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12-3.リセット

「う、うん……」

「七海、七海!」

「あれ、お姉ちゃん。ここは?」

「病院よ、あなたは気を失って……」

「ま、マコちゃんは? マコちゃんが呼びに来てくれたの。どこに居るの?」

「七海、落ち着いて。真琴はミィーちゃんを連れて帰っただけ」

「雪菜ちゃん、本当に? だってマコちゃんがゴメンって、こんなに辛い思いをさせてって」

七海の問いかけに雪菜は何も答えなかった。

すると生徒会長の神無崎が何かに気付いた。

「何か変だと思わないか、ミィーって女の子は日向が連れて帰る理由があるのか?」

「そう言えば、あの子は1人で病院に……」

「日向がこれはゲームだと言っていた。あいつがプレーヤーだとして、もし……」

「それはどう言う事なの、神無崎さん」

「先生ならどうする。ゲームオーバーでもなくゲームクリアーでもなくプレーヤー自身がゲームを終わらせる方法があるとしたら」

「リセット……そんな」

「星合、お前何か気付いていたんじゃないのか?」

雪菜は何も言わずに奥歯を噛み締めた。

「雪菜ちゃん、教えてマコちゃんはどこに行ったの?」

「真琴はたぶん気付いてしまった。自分が見せられてきた夢は七海が過ごしてきた日常だと、そして何も守れなかったと」

「あいつは切り札があると言っていた。星合、それはリセットすると言う事なのか?」

「恐らくそうだと思う、全てを終わらせ消えるのは真琴だけ。私達の記憶から真琴だけがいなくなる。真琴も薄々は気付いていたはず矛盾が無くなる方法はそれしかないのだから」

「雪菜ちゃん、それならゲームオーバーでも同じ事があり得るんじゃないの?」

「それは誰にも判らない、真琴がそう言っていた。先生、今言える事は真琴がゲームから降りるつもりだと言うこと」

「何で雪菜ちゃんは止めてくれないの? 友達なら……」

七海は雪菜の顔を見て何も言えなくなった。

それは今までに見た事も無い雪菜の感情が爆発した瞬間で、雪菜の目からは大粒の涙がポロポロと零れていた。

「私だって真琴の事が好き。でもそれ以上に真琴の苦しみや哀しい感情が流れ込んでくる。今まで霊を感じる事が嫌だとは思わなかった。でも今はそんな自分の体が憎い。こんなに辛いのに……私には真琴を止める事は出来ない。真琴は私の心を癒してくれた。その真琴が苦しんでいる……私には……出来ない……」

嗚咽を繰り返し立ったまま泣いている。

手で顔を隠すでもなく直立不動でしゃくりあげている雪菜を七海は一度も見た事が無かった。

「私が止める。真琴をぶん殴っても止めてみせる」

七海が姉の月ノ宮先生が持ってきた洋服に着替え携帯の通話ボタンを押した。


俺はミィーと海に来ていた。

「なぁ、ミィー。まだ時間が掛かるのか?」

「あぅ、僕だって精一杯やっているでしょ」

ミィーは俺を砂浜に立たせて周りの砂を綺麗に均して何かの模様を書いていた。

「なぁ、ミィー。お前なにか余計な事を考えて無いだろうな」

「僕は、そんな事しないもん」

「そんな事を……か」

俺の携帯が着信を知らせた。

「七海か、目が覚めたのか?」

「うん、マコちゃん。どこに居るの?」

「ミィーが海を見たいって言うから砂浜にいるぞ。もう少ししたら病院に戻るから」

「本当に?」

「俺は七海に嘘はつかないよ」

そう言って携帯を切り、暗闇の海を見つめる。

波音だけが聞こえどこまでが砂浜でどこからが海なのかさえ判らず。

曖昧な俺の心の様に漆黒の海の波音だけが揺らいでいる。

「真琴、本当にいいの?」

「これで良いんだよ。俺の事以外は何も変らず日常が過ぎていく。俺がこの世に現れたから七海に辛い思いばかりさせてしまっている。俺の願いなんて叶わなくっていいんだ、七海が笑顔でさえいてくれればな」

