにならない」


 ほう、結構鋭い。

 農民より商人向きじゃないか。


「間違っているぞ。そこに道があるだろう。歩きやすくないか」

「森を歩くより何倍も早くて楽だ」

「それは俺が作ったものだ」

「あんたの道! 俺たち歩けないのか?」

「いや、そうじゃない。誰でも歩ける。だが俺が作ったのは間違いない」

「そうだが」

「土地もそうだ。作らないと芋も猪も作り出せない」

「芋のない土地に芋を作るってことか」

「芋の出来る土地を作るってことだ。大変な仕事になる」

「そうか、土地を作らないと芋が出来ないのか」

「そうだ。芋が出来る土地をタルトが作れば、それはタルトが作った土地になる。誰も奪えない」

「作った土地が俺の土地になる?」

「そうだ。毎日仕事をすればわかるようになる」

「俺の土地。あんたの土地。何でもない土地、道作る、道は何でもない土地ではない。芋作る俺の土地は何でもない土地ではない」

「そうだ」

「わかった。土地作る」


 まあ、わかるのはこれからだけどな。

 苦労すれば自分の土地という実感がわくだろう。

 喜びもな。


「3つ目は、税というものだ」

「税?」

「タルトが作ったものでも、女神様に捧げる必要がある。それが税だ」

「いっぱい捧げるのか?」

「10できたら1捧げる。20できたら2捧げる」

「それならいい。もっと捧げてもいい。いっぱい作れば大丈夫だ」

「いや、これは掟だ。多くても少なくてもいけない」

「わかった」

「掟に逆らうと、ここから出て行くことになる」

「逆らわない。大丈夫だ」

「家族もだぞ」

「家族には教える」

「よし、ちょっと待っててくれ」


 座を外し、橋のたもとまで行く。


「リーナさん」

「全部聞いていたわ。試験になるけど、やってみる価値はあると思う。ただ、技術の援助に八さん使えないわよ」

「きついけど、これも領地開発だから」

「そうね。税を納めさせるのなら臣下の領地になるのかしら。小作農にはならないわね」

「税を納めるのは領民だよ。臣下なら税を取る方だ。そのかわり加増や減封、没収や追放できる。代官なら税を徴収させるかわりに給料を支払わなければならない。領民は税を納めるから、領主に守ってもらえる権利があるんだ。まあ今回の税は不作に備えての備蓄だね。共済組合みたいなもの」

