あとがき
最後までお読みいただきありがとうございました。
本作品は、元々、次作品である巨大ロボット物を描く息抜きで書き始めた物でした。
それが一話2500文字程度の構成だったために、この物語の方が先に投稿できる形になったので発表の流れに至りました。
そういうわけでかなり短い物語になっています。20話まで一気に書き、様子を見ながら話を膨らませるかどうするか決めようと思っていましたが、話数が増えるほど読者の反応は冷めていくという最悪の状況だったのでこれ以上話を膨らませることなく終わらせようと思いました。
ただ、本作品の最後の演出。迷宮ジジイがロウソクを一本消しながら語るシーンは美しいと思うのですが、いかがでしたでしょうか?
これが一番描きたかったシーンなので、本作品に失望して読むのをやめてしまった読者様にはぜひ読んでほしかった。
さて読者様の興味が失せていった理由は筆者にはわかりません。しかし、筆者がそんな状態だと現在書いていた巨大ロボット物(未発表)も共感は得られないだろうなと思い、こちらも執筆をやめました。
とても大きな挫折です。
今後の執筆については、しばらく時間をおきたいと考えたいと思います。
2025年10月吉祥日
黒神譚