「馬鹿だね、真琴は」

「馬鹿で悪かったな、ミィーは俺が居なくなったらどうなるんだ?」

「そんな事、僕には判らない。でも真琴が僕に名前をくれて人に生れた。そして優しく抱き締めてもらえた。それだけで十分なのかもね」

「変な奴だな、相変わらず。準備が出来たら始めてくれ」

「うん」


しばらくすると雪菜が書いた様な魔法円に似たものが俺の足元に書かれていた。

「それじゃ、始めるよ」

「頼む」

ミィーが目を閉じて手を翳すと外側の輪から順にオレンジ色の光が走る。

そして何かの文字を浮かび上がらせながら段々と内側の輪に光が広がっていく。

これで終わる、そう思い目を閉じると波の音だけが聞こえてきた。

「嘘つき!」

突然、七海の叫び声が聞こえ俺の体に飛びついてきて体が横に吹き飛ばされた。

背中から倒れるが砂の上なので痛みは感じない。

顔に掛かった砂を払い落とすように頭を振ると温かいものが顔に落ちた。

「ば、馬鹿ぁ……馬鹿……なんだから、ひっく、ひっく、マコちゃんの……嘘つき……」

俺に馬乗りになり七海が子どもの様に泣きじゃくっていた。

ミィーの方を見ると手を後ろにまわして素知らぬ顔をしている。

「ミィー、やりやがったな」

「……」

ミィーは何も答えず。

七海が声にならない叫び声を上げながら俺の襟を掴んで俺の頭を砂浜に打ちつけた。

そして俺の胸に顔を押し当てて嗚咽を上げている。

俺は抱きしめてやることも出来ずに星空を眺めていた。

「七海、どいてくれ。俺はここに居るべきじゃないんだ」

七海の体を砂浜の上に退かして立ち上がると後ろで七海が立ち上がる気配を感じる。

「マコちゃんが信じるって言ってくれた。凄く嬉しかった。限られた時間だけど一緒に居てくれるって、側に居てくれるって言ってくれた。あれは嘘だったんだ。それなら私もマコちゃんを裏切る」

「七海……」

七海が海に向かい走り出した。

振り返り七海の手を掴もうとした瞬間何が起きたのか自分でも判らなかった。

七海の手を掴めない、掴めないのではなく通り抜けた。

それでも七海を止めなければそう思い走り出すと七海が冷たい海に入っていく。


七海が膝まで海に入ったところで追いつき抱きしめるけど、腕は七海の体をすり抜けて自分の体を抱きしめていた。

『消える』そう思った瞬間。

七海が体を跳ね上がらせ後ろを振り向いた。

「ま、マコちゃん?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――」

震えが止まらず膝から崩れ落ちて寄せる波に手を突く。

波の冷たささえ感じることが出来ず波が体をすり抜けていき、蛍の光の様に体が透けては少し濃くなるのを繰り返していた。

嫌だ消えたくない。

そんな思いと裏腹に意識は徐々にぼんやりとしていく。

「嫌だ……嫌だ……七海と……離れたくない……」

止め処も無く湧き上がる感情。

それはまるで子どもが姿の見えない母を求めるような。

涙が溢れ、体がガタガタと振るえ、胸が押し潰されそうになり気が狂ったように泣いていた。

「大丈夫だよ」

ふと七海の声がして温かいものに包まれた。

俺の体を七海が?

手を見ると未だ不安定に消えかかっているが確かに七海に抱きしめられていた。

何故だか理由が判らないでもとても温かく心地がよい。

すると鏡の様に穏やかな水面に水滴が落ち、波紋が同心円を描きながら広がっていく。

そしてまた一滴……

涙? 顔を上げると七海の体が見えて頭の上から雫が落ちてくる。

その雫は俺の体をすり抜けて海に……

半透明になりつつある胸の辺りで同心円の波紋が見えた。

「絶対に忘れない、皆が忘れてしまっても私は忘れない。リセットなんかしないで」

「ゴメン。でも、もう……」

「嫌だ、私もマコちゃんと離れたくない。お願いだから側に居てください」

七海の震える唇が俺の唇と重なり、コトンと何かが嵌ると意識が覚醒して冷たい波を感じた。

「お家に帰ろう。ね」


七海に連れられてマンションに帰ってきた。

ミィーの事を不思議に思わないのか何も聞かなかった。

「体をお風呂で温めてから、寝ないと駄目だよ」

「ゴメンな」

「今は良いから。体を休めてね」

七海が自分の部屋に帰ると俺は風呂で熱いシャワーに打たれ体を温めてからベッドで横になったけれど目を閉じる事が出来ない。

頭ではゲームと割り切っていたはずなのに、消える事がこんなにも恐ろしいなんて。

今でも震えが止まらず目を閉じて眠る事が出来ないでいた。

それでも力を解放しすぎた所為か意識が朦朧としてくる。

意識が朦朧としてくると消えかけた時の事が鮮明に浮かんできて意識が覚醒する。

ウトウトとして睡魔と恐怖の狭間を彷徨っているとベッドの中に誰かが潜り込んで来た。

ミィーだろうと思い気にも留めないでいると誰かが側に居てくれると思っただけで睡魔に襲われ眠りに引き込まれた。


「ここはどこ?」

「お母さんはどこ?」

「なにも見えないよ」

「ここはどこ?」

「お母さん?」

「……ちゃん?」

自分の嗚咽で目が覚めた。

夢を見ていたようだ、真っ暗な世界で彷徨っている夢を。

気が付くと温かい物に包まれている。違う、抱きしめられている?

