表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/11

四話




(裏)エリアボスだったらしいブラックファングを撃破したことにより、SP6が臨時収入として入る。つまり、合計で12のSPを持っている訳であるからには、何か新しいスキルを得ようと思うのは当然の理だろう。スキルレベルは10上がるとSPが1手に入るので、欲しいスキルがあるならば早めに習得するが吉だ。さて


・投擲スキル 必要SP8

武器やアイテムなどを使って特定の動作をした場合に補正を掛ける。


・二刀流スキル 必要SP10

武器やアイテムを二つ以上所持している時のみに補正を掛ける。なお、刀じゃなくても何ら問題はない。


 投擲スキルは前から、二刀流スキルはブラックファング戦で習得条件を解放したとみられる。個人的に気になっているのは、スキルの流用だ。私は片手剣スキルを投擲に使ったわけだが、そのようにスキルにはある程度の応用がきく。そして、投擲なら特定の動作すべてに、二刀流なら武器を二つ持つだけでアクションスキルが発動できるのなら、私は3系統のアクションスキルを同時に使用できるということだ。(同時と言っても一度には発動できない。私が言いたいのは片手剣や投擲のアクションスキルを使い分けられるということだ)


・蹴りスキル SP6

特定の動作をした場合に補正を掛ける。


 そしてその理論でいくと蹴りはほぼ全ての武器で使用できる有用なスキルであり、SP消費も少ないので上の二つを差し置いて取った。残りSP的に次は投擲を取ることにする。(ちなみに、上の理論は一つのスキルから習得できるアクションスキルは一つではないので、動きの可能性が若干広がるもしくは狭まるだけである)




 さてさて。(ライルたちが)エリアボスを倒したので、第二の町が開かれる。確か名前がソノウチカッソールダロウ・ダイニノマチ・ハヤクダイサンヲメザセ…………略してソノらしい。一つ言えるのはこのゲームのネーミングセンスがおかしい。でも気にしない。

 だから私もソノに行くかというと、果たしてそうではない。まだ草原を探索しきれていないのだ。別に攻略組でもなんでもないが、この草原の踏破率を100%にしてから行くのはゲーマーの嗜みだろう。よって今日の夜は草原での狩りだ。あと地味にポーションの価格と加工費が痛かったので金稼ぎ。




・ウルフ


 スキルとは特定の動作に補正を掛けるものがほとんどで、その対象となる動作をして初めてスキルの習得が可能になる。私の場合頭突きやジャンプなどは解放、つまり習得可能だが打撃や生産補助スキルなどは習得不可、つまりロックされている。生産職になるつもりはないのでそっちはいいが、打撃などのスキルはこの草原を探索するついでに解放してみるつもりだ。さあウルフ、私の新スキル習得の生贄となれ!


「お、伯爵! 注文の武器は出来上がったぞ、ちょうど神殿で会えたのは手間が省けてよかったが、何で死に戻ったんだ? やっぱり第二の町のモンスターは強かったか? でもこの武器があれば大丈夫だろう」


「ああ、ありがとう」


 スミスが勝手に勘違いしてくれて良かった。さすがに無謀だったから、もう二度とやらない。今回の場合は防具も修繕に出していたから麻痺を防げなかったんだよな、うっかり失念していた。


・黒牙狼の剣 品質C+


ブラックファングの牙で作られた一品、片手剣。 鬼人のプレイヤーが作った。


「伯爵が使っているもコートが品質BだからこっちもBを目指したが、Cが限界だった」


「いや、むしろボス素材を使って品質C+なのは良い方じゃないか?」


「そりゃありがてえ。攻略組は別の鍛冶屋を贔屓にしてるみたいだし、伯爵さんにはこれからもお付き合いしていきたいからな。あ、その鍛冶屋と仲が悪いわけじゃないぞ」


「そもそも知り合いかどうかすら知らなかったが…………もちろんこれからも頼む」



 その後はまた適当に市場を冷やかしたあと、夜の草原へ向かう。今度は新武器に修繕を終えてフードをオーダーメイドで付けてもらったコート(その分、割と高かったが)が帰ってきたので、今夜中に決着をつける、つまり踏破率を100%にする予定だ。

