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放送委員会のススメ  作者: 飯田橋 ネコ
18/69

八丈島

 7:00羽田空港第二ターミナルビル1番時計台集合。期末テストと終業式(地明かりと前明かりをつけて、演台にサス合わせて、ワイヤレスマイク2本準備して、体放でさぼるだけの簡単なお仕事)を終え、放送室のドアに“ちょっと旅に出ます。探さないで下さい”って達筆貼り付けてきたあたしたちは、これから合宿というやつに出かける。放送委員会の合宿っていったいどんなコトするんだろ?神崎先輩は“いつもと大して変わんないわよ”なんて云ってたけど……。


「おはよー! ってなんで中島制服なの?? 髪の毛もぼさぼさ……。女の子なんだからもうちょっとなんとかしなさいよ……」

この間の現場ですっかりいい色になった腕を夏服のブラウスの袖からのぞかせてるあたし。神崎先輩は珍しい生き物でも観察するように眺めている。だって3日分の服とか考えるの面倒くさいんだもん。朝も寝杉たからHouston I have no time.だったのさ……。

「おはよー……」

あ、だっち先輩だ。って先輩も制服じゃん! しかも上は適当英語ロゴ白T(たぶんJeansM○teの3枚980円くらいの奴)。髪の毛もいつもどおりぼさぼさ。ヒマラヤとか余裕で縦走できそうなおっきなバックパックから、いつものヘッドホンが生えてる。

「アンタたち、何なのよ……」

呆れる神崎先輩は、CECILの夏コーデ。意外と(失礼ねっ!)スタイルいい上にナチュラルメイクで爽やかな感じ。正直マブいっす。

「おっはー」

放送委員会(ウチ)の飛び道具登場。テーラードジャケットにVネックのカットソー。ユーズドのチノパンにサンダルといったカジュアル系でまとめてみましたって感じの加瀬先輩。夏を先取りしちゃった感じの色の肌を、シルバーアクセが当たり前のように取り巻いて、すでに高くなった朝日をギラギラ跳ね返してる。

「おはようございます……」

殿は最近モブキャラ感の否めない白山だ。入学式の時の輝きは何処におわすといった感じの彼女は、それでもAnkRougeでまとめてて、雪子って名前に恥じぬ女子っぷりを発揮してる。眼鏡もいつもの黒縁じゃなくてセルフレームのに変えてて、心得てらっしゃる感じ。っていうかあんたやれば出来る子じゃん。


 ってことで、全体的にあまりにまとまりのない五人が、既に混み始めた羽田のターミナルを歩いて行く。あ、そうそう、とか云ってチケットを配る神崎先輩。行き先は八丈島空港。55番ゲート 7:30発 NH1891便だそうで……。ところで先輩。このチケット代とかってどうなってるんですか?


「あぁ、それなら大丈夫。全部向こう持ちだから no problem.」

ってなんのこっちゃ……。


 手荷物カウンターでだっち先輩がバックパック見せて“これ精密機器入ってるから持ち込みしたいんですけど……”なんてグランドスタッフ困らせてるけど、とりあえず知らない人のふりしてスーツケース預けて身軽になったあたしたち。程なく搭乗案内。一人多く乗っちゃったりすることもなく無事にタキシング。機長さんからご挨拶。“……え〜、通勤時間帯に伴い、誘導路ならびに滑走路混雑により、到着時刻に若干の遅延が……” まぁ考えたら世間は絶賛お仕事中なわけで、早朝から離島へ繰り出そうというような不埒な飛行機は後回しなわけです。


挿絵(By みてみん)


 20分ばかり空港の中をうろうろするA-320。やーーっと離陸の順番が回ってきて、テイクオフ。そういえば飛行機乗るの久しぶりだわ。子供の頃、熱出すと保育園行けずに乗せてもらった記憶が甦る。あの頃はそれが普通だと思ってたものね……。


 飛んで30分もしないうちに着陸態勢。どすこいって感じで降りたら逆噴射&急ブレーキ。八丈島空港は近くて狭いらしい。ボーディングブリッジに出ると海と草いきれの香りが湿気とともにまとわりつく。ここは東京都亜熱帯区八丈島(by八丈島観光振興実行委員会)だそうで……。


「今回のスポンサーはその委員会よ」

神崎先輩が教えてくれる。“あとは先輩のお父さまね” 先輩の視線の先、到着ロビーの人だかりの中に、いかにも島の漁師って風情のおじさんが立ってる。


「とうちゃん!」

加瀬先輩が手を振る。

「お、俊之!……お前、また一段と色気付きやがって、まったく」

“こんにちは〜” “おひさしぶりです〜” あたしたちは挨拶する。妙に照れ始める“とうちゃん”