ミィーなのか?

目を開けると見た事のある柄のパジャマが……

「七海、なにを?」

慌てて離れようとすると頭を抱きかかえられ七海の胸が顔に押し当てられる。

「駄目、もう少しだけね。お願い」

とても温かく優しい匂いがして不謹慎かもしれないがこのままでいい気がした。

したと言うのはとても心地良いと言うか母親に抱かれるってこんな感じなのかと思ってしまった。

俺には母に抱かれた記憶すらないのだけれど。しばらくすると再び眠ってしまった。


「あらあら、良く眠っているのね」

「あっ、お姉ちゃん。あの、その……」

「気にしなくって良いわよ、真琴君は七海の命の恩人なのだから。それに七海と一緒に居て欲しいってお姉ちゃんがお願いした事だからね」

「う、うん。ありがとう」

「それで、あれから何があったの?」

七海は少し躊躇ったが話し始めた。

「マコちゃんがリセットしようとしたのを止めたのだけど、俺はここに居るべきじゃないって言われて。私が海の方に走り出したら、マコちゃんが止めに来てくれたのだけどマコちゃんの体が……」

「消えてしまいそうになった?」

「うん、どうしたら良いの? お姉ちゃん」

薫は少し考え七海をいつもより優しい瞳で見つめた。

「出来るだけ真琴君の側に居てあげなさい」

「でも、マコちゃんが居なくなったら私……」

「七海がそんな事でどうするの? 今まで何度も助けてもらったんじゃないの?」

「そうだよね、初めて出会った時も私を助けてくれた。トラックの前に飛び出した私を」

「そ、そんな事が……」

「お姉ちゃん、ゴメンなさい。もう2度としないから」


七海と月ノ宮先生の話し声で目が覚め今の状況は把握できていた。

「おはようございます」

「おはよう、真琴君」

「心配かけてすいませんでした。七海、もう大丈夫だから部屋に帰ってくれ」

「えっ、でも……」

鉛の様な体を無理矢理起こして洗面所に向う。

「独りにしてくれないか」

「嫌だ……」

頭から冷たい水を浴びて目を覚まそうとするが頭の中はボーとしたままだった。

本体の方がダメージを受けている所為なのだろうか。

ミィーに後で聞こうと思い洗面所から出てくると月ノ宮先生だけが部屋に居て俺の顔を不安そうに見ていた。

「俺に聞きたい事があるんじゃないのですか?」

「日向君はこれからどうしたいの?」

「判りません。情けない事に消えてリセットする事など何とも無いと思っていました。でも本当に消えそうになった時に、初めてこんなに恐ろしい事なのだって知りました。そして自分の本当の気持ちにも気付きました」

「日向君の本当の気持ちを聞かせてもらえるかな」

「七海と離れたくない。でももう直ぐ別れの時が来るのに覚悟が出来ていない」

ベッドに座り壁に凭れて話をしているが自分の気持ちに整理をつけられないでいた。

体も思うように動かせずに頭の中も考えが纏まらない。

「余命を宣告された患者さんみたいね。私は医師としてそんな患者さんを何人も看てきたわ。後は本人の気持ち次第、そして周りの手助けとね。あなたはもう独りじゃないでしょ、それにあなたは死ぬとは限らないのでしょ」

「それでも結末は誰にも判らないとは言え、七海との別れは必ず訪れてしまうんですよ」

「奇跡を信じましょう。人が願い信じる事で起こる奇跡を」

「奇跡ですか……」

「信じられない? 雪菜ちゃんは日向君が七海の守護霊なんじゃないかって言っていた。それは私にも判る気がするの。七海があの人達に襲われた時にあなたは無意識に七海を救ってくれた。これは偶然じゃ無いと思うの、どうして七海の記憶を見せられていてのかしら?」

