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-9-洋楽を聴こう⑦ライヴ盤を聴こう

 ライヴ盤も好きですよ。

 ライヴヴァージョンやライヴ盤は聴きますか?

 ライヴDVDなんかだと、映像もあって楽ますが。

 映像のないCDでも、じゅうぶんに楽しめます。


 恥ずかしながら、こちらも私。

 むかしは「ライヴヴァージョンなんて、演奏が(あら)くなった劣化版じゃないか」なんて思っていた、時期もありましたが。

 スタジオヴァージョンと違うアレンジだったり、間奏でのアドリブを楽しんだり。聴き比べを含めて、とても面白いものなのです。


 はい、これも邦楽でもそうじゃん、ってつっこみ。

 そして、私はまたこう答えます。

 ところが、洋楽のバンドはメンバーチェンジが激しいからこそ、だと。


 つまり、以前のメンバーさんのころの曲が、今のメンバーさんでの演奏で聴けるのです。

 まえのシンガーさんのころの曲を、現シンガーさんの歌で聴いたり。パワーアップした現ラインアップで、昔の曲を演奏してくれたり。メンバーチェンジがあるからこそ、貴重なライヴヴァージョンになることがあるのです。


 余談になりますが。まえの代とあとの代のシンガーさんが、同格のばあい。私は、あとの代のシンガーさんのライヴのほうが好きでして。なぜなら、あとの代のシンガーさんのライヴのほうが、曲が充実していることが多いのです。

 あとからはいってるんだから、あたりまえ???

 いえ、あとの代のシンガーさんがやめて、まえのシンガーさんがまた出戻りしたときでも、そうなのですよ。

 というのも。まえの代のシンガーさんは、じぶんのいなかった時期の曲を。「おれの後釜のやつの歌ってた曲なんて、なんで歌わなきゃなんないんだ」と歌ってくれないことが多いからです。あとの代のシンガーさんなら、じぶんは後釜だとわかっているので、そんな意地をはることは少ないでしょう。

 こうして。それまでの名曲がぞんぶんに配置された、セットリストでのライヴを楽しみたければ。あとの代のシンガーさんのほうがいいという、へんなセオリーが。

 足を運んでライヴに行くなら、歌うのは、より好きなシンガーさんのほうがいいですけどね。


 ちなみに、ライヴでやるためという理由も込みで。ファンサービスとして、今のメンバーさんでの、リテイク(()り直し)ベストアルバムを出したりもされており。あとの代のシンガーさんは、これにより、まえの代のシンガーさんのころの曲も、きちんと自分の持ち曲として堂々とライヴで歌えるようにもなったりします。……シンガーさん替わると「なんか違う」って声もあるのでしょうから(苦笑)

 これにより、逆にまえの代のシンガーさんも。出戻りしてから、じぶんの不在の時期のリテイクアルバム出して。それを機に、そのころの曲もライヴでやってくれればいいのですが、そんなケース、あったか確認できていません(苦笑)もしみつけたら、ご報告したいと思います。



 メンバーチェンジが激しい洋楽バンドなら、「そのとき」のバンドの状態で、あの曲たちを聴くことができる楽しみが増しますのです。

 ライヴヴァージョンや、ライヴ盤。

 なかなかいいものですよ。

 ライヴ、行きたいんですけどね。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  歌い手さんが変わると、よくも悪くも感じが変わるのでしょうけど。  それを含めて楽しんでおられる感がありますね。  変わらない、のもひとつの美点で。  変わるからこそ、もまた別の魅力な…
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