「あら急に領主らしくなって。領地開発なら領主のお仕事よね。税収アップのために働きなさい」


「問題は子供たちなんだ。妻たちは農民なんだから働くのは当然としても、子供には教育が何より必要だと思う」

「男は駄目」

「子供だよ」

「いずれ大人になるわ。ユウキ、これは未来を見据えた方針なの。絶対に曲げられないわ」

「わかったよ。衛星軌道に、とか続くんだよね。じゃ、女の子に言葉を覚えてもらい、それを親や男の子に教える方法なら良いかな」

「いいわ。ただし領民の子弟よ。巫女やメイドには敬意を払ってもらうわ。もちろん領主にもね」

「まあ、試験なんだからあんまりきつくしないで、ボチボチやろうよ」

「わかったわ。領民1号ね。記録上はタルト領民試験開発区で良いかしら」

「略してタルト領だね。うちの領地はなんて名称だったの」

「永久の契り……」

「とわって……」

「ゆ、ユウキ領よ。言い間違えたの」

「そ、そうだよね。ユウキ領でいいよね」


 タルトに女神様の許可が下りたことと、一度家族を連れてログハウスに集合するように伝えると、レンを連れて家に戻る。

 八さんに段取りを相談すると、何よりも水の確保だと言われた。

 畑の水やりは雑草取り以上に疎かに出来ないという。

 塩害の怖さについて簡易な説明を受けてから、北森街道の西側の高い位置が良いというアドバイスも受けた。

 リヤカー3号(木製軽量二輪)に樹脂製のシート(八さんシート)4枚と筵10枚を積み込むと、ラーマを呼んで、タルト一家の当面の食材を積んでおくよう頼んだ。

 軌道上からの詳細地図で北の森周辺を念入りに頭に入れて荷物をリュックで背負って出て行くと、食料庫の中でラーマが苦労しているのを見つけた。

 やはり、まだ裸だ。


「ラーマ」

「ご主人様、申し訳ありません。持ち上がらなくて」


 言葉を覚え始めるとリーナさんはユウキと呼ぶのを禁止した。

 巫女二人には『ユウキ様』、メイドには『ご主人様』と呼ぶように教育したのだ。

 領民は『領主様』になるが、公の場以外では『ユウキ様』で良いことにした。

 また、敬語を使うように厳しく指導している。

 これは人種差別ではなく、組織の階級制度に近い発想からだ。

 責任ある役職には権限があるようなものだ。

 文明が過渡期のうちは仕方がない。

 民主主義までには、後2000年はかかるだろう。


 仮にだが、例えばタルト領が成功し村が出来たとする。

 次々に領民が増えていったときに、ラーマの身分がどうなるかと言えば、領主の使用人である。

 もしタルトが庄屋ならラーマは年寄りである。

 男だったら側用人とか若年寄といったところだ。

 非常に高い身分である。

 そうなった時の為に、今から教育しておくらしい。

 俺にはさっぱりだ。

 遊び人の金さんになってやるぜ。


「ラーマ、ごめん。小麦粉は重すぎたよな」


 1壺12キロだ。

 小さいラーマには持ち上がらない。


「それより、タルトの奥さんに調理法を教えに行くから、裸のままじゃ駄目だ」

「今から化粧を?」

「化粧もいらない。ラーマはスルト族じゃないからね。それにタルトもスルト族じゃないんだ」

「でも、革はまずいのでは」

「いいや、裸の方がまずいんだ。ラーマのこの辺を誰にも見せたくないからね」


 ちょんと下腹部をつつく。

 ビキニラインの上ぐらい。


「ご主人様」


 抱きつかれてしまった。

 これじゃ出かけられないぞ。


「早くスカートを穿いて可愛いお尻を隠してきて」

「可愛い、ですか」

「へっ?」

「触っても下さらないから自信がなくて」


 何、この可愛い人。

 娘が初潮で寝込んでいるとは思えない。


「ユウキ! 何グズグズしているの! 油売ってないで早く準備なさい」


 怒られた。


「あの、油売るって、どういう意味でしょうか」

「ああ、きっと馬に蹴られるとかそういう意味かと」

「ユウキ!」

「はいはい、出かけてきますー。ラーマも早くね」


 12キロを二つ担いで逃げ出す。



 水場探しは難航した。

 リンゴ園にいる頃のスルト族の水汲み場は、北森街道より海側だった。

 試しに飲んでみると塩気がある。

 僅かでも毎日畑に撒くと蓄積されて大変だと教わったばかりだ。

 塩田と同じ効果なんだよな。

 やはり西の岩場沿いだと考えて砂岩の切り出し、石灰の山、大理石の切り出しと森の中を歩き回ったが、気配がない。

 レンがバテたので休憩を取りながらだったが、北の森って言っても結構谷や丘があり、歩けないほど木々が密集してたり大変だった。