「二人は初めてだったね、これ俺のとうちゃん」

「白山です」

「中島です」

「よく来たなぁ。姉ちゃんたち。おめぇまた女の子連れて帰ってきて。どうなってるんだ東京は!?」

「……みんな仕事仲間だよ」

「いうてもよ、こっちの姉ちゃんなんか学生さんじゃないんかね?」

……みんな高校生ですが何か。



挿絵(By みてみん)


 雅之さん(57)の運転するサンバーに定員無視(マジで狭いんですけど……)で乗車して都道216号を北西に進むと道路標識に底土港の標記。その先の小道を二〜三回曲がると“加瀬荘”のしなびた看板が見えてくる。


「いらっしゃーい。あ〜れ、今年はまた女の子増えて、まぁ、まったくこん子は東京で何しとるんかね?」

ひと目で加瀬先輩の母親と判別できる方が出迎えてくださる。ひとしきり挨拶。サンバーのリアゲートから荷物と一緒くたになっただっち先輩が転がり出てくる。

「あ〜れ、イケメンさんが台無しじゃね……」

八丈島はイケメンの閾値が低いのだろうか?


「さっそくでわりいけど、荷物まとめたらまたここに集まってくれ。30分後くらいで、じゃ」

加瀬先輩はそう言い残すと、木造2階建ての中へ入ってゆく。敏子さん(45)がお部屋に案内してくださる。二階、松の間は太平洋が一望できる畳の部屋だ。女子三人で荷物をごそごそする。おもむろに作業着に着替えだす神崎先輩。黒Tにデニム。“あーやっぱりそういうことだと思ってました……”なんてつぶやきながらスーツケースから作業着を引っ張りだす白山とあたし。


「明日、すぐそこの海水浴場のステージでイベントやるんだけどね、そこの照明と音響が今回の仕事よ」

てきぱきとメイクを落としながら、神崎先輩が説明してくれる。

「役場の人が業者の手配忘れちゃって、観光客向けに告知まで出しちゃってるから中止ってわけにもいかなくて、で、加瀬先輩のお父様が、“ウチの息子は東京でそういう会社に勤めてる”って寄り合いで自慢しちゃったのが去年の春。で、今年も引き続きってなったわけ。オリンピックとか豊洲とかで使いすぎちゃって、ここの支庁に下りるはずだった予算が……っていうウラの事情もあるみたいよ」

「へぇ、いろいろ大変なんですね〜」

「そうね、まぁ一番たいへんなのは早瀬じゃないかしら……」

「へ? どうしてです?」

「照明は夜暗くなってからお仕事だけど、音響は朝からずーっとだからね……」

うわ〜。他人事とはいえ先輩ちょっとかわいそう。


 その日は日没まで仕込み。機材はレンタル業者さんが2tトラックで持ってきてくれたので、すでに組んであるイントレに吊り込むだけの簡単なお仕事。っていうか機材の手配までしといてオペレートの業者発注しなかっただなんて、どんだけ有能なんだろう役場の人……。発発の油代がもったいないとかで、照明のシュートと音響の仕込みが終わったら本日の作業終了。


 宿へ帰ると、敏子さんの島料理がズラーっと並んでる。すでに晩酌始めてたお父様が赤ら顔でおじゃりやれ〜! って迎えてくれる。そのまま晩酌のお相手に引きずり込まれた加瀬先輩とだっち先輩を放置して、とりあえずはお風呂!


 なんだかいろいろと抱えている二人があたしのほうを見てくる。

「中島、それだけなの?」

着替えとタオルとシャンプー(試供品の小分けの奴)と石鹸入れを抱えたあたし。え?これ以上何か要るの?

「……ほんとに女子力低いのね」

呆れ顔の神崎先輩。白山まであたしのこと憐れむような目つきで、

「いちおう主人公なんでしょ……」って。

別にこれで困ったこと、ないんだけどなぁ。うーん、そういえば中学の修学旅行の時にもおんなじこと云われたような気がするかもね。


 お風呂からあがると、ご飯を頂きます。すでに酔いの回った男三人(って未成年混じってるような気もするけど……)は、部屋着のあたし達を見て、急に声がちいさくなっちゃった。敏子さんが“なんだか家族が増えたみてぇで、おもしれえねぇ”とご飯をよそってくれる。


「……で、本命はどの娘なんだ? え?」

「そういうアレじゃねえよ、おやじ!」

「じゃぁ、どういうことなんだぁ? お前? こんな綺麗どころ揃えやがって、隅におけねぇつうかさすが俺の倅だぁな」

「おやじちょっと黙れよ……」

……あの本人たちの目の前で密談とかしないで頂けますでしょうか? 会話の内容が小学生レベルなのも気になるし、って、だっち先輩もう寝てるとか!




