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第五回 『ロシュフォールの恋人たち』 ー 恋する者は、歌って踊る。フレンチミュージカルです ー

『ロシュフォールの恋人たち』

1967年 フランス カラー

ジャック・ドゥミ監督作品





 はい、またフランス映画です(笑)

 ドゥミ監督のミュージカルといえば『シェルブールの雨傘』も有名ですが、こちらはより派手でダイナミックなミュージカルです。『キャラバンの到着』という曲は、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。


 恋する大人たちが出てきて、途中殺人事件なんかも起こるものの、そんなことはまるで嘘のように明るく楽しい、歌と踊りのミュージカルです。




 様々な登場人物が出てきておもしろいのですが、ここではカトリーヌ・ドヌーヴ演じるデルフィーヌとジャック・ペラン演じる水兵のマクサンスをご紹介します。


 理想の恋人を探しているマクサンス。夢見がちな彼は、自分で絵に描いた理想の女性を探し求めている。

 バレリーナを志し、パリ行きを望むデルフィーヌもまた、理想の恋人を求めていた。

 そしてなんと、デルフィーヌの容姿は、マクサンスの絵の女性とそっくりなのだが、残念ながら、二人はいまだお互いを知らない。やがてデルフィーヌは彼の絵を目にすることになるのだが、肝心のマクサンスには出会えない……。ついでに言っておくと、デルフィーヌの母親はマクサンスを知っているのだが、彼の描いた絵が自分の娘にそっくりだということを知らない……。

 さあ、映画が終わるまでに、この運命の恋人たちは出会うことができるのだろうか……。


 かなりらされます。見ていて心がムズムズします。近くにいるのに、あー行っちゃったよー……っていう(笑)

 フランス映画らしいオシャレな遊び心。キュンキュン間違いなしです。ふふふ^^




 ちなみにこの映画、アメリカからジーン・ケリーとジョージ・チャキリスが参戦しているのですよ。


 ケリーといえば、『雨に唄えば』

 チャキリスといえば、『ウエスト・サイド物語』


 ね、ゴージャスでしょ。

 特にケリーが踊り出した途端、「アメリカ、来た〜っ」って思える、あの感じがたまらない^^

 アメリカの古い時代の、はっちゃけた感じのミュージカル。あれが好きな人にはたまらないでしょう。




 そうそう、最後にご紹介。

 この映画、ミシェル・ルグランが作曲しているのですが、彼が作曲で携わった映画、実はもうご紹介しているのですよ。第一回の『女は女である』です。よろしければ、そちらも見てくださいね♪


 では、次回もお楽しみに。





曲はね、たぶん聴いたことあると思いますよ♪

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