「それは俺にも判らないです。たぶん俺は誰かに会いたくってここにやってきたんじゃないのかなって思うのですけれど」

「七海じゃないの?」

「思い出せないんですよ。でも、七海とはどこかで出会っている気がするし離れたくない気持ちは本当の俺の気持ちです」

そこに七海がパジャマのままトレーに何かを載せて部屋に入ってきた。

「マコちゃん、朝ごはん食べよう」

「食欲が無いんだ」

「駄目、食べないと。お願いだからね」

七海が持ってきてくれた、トースト、スープ・サラダを食べてベッドに座り壁に凭れていると七海が隣に座った。

するとミィーが眠たそうに俺の顔を見ている。

「ミィー、こっちにおいで」

「うん!」

ミィーを呼ぶと嬉しそうに俺と七海の間に座って俺の顔を見上げるようにしてきた。

「マコちゃん、ミィーちゃんってあの子猫なの?」

「そうだ、人間みたいになった理由は判らないけれど、俺がこいつの名前を思い出したからじゃないかって雪菜が言っていたから」

「そうなんだ、女の子だったんだ」

「ミィー、おいで」

「うん!」

足を軽くたたくと満面の笑顔で俺の足の上に座って俺に寄りかかってきた。

後ろから優しく手を回すと七海が少し不服そうな顔をしている。

「妹ってこんな感じなのかなって思うんだ」

「妹さん?」

「七海も俺が人じゃないのを知っているんだろ」

「うん、何となくだけど」

「俺には記憶が無いのは知っているよな。時々夢で幼い頃の記憶だと思うのだけれど、それを見る事がある以外の事は何も判らない。だから俺に妹が居ると言われてもそれが本当かも判らないし、母親に抱かれた記憶すら無いんだ」

「そんな、それじゃマコちゃんは……」

「七海が思っているとおりだと思う。ここの部屋には俺の過去に関する物は存在しないし、親から手紙が来ると言ったのも嘘なんだ。ゴメンな、嘘なんか付いたりして」

「それは仕方なくなんでしょ」

「そうなんだけれど……」

「マコちゃん?」

少し食事をした所為なのかミィーを抱っこしながら七海と話していると段々眠くなってきて七海に寄りかかる様に眠ってしまった。

「七海も今日は学校を休んで日向君に付いていてあげなさい。お姉ちゃんはこれから学校に行くから後は頼んだわよ」

「で、でも。お姉ちゃん」

「いつもどおりに接してあげればいいのよ。判った?」

「うん。マコちゃんの寝顔って可愛いよね」


どれだけ眠っていたのだろう。

目を覚ますと七海の足を枕にして寝てしまっていて、ミィーは気持ち良さそうに俺の腕の中で寝ている。

ゆっくりと起き上がり七海を寝かしててミィーを側に寝かせ、七海の寝顔を見ていると胸が締め付けられて切なくなってくる。

絶えられずに立ち上がると体が少し楽になり軽くなっていて気分転換に少し外に出た。

マンションを出て緩やかな坂を下りながら海に向う。

日は少し傾いていたがお日様が出ていて暖かかった。

砂浜に座って海を見ていた。

揺らぎの波の音。

頬をすり抜ける少し冷たい北風と暖かな日差し。

時折通る車の排気音と誰かの話し声が流れていく。

波がキラキラと輝いて光が眩しかった。

残された時間はどの位なのだろう。

1日かそれとも3日なのかはっきりした事は判らないけれど、そう遠くないはずだと言う事だけが何となく判った。

「はぁ~」

溜息をまた1つ、砂の上に寝転がり目を閉じると波の音と風の音が……

シャラン~シャラーン~ 

この音は……

「待ってぇ!」

「ここまでおいで」

「ずるいよ」

「僕、ずるくないもん」

楽しそうな笑い声が聞こえてきて。

一瞬、息が詰まる。

誰かが寝転んでいる俺の腹の上に座りやがった。

どうやら独りにはさせてくれそうにない当然と言えば当然なのかもしれない。

俺自身でこのゲームをリセットしようとしたのだから、俺の姿が見えなくなり探しに来たのだろう。

「こら」

「ミィーちゃん、何か言った?」

「僕、何も言ってないよ」

「うらぁ!」

力任せに起き上がると七海とミィーの体が砂浜に転がり小さな子どもの用にキャッキャッと笑い声をあげた。

2人を見ているとウジウジ考えている事なんてどうでもよくなってきた。

「マコちゃん、見つけた」

「真琴、遊ぼうよ」

2人を睨み付けると少し後ずさりして逃げ出した。

砂浜を駆け出し鬼ごっこが始まる。

波打ち際を走っているといつの間にか体の怠さも心に圧し掛かる重みも消えていた。



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