「先輩はどうして放送委員会入ったんですか?」

白山がネリのお浸しを食べながら聞く。あぁそれあたしも気になってた。

「わたしね、これでも一応目指してるのよ、民放の局アナ」

「へー! すごくないですか!?」

「なれたら、の話だけどね……」

先輩の美貌と美声だったら余裕な気がする。そうかしら? そうならいいけど、と先輩は続ける。

「あとは大学次第よね。やっぱりダントツで慶應卒が多いから……」

慶應かぁ……。そういえばあたし大学のこととか何も考えてなかった。っていうかもしかしてそれ以前の問題な気がふつふつと…。

「中島は……今はそれでいいかもしれないし、そんな中島がいいって思うヒトが現れるかもしれないけど、まずは女としてこの世の中渡って行かなきゃ、って、わたしは思うな」

神崎先輩に諭されて思う。確かに、耳にタコその他が複数個できるほど言い聞かされてきました、あたし……。

「そういう雪ちゃんは? どうして放送に入ったの?」

今度は先輩が白山に尋ねている。それだったらあたし前に聞いた。白山は放送委員会を文字通りマスコミ機関だと思ってて、政権とるためにはまずここを押さえなきゃって、民○党もびっくりな思考回路が発動したとかなんとか……。何の魚かよくわからないお刺身をカラシ(!)で頂きながら思い出してた。

「わたしですか? わたし……実はすっごい勘違いしてたんです」

「勘違い?」

「高校入ったら、勉強して、バイトして、そんな感じで適当に過ごすんだろうなぁ、って」

「それのどこが勘違いなの?」

「先輩たち見てて思ったんです。高校ってただ勉強するだけの場所じゃなかったんだって。世の中にはもっともっと面白いことがいーっぱいあるんだって。だから、先輩たちにはすっごい感謝してるんですっ!」

どうした白山。酒でも入ったのか? とあたしは思う。だけど、云ってることは理解できる。つい半年前まで、あたしたちはそれぞれ中学校に通っていた。大体において子供のころからの連続性のある社会の中で暮らしてきた。どんなに背伸びしたって、たかが知れている。地元から離れて、今まで見たことも聞いたこともない出来事に直接触れて、白山は変わったんだと思う。

 あたしにしたって、耳年増で人とちょっとくらい変わった生活を送っているからって、世の中見切ったくらいに思ってたけど、まだまだだって思い知らされる毎日だ。


 敏子さんがしょうもない男たちに薄手のタオルケットをかけている。あたしたちは広い台所で食器を洗って、部屋に戻った。誰かと同じ部屋で寝るなんて、一年ぶり。浜に打ちつける太平洋の波の音を聞きながら、久しぶりのばたんきゅー。


 翌朝、まぶたに暖かいものを感じて目を覚ますと、太平洋に顔を出したばかりの太陽が、ジリジリと網膜を攻めてくる。わぉ。一階に降りて行くと、加瀬先輩とだっち先輩が昨日と同じ格好で横たわっている。同じタオルケットを仲良くわけあって。ちょっと可愛いって云ったら変だろうか?


 雅之さんはもうとっくに漁に出たあとだった。台所で敏子さんのお手伝い。手際いいわねえと褒められる。まぁ慣れてますから。神崎先輩と白山が起きてくる。

「はいは〜い。貴重な女子高生の寝起き姿ですよ〜」

神崎先輩がポン引きよろしく手をたたくも相変わらず安らかに眠る男の子たち。

「もー、現役JKの目覚ましキーック!」

とか云って、結構おもいっきり蹴っ飛ばしてるし……。

“あぁああ効くわ〜、もう一回……”とか云ってる加瀬先輩。だっち先輩は“ココハ誰?オレハ何処?”状態。


 朝ごはんを頂いて、だっち先輩(なんかしじみ汁をひたすらすすってた……)はそうそうに出勤。9:00から開会式と町長さんのご挨拶。10:00から婦人会の日本舞踊。11:00から町会対抗のど自慢大会…などなど、すでにステージはフル稼働。あたしたちも8:30には卓電入れて朝のチェック。地明かりのPARをフルでつけたら、あとは夕方までフリータイム。


 加瀬先輩が作業着を脱ぎ捨てると、その下はサーフパンツだ。神崎先輩も同じことして、地元のおじさんたちの視線を釘付けにしてる。ちょっと大胆すぎやしませんかそのオフショルビキニ……。白山はドットのワンピ。やっぱり心得てやがるコイツ。で、そういうあたしはスク水だっ!


