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六話

さらに湿原の奥へ進むと、ライルたちのパーティに会った。


「あ、伯爵さん」


「どうしてここに?」


「夜目のレベル上げにちょうどいいからですね」


 レベル上げ? 辺りは暗く、見えないといつブラックアメンボムなどが襲ってくるか分からない………………だからなのか?

 せっかくだからライルたちのパーティも覚えておこう。


「対人戦をしたいのですが、どうですか?」


「いいですね。僕とですか?」


「それはまた今度にしましょう。私は、他のみなさんの実力が知りたいですね」


「アリスはヒーラーだから除外、ヘイムはやめとこ。なら、リーがやってみない?」


「私ですか?」


 軽装の獣人、おそらくスピードに特化しているであろう女性。私はPVP申請を送った。



「”ショット”」


 いきなり投擲から始まるPVP、だが慣れた。


「”ショット”」


 こちらも同じショットで打ち返す。相手は投擲スキル持ち、手に持っているのは――――針?


「ジャンプ、”ショット”」


「付与、筋力 付与、生命 付与、敏捷 付与、器用」



 リーは私の近くまで近寄ると、大きく跳躍した。飛びながら私にショットが飛ぶ。それを弾くも後ろに回られた。私を背後から一突き、そんなにHPは減らないが状態異常になった感覚。あの針か! 

 思わず私は肘でリーの顔にフルスイングした。これには面喰った模様、思わずリーが少し引く。このチャンスを逃すわけにはいかない、畳みかけるため剣を振るうが、二本の針にガードされる。だが、私はそのまま頭突きした。こちらのHPは毒と頭突きの反動で減るから早急に決着をつける。


「”ハイジャンプ”」


 リーはいったん逃げ出そうと高く飛ぶが、そんなので逃がすわけがない。


「”ノックキック”」


 高く上がっていくリーに合わせて蹴り。蹴りにより予想外に高く上がったリーは今まさしく無防備だろう。


「”ニードル” ”ニードル” ”ニードル”」


 そこに三連ニードルをぶち込んだ。空中で碌に回避姿勢もとれず、私はリーに勝利した。




「さすがですね、私負けたのにレベルが1上がりましたよ」


「他にやってくれる人はいないかな?」


「んじゃ俺が」


 さっきまで休憩していた重装備の戦士らしき男が立ち上がる。確かヘイムだっけ。


『ヘイムさんからPVP申請を受けました』


 あれ? 疑問形じゃない。こいつは私が受けることを確信しているのだろうか?







 ヘイムはいきなり攻撃してくることなく、待ちの姿勢。まあ、あんな装備じゃこっちに向かって走れないからこちらから攻撃するのが筋だろう。まずはジャブ。


「付与、筋力 付与、生命 付与、敏捷 付与、器用 ”ノックキック”」


 ノックキックは、蹴りのアクションスキル。ダメージはあまり期待できないが、相手へのノックバックが付与される。このスキルを習得したのは、私は蹴りをダメージソースではなく、攻撃の起点などにしていたからだと思う。ノックキックはヘイムの大楯により、多少後ろに下がるもノーダメージ。ちなみに、格下相手ならノックキックで怯ませる➡攻撃➡またノックキックの無限ループが可能。大楯は盾のSPにさらに4払って追加される武器。一部の武器は武器スキルにSPを追加で払うことにより、その武器スキルの対象として扱われるのだ。さっきの針は多分短剣スキルに追加とかそういうのだと推測できる。


「”カウンター”」


 私の蹴りはことごとくガードされ、カウンターで返される。しかしながら、ノックキックを多用したため、帰ってくるダメージは私のHPを三割も減らさなかったりする。返されたなら潮時だろう、蹴りを止めて何か別の突破口を探すべきだが見つからない。


「”スラッシュ”」


 不意打ち気味にスラッシュ。勿論ガードされるが私はまたも動作の途中で剣を手放す。ニードルのようなことをスラッシュでも実現できないかと思ったのだ。スラッシュは払い、ニードルのようにまっすぐには進まない。一度目のスラッシュはその軌道を辿りながら大楯の横へ切りかかるが、すぐにバックステップで引かれる。

 一度スラッシュを見せてしまったのなら不意打ちは効かないだろう、だが先ほどのスラッシュは改善の余地があった。私は思わず足を止めて考えてしまうが、ヘイムは近づかなかった。


「”スラッシュ”」


 再び剣を取り出し投擲。私はイメージする。ただ、ニードルを使っても投擲にはならない。ニードルに投擲の動作を+して投擲が出来るのだ。そしてそれは、ダーツのように行われる。ニードルによってもたらされる加速に、さらに力を加えて投げる。スラッシュはどうだろうか、ニードルのようにやってもうまくは行かないだろう。何せ動作が違う。スラッシュの場合は横に払う動作がアシストされる。ダーツのようには投げれない。ならどうする?