 地図ではわからない苦労である。


 嫌な想像をしていたら当たりを引いた。

 水源は神田川から北へ250mぐらいの所にあったのだ。

 探索は北森街道からリンゴ街道(ログハウス前から分岐したので)突き当たりを北西だったが、南東に行けば30分もかからなかったのである。

 疲れた顔のタルトとレンに申し訳なく思いながら、水源を調べ、レーザーで穴を開けてみる。


 うちより多いや。


 大当たりだった。

 これなら2箇所もいらない。

 水の流れを追って北に流れていくのを確認する。


「北側が低いから、あの辺に貯水池を作るのが最初の仕事だ」

「どれだけ掘るんだ」

「それは明日にでも水の流れ具合を見て決めよう。自然と貯まっている場所が出来れば作業は早くなるよ」

「それは助かる」

「それから、ここに家を造ることになる」

「家? それもいるのか」

「まあ、形になっていけばわかるさ」

「わかった」


 神田川に出ても道がないので、諦めて北に戻る。

 直ぐにリンゴ街道に出たのでログハウスに帰る。 

 ログハウス前で、ラーマが待っていた。

 日が暮れて心配したのだろう。

 レンがへばっているので、少し休ませるよう頼んだ。

 他に、全裸の女性が4人いた。

 男の子もいるが。

 見かけで年齢は判断できないが、一応知り合いだからわかる。

 第一夫人は26歳で娘が13歳、息子が5歳の二人。

 第二夫人は23歳で娘は9歳。


 俺の勝手な予想だ。


 部族では正確な年齢は誰も知らない。

 子供、成人、既婚、子持ち、孫持ちぐらいの区分けで年齢はあまり関係ない。

 感じでは12歳から14歳ぐらいで一人目の子を産む。

 男でも、30前で孫が出来る可能性が非常に高い。

 子供の方が孫よりも年下というのは珍しいが、第3夫人が居るとあり得ないこともない。

 長女だと母娘より姉妹みたいになる。

 叔母と姪だと更に姉妹に見える。

 敬称や代名詞が無く、名前で呼び合うから余計にそう感じる。

 しかし、最近の全裸率が下がってたせいか、ちょっと驚きである。

 この世界ではチラ見しても、地球のミニスカート女子より警戒心は低い。

 ガン見は駄目だろうが、チラ見は気にしない。

 やはり、通訳がいないと間が持たない。

 長女をガン見しちゃうかも知れない。

 おっぱいが、大きいのだ。


 おお、その子がスープとホットドックを持ってきてくれた。

 照れてる顔が父親似なのに可愛いぞ。


 何しろ俺は部族の女たちの憧れだからな。

 貝の審判でラーマがトニー賞だかエミー賞だか獲った時の相方なのだ。

 自信を持って良いはずだ。

 いや、ラーマがみんな攫ってしまい、印象が薄いという可能性もあるな。

 悪役のタンゴの方が目立ってたかも知れない。

 タンゴに毒ハマグリでも食わせるべきだったか。


 スープは大豆とキャベツの豆乳スープで、ホットドッグは俺が作ったシャケドッグだった。

 シャケドッグは、シャケのミンチに猪肉の脂身と小麦粉と塩を混ぜ合わせ、腸詰めにして燻製にした微妙な味のソーセージを茹でてパンにはさんだ物である。

 ただし、俺には微妙な味でもシャケ族(タキ、ラーマ)には馬鹿受けである。

 シャケフレークをタマネギと炒めてマヨネーズで和えたものをトーストに塗った方が美味いと思うのだが、シャケ族は譲らない。

 レンは出身がシャケ族なのに、どちらも同じぐらいだという。


 ログハウスに八さんシートを敷き、筵を寝床とする。

 横編みが敷き布団で縦編みが掛け布団である。

 まったく八さんの発想とか技術には頭が下がる。

 たき火周りよりも暖かいはずだ。

 一番渋っていたタルトが、息子と最初に眠ってしまった。

 まあ、疲れたから仕方がないか。


 翌日は貯水池を決め、家の縄張りをして水周りを完成させた。

 タルトはひたすら貯水池までの水路を掘っている。

 水源の水は二股にして竹パイプに通し、一方を台所のシンクに、一方を大きな洗い場に流して野菜洗いと洗濯場にする。

 材料が揃ってたので組み立てただけだ。

 排水はまとめて貯水池に行く。

 洗剤を使わない生活排水だから大丈夫だろう。


 それよりも屈まないで食器を洗えるシンクに夫人たちは喜んでいた。

 コンロは簡易コンロだが、炭を使ったことがなかったから火力の強さに参ってしまい、取られたままだ。

 これは調理台より先に炭焼き窯を作らないと間に合わないかも知れない。



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