“中島のそれって、ある意味犯罪よね……”

なんて神崎先輩が言ってるけど、水着買いに行く暇と気がなかったから仕方がないんですごめんなさい。


まぁ、何はともあれあたしたちは高校生で、夏休みで、目の前には太平洋だ。泳がないほうがどうかしてる。だっち先輩にはちょっと悪いけど……、あ、先輩、PARの球切れたりしたら呼んでね〜。


「あいよ〜……(泣)」

こっちも見ずにヨロヨロと手を上げる先輩。がんばれ、超がんばれ。


 波打ち際でアキレス腱だかなんだかを伸ばして準備体操してると、ダイビングショップの方からなんか若い子がやってくる。

「としゆきせんぱいじゃないですかぁ! おひさしぶりで〜す!!」

誰だろう? っていうかすっごいギャル。しかもスタイル半端無くいい……。

「おぉ、久しぶり〜、って誰だっけ?」

加瀬先輩が実に適当なことを云う。

「櫻井ですよぉ!富士中の!先輩ったら相変わらずおっ茶目さーん!!」

などとのたまい先輩にまとわりついている。

「ところで〜、このガキとBBAは何ですかぁ?なんかキモっ」


 海を見ながら屈伸していた神崎先輩の動きが止まる。振り向く先輩の眼は今まで見たこともない鋭さで、闖入者を射抜くが、ホームの強みか一向に引こうとしない櫻井某。

「先輩ったら東京行ったっきり全然連絡してくれないんですもん! お手紙送ったのにぜんぜんお返事くれないしぃ……、だからぁ、わたし先輩の隣の高校入ったんですよー!」

一方的に喋り続ける某。曰く飯田橋高校に見事不合格の後、直線距離にして100m東側の倭洋女子中学・高等学校に編入。放課後は飯田橋高校周辺をうろついていたというのだから、これはもう立派に勤勉で健気なストーカーの類である。


「あ、加瀬だ! お前生きてたんだぁ! うわー超ホストみたいじゃね? さすが中卒で働いてる奴はちげえよなぁ……」

なんかめんどくさそうなのがもう一人増えた。加瀬先輩を劣化コピペしたあとに垢を三層くらい塗ったくったようなイモメン。

「あぁ〜ヤマザキだったっけ……?」

「ザキヤマだよっ! てめぇ折りたたみ傘返せよな! 中学ん時の!」

……ちいせえ男がいたものである。


 えーっと、いろいろ情報が錯綜してるみたいだけど、ザキヤマ氏と加瀬先輩は富士中とやらの同期で、そこのギャル櫻井は後輩ってことかしら? “だいたいあってる。しかも同じ部活だったんだわ、こいつら。親父と一緒で人の話聞かねえんだよ……”と答える加瀬先輩はちょっと大人っぽかった。こんなの初めて。


「元はといえば、てめぇが東京行くとか言い出したから話が読めなくなったんだろ!?」

ザキヤマさんちょっと怒ってます。

「俺も、櫻井も、一緒に八高行こうって話してたじゃねえかよ。それをてめぇ勝手に東京行くとか抜かしやがってよ。櫻井だってこんなになっちまったしよ。全部てめぇのせいだかんな!!」

二日酔い気味の脳から三年くらい前の記憶をダウンロードしている加瀬先輩。

「あぁ思い出したわ……。崎山。お前さぁ“純子は俺のヨメだから手ぇ引けよコラ”って俺のことボコボコにしてくれたよな。確か」

「あ゛」

「でさ、そんなんでも一応何かあった時用にって、下宿先の住所渡しといたよな、早稲田の」

「……え? 蒲田じゃなかったんですか?」

急に勢いをなくす櫻井。でもでもそしたらなんで帰ってこないの?? お手紙。

「崎山……。確かお前の兄ちゃん、三根郵便局で働いてたよな……」


 数刻後、ストーカー同士で方言飛ばし合ってる二人を置き去りにして、あたしたちは太平洋に浮かんでた。先輩にも中学生だった頃があったんだ……。当たり前だけどちょっと意外。ところで先輩って何部だったの?


「茶道部」

……そうくるかね。


 夕刻。八丈富士に夕日が舞い降りる頃。あたしたちはお仕事する。上手(かみて)のサイドフォローは白山。下手(しもて)のサイドフォローは神崎先輩。そしてセンターはあたしだっ! 地元のおじさんバンドが何気に凄いセッションしてるステージ。あたしの隣ではだっち先輩が“これヤバイやつだ……”ってニヤニヤしながら幸せそうにMackieの24chいじってる。反対側では加瀬先輩がちょっとマジな顔でSCENE SETTER48の限界に挑戦してる。こんな時間があと何回あるんだろう。あたしたちはいつまで一緒にいられるんだろう。ふとそんなことを考えるあたしの上には、いままで見たこともない星空が広がっていたのだけれど、ステージが眩しすぎて見えない。

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