 私は剣を少し長く持ってスラッシュを放ち、そのまま放った。フリスビーのようなイメージ、スラッシュに横回転を加えて投げたそれは、空を切って大楯の横を突いた。


「そんなのありかよ、”インターセプト”」


 愚痴りながらも、大楯のアクションスキルでそれも防がれる。だがそれにより出来た隙、逃すわけにはいかない。何よりこの相手とは相性が悪いのが実感できるのだ、長引くほど不利になる。インターセプトの強引な移動によって動きが止まる、盾を掴んで乗り越えた。瞬時に大楯を手放し、剣を取り出す判断の速さは私も舌を巻く。大楯を乗り越えるために剣は一度手放した、間に合わない。ここでこの剣を喰らうとまた大楯を乗り越えるところからやり直しだ。だから、私は噛みついた。無茶の代償として、HPは頭突きと比較すると三倍以上の減りを見せたが、剣を突破した。ここからが正念場、減ったHPからして次はない。噛んだ剣を吐き捨て、ニードル。片手剣はヘイムの体を固定するように突き刺さり、ノックキック。片手剣で固定されているため、ヘイムの体は僅かに動くのみ。アクションスキルでお膳立てした後は、吸血だ。レベルが上がったことにより、吸血の吸収効率を変更できるようになった私は、HPを優先して削り取る吸血を使う。魔法使い相手の場合はMPを優先、そのうち使う機会があるだろう。 

 このまま倒せるかと思いきや、なんと力負けした。いったん仕切り直し、吸血鬼に力で勝てるだなんて鬼人くらいしか思いつかないが。


「ひょっとしてご同輩ですか?」


「そうだよ、あんたほど滅茶苦茶じゃないが。言っとくがまだ俺は諦めないぞ」


「? 私は普通に戦っているだけです。それと、出血しているので諦めた方がいいかと」


「マジか、出血じゃん。じゃ、降参するわ」







「いやー凄いですね、あのスラッシュといい、跳躍といい、今まさに思いついたから試したという感じでしたけど。私もいつかあんな風に戦ってみたいですね」


 若干失礼かもしれないこいつは、ライルたちと知り合い以上それ以下といっていい、どこかのギルドの記者だった。ひょっとして今回のPVPはこのネタにするために受けたともいえるのか? まあ、どうでもいい。

 で、どうでもよくないのがSP、1増えている。五回勝ったから貰えたらしい、なら今後もPVPを頑張ろう。6SPに達したので狂化を取っておく。








・ポイズンビー


針に毒があるモンスター。


 ひょっとして、さっきのリーの装備はこいつからドロップしたものだろうか? きっとそうに違いない。ライルたちと別れた私はさらに湿原の奥に進んだが、ライルたちはもうここに来ていたのか。


「狂化」


直後、頭がグワン(・・・)と揺れた。意識が少しずつ薄れる、目の前の敵を倒せと叫ぶ。思わず私は立ち止まる、倒せ。潰せ――――突き刺せ――――――破壊しろ、殺せ!


「しゃらくせぇっ!!!」


 システム如きが私を操ろうなど生意気だ! 少し素が出てしまったが、狂気に飲まれるのは阻止できたようだ。それでも感情の高ぶりはまだある、焦らず冷静に行こう。

 ポイズンビーは名前通り毒だよな、よしよし触れなきゃいいんだ。っとやはり語彙に乱れがある。深呼吸だ、前を見ろ。あれに当たったら死ぬ、そう考えろ。針が私に近寄る、必要最小限、私はゆっくりとした景色が見えた。スローモーション、流されるまま私は、ポイズンビーに剣を。


 狂気によって集中の境地に至るとは、いったいどういうことなのやら。とはいえ、確かに極限の集中状態にあるときとは、狂気であるともいえる。アイテムが出ない、一時間では無理。出ない、出ない…………確かにそうだ、まさしく真理だろう。さて、次いこ。





・ブラッドビー


針に出血毒があるモンスター。


 似ているが違う、この場合は出血らしい。とはいえ、バージョン違い、恐れる要素は…………


・パラライズビー


針に麻痺毒があるモンスター。


 麻痺バージョン、しかし当たらなければ…………



・ブラックポイズンビー


針に猛毒があるモンスター。


・ブラックブラッドビー


針に出血毒があるモンスター、夜限定。


・ブラックパラライズビー


針に麻痺毒があるモンスター、夜限定。


げ。三匹同時、ブラックポイズンビーは夜以外も出るのか? とりあえず当たらないように注意して、


・ポイズンブラッドビー


針に二種類の毒を持つモンスター。


「は?」


・トリプルポイズンビー


三種類の毒を持つモンスター。


・デンジャラスビー


多種多様な毒を持つモンスター、危険。


 思わず声が出た、こんなもん即刻退避に決まってる、敏捷に付与して逃げろ!










「今日はどうだった?」


「蜂に襲われて逃げ帰った、あれはやば過ぎ」


「あー」


「ブラッドポイズンビーとかデンジャラスビーなんかはとてもじゃないが、無理だな」


「あー…………え?」



 ログイン、スキルを確認すると狂化が何故かレベル5だった。たった一回の使用なのに5? 上がり幅がおかしい。スキルの上がり方には差がある、例えば吸血なんかは使う機会が限られているため、少し上がりやすい(あくまで私の体感では)。狂化は…………確かに、使用頻度が多いスキルだとは思わない、比較的上がりやすい分類に入るだろう。だが、それでもこれは異常だ。ならば別の可能性?

 考えてみた結果、スキルの使い方だったのではないか、と結論を出す。あの時、私は狂気を制御した。それが、大幅なレベルアップの原因と考えるのが一番自然だろう。制御することによって、何が違う?


「狂化」






 分かった、継続時間の差だ。もう一度狂化、今度は何も考えずにやってみたところ、非常に短かった。つまるところ、制御することによって狂化の継続時間が大幅に伸びていた、というのが真相だろう。ステータスの上がりは何も考えていない方が良かったが、継続させた方が長期的にみてかなり得だろう。どうも、ファンタジアではこういう自由度が高いな、だがそれがいい。プレイヤーたちの工夫と努力を生みだすのなら、私もそういう一員になりたい。だから、このファンタジアには終わってほしくない…………




 再び湿原、今度は慎重に進もう。静かに進むと、敵もあまり出てこなかった。そこで、


「狂化」


 音が増える、これは私の狂化にモンスターが惹きつけられているとみていいのか? だとするなら下手には使えないな。狂化の検証は進んだが、もともと私はソロだ。ゴブリンならともかく、蜂の集団を倒すのは厳しい。レベル上げをしたいが、使うと群れなどを呼ぶ可能性が高い。あいつが来る前にもう少し確かめておきたいのだが、どうするかな。











『アイスにPVP申請をします』


 モンスター相手に使えないのなら、対人戦で使えばいいという考え。もっとも、狂気を制御しなければまともな勝負にはならないのだが。だから燃える。


「これで四連勝、突然現れた魔王に挑戦者は!?」


「お前誰だよ」


 魔王とはいったい。


「私ですよ、この前湿原で会った。名前はフー」


「ブー? あ、確かに。何やってんの?」


「私はこのファンタジアを盛り上げるギルドの一員、ならばそのために何でもする、だからです」


「よく分からないが、クーは私とPVPを」


「しません、レベルは4です、情報収集専門なんで」


『ゲイルからのPVP申請を受けますか?』


 お、さんが取れてる。敬意が無くなった? というか、ゲイルか。


「よ、伯爵。魔王だとは知らなかったが、戦おうぜ」


「少年、その心意気だ。倒して見せよ!」


「いや、ロールプレイしてくれと頼んだわけでは…………」









「付与、筋力 付与、生命 付与、敏捷 付与、器用」


「”ジャンプ”・”ジャンプ”・”ジャンプ”・”ジャンプ”」


 上手い。ジャンプを低く繰り返すことでステップ、攻守で使える万能パターン。高く飛ぶという発想はあっても、低く飛ぼうなんて考え方はなかなかできない。私がスキルを使っているのを見て、応用できないか考えたのがこの結果なのだろう。素直に賞賛を送りたい、というわけで


「”ニードル”、スラッシュ”」


 お決まりのニードル、そしてスラッシュ。ニードルは難なく、スラッシュも完璧に避けた。


「攻めてこないのか?」


「いや、見せただけ。少年の工夫に敬意を表しただけだ。私は魔王らしいから、少年が攻めてくるのを尊大に待とうじゃないか」


「この前より投擲のレベルがかなり上がってるみたいだし、そうさせて貰う。”ジャンプ”、”ダブルジャンプ”、”ハイジャンプ”、”ダブルキック”」


 ゲイルは私の斜め上に飛ぶと、空中を蹴ってハイジャンプ。ハイな分速度が違い、急加速となる。一度は躱すも、二度目は貰ってしまった。


「”ノックキック”、”ブレイクパンチ”」


 逃がすつもりはないようで、ノックキックからのコンボ。ノックキックは剣に当ててもノックバック、防ぐにはガードスキルが必須。防げない、地に倒れる。ブレイクパンチによって付与が消失――――――


「おーっと、魔王大ピンチです、このまま負けてしまうのか!?」


「付与、きんりょ」


「言わせねえ、”咆哮”!!」


「っ!? ”スラッシュ”、”スラッシュ”、”スラッシュ”」


「”アイアン”!」


 咆哮により付与がキャンセル、即座にスラッシュに切り替えるもHPはレッドゾーンへ。スキルの連発が駄目な理由として、軌道が読みやすいことが挙げられるが、それを覚悟で私はスラッシュと同時にバックステップ。だが、ジャンプも混ざった攻撃、逃げきれない。つまり、一か八かをしようじゃあないか。


「狂化、”スパイラルニードル”」


「! ”ハイジャンプ”」


 掛かった、狂化はまず間違いない警戒していただろうし、謎のスキル。私はそのまま投擲の姿勢に、それを見てダブルジャンプ、だがコースは限定されている。そして私は剣を投げない、スパイラルニードルというこのスキルはニードルの亜種。ただし投擲は不可能、回転を加えた分もともとの精密さが失われ狙いが定まらない。よって、投擲はフェイク。警戒してダブルジャンプをさせることこそが狙い、逃げ道はない。


「”スラッシュ”➡”スラッシュ”」


 スラッシュじゃ足りないと思った、相手のHPはまだ8割、削り切れない。吸血は明らかに警戒されている。だから至近距離でのスラッシュ――手放す――――掴む―――――スラッシュ。スラッシュのモーションにスラッシュを重ねた、軌道が変化する。凶化状態だからこその荒業、一気に決める。


「ノックキック、”ニードル”➡”ニードル”」


「決まったーーー!! 魔王大、大逆転ーー!!!」


 うるさいな、潰して…………おっと、思考が凶悪化してる。まあ、勝ったからいいか。


「土壇場でスキルの連続発動とか………………わざと?」


「いや、わざとではないが。あれは賭けだったし」


「だろうな。というか、あれはどうやったんだ?」


「見ての通りだが? こう”スラッシュ”。で、手放す。手放してもスラッシュのモーションは終わるまで続くから、その間にもう一回スラッシュ。ニードルも同様だ」


「それ、投擲前提じゃねえか。真似したくても無理、ずるくね?」


「あー…………確かに。武器が無かったら不可能、スキルキャンセルでも探せ」


「おい」





 PVPも10連勝、SPも追加された。レベルも2上がっており、スキルレベルも10到達。SPは6貯まっている、どうしよう?


・ジャンプ SP6


特定の動作をアシストする。


 これだな。さっきゲイルが行ったジャンプの連続使用、あれを取りあえず目指そう。機動力という私の弱点を少しでも解消することを願って、いざホッピング。







「ホップ・ステップ・ジャンピング―」


「? 何それ」


「妹には伝わらないか、当たり前だが」


「ジャンプスキルを取ったの?」


「まあ、そういうことだ。妹は?」


「火属性強化・火魔法・高速詠唱・魔力回復速度上昇とか…………魔法特化」


 何だそれ。火魔法はともかく他のスキルは習得可能ですらなかった。気になって調べてみると魔法をある程度使うと習得出来たりするらしいが、デメリットもある。例えば、火属性強化は水属性弱体化の効果を持ち、魔力回復速度上昇は体力回復速度低下を招く。要するに二者択一、パッシブスキルには何らかのデメリットを持つものが多い、ということか。どうやら身体能力上昇も魔力の低下があったりと、何かを上げる代わりに何かを下げる、というものが多いな。

 つまり運営は、安易に強くしないようある程度はバランス調整をやっている訳だ。単純な強化でないというのは、好感が持てる。

ネーム 伯爵 種族 吸血鬼LV12

 スキル 吸血LV10 片手剣LV15 付与術LV12 蹴りLV7 ジャンプ LV1 投擲 LV10 夜目LV9 鑑定LV5 狂化LV5

 これから後書きが手抜きになることが多々ありますが気にしないでください。

 狂化と凶化が混在していますが大体一緒なので気にしないでください。

 ステータスを何回も提示するような無駄な無駄文章は出来るだけ省いているので、書いてないことについてはあまり気にしないでください。

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