 朝が近づく夜明け。私はついに夜の草原を制覇し、帰ろうとしたその時であった。

  

・ブラックスライム


 いないと思っていたスライムの亜種が存在していた。ゼリー状のそれは闇夜の色に同化し、夜明け前でなければ気付けないほどの黒さ。とりあえずモーションを観察してみるが、何もしてこない。ならばと斬撃を浴びせてみるが分裂する様子もなく拍子抜けだ。てっきり、四体に分裂するかとでも思った私は若干残念だと思いながらその場を後にしようとするが


「動かない…………? ――――!」


 雑魚スライムの名を受け継がせようとしたのは、すぐに撤回する羽目になった。倒したブラックスライムは私の足に纏わりつき、行動を阻害する。例えるなら麻痺だろうか? しかし麻痺より性質が悪いのは、倒したブラックスライムが仲間を呼び寄せることであった。必然的に戦うことになり、近くで倒すとより動きづらくなり、最後には死に戻りの悪循環を生み出す最悪のモンスターだろう。










「うーん…………」


「どうしたの?」


「称号のスライム狩り初心者が準中級者になってる……」


「? 兄さんスライム狩りはもうしないんじゃあなかったの?」


「いろいろあったんだ」


 あの窮地を救ったのは意外にも蹴りであった。私がどうにかしようと足を動かすと、蹴りの補正か知らないが纏わりつくブラックスライムが少し離れたのだ。付与術や吸血もかなり使用したこともあって、各種スキルのレベルが上がっている。ブラックファング戦の経験値もあってか、私のレベルも9だ。とりあえず、私が得た今回の教訓は迂闊に敵に近づかない、投擲スキルで仕留めとけば良かったなので投擲スキルを取っておいた。



 第二の町に行く方法は商人の護衛である。正確には他にも方法がないこともない(召喚魔法で馬を手に入れるなど)らしいが、現状では9割のプレイヤーがこれを利用するしかないだろう。そして商人の護衛は一人ではない、必然的にパーティを組むことになる。お前らパーティ組めよ的な運営のメッセージだと思うが今は気にしない。そして、私は吸血鬼である。夜しか無理だ。幸い護衛は半日程度で済むので問題ないが、時間帯が限られる。当然夜は行きかう商人の数は少ない、それは当然のことでわざわざモンスターが強くなる夜に町へ向かうなんてことはNPCでも控える。

 

「伯爵です。掲示板の方でよろしいですか?」


「ええ」


 その少ない夜の時間を選ぶ商人の護衛にパーティが集まるのは難しく、事前に掲示板で募集することにした。


「全員集まったみたいですね。私はナイト、名前の通り盾などのスキルを取っています。リーダーを決めたいのですがレベルが一番高い人が担当でいいですか? 私は7です」


「異論なし、私は6」


「そっちが勝手にやってくれるなら任せる」


「俺は7だがこの場合はどうなるんだ?」


 ナイトの顔に少ししわが浮かぶ、リーダーやりたかったんだろうな。もう一方のレベル7は私と同じブラックウルフのコートを着ている獣人。ナイトは人間なので必要経験値的に獣人の方がリーダーを務めるべきか?


「じゃ、じゃんけんにしましょう。いいですよね?」


「まあいいが……」


なるほど、すかさずじゃんけんを提案することによって二分の一の勝率を得る。下手に言論を展開して論破されるよりずっといいな。だけど、


「ちょっといいですか?」


「何だ? ひょっとしてあんたもレベル7? そういやレベル聞いてなかった」


「そうでした、すいません。全員のレベルを聞かずに決めるところでした。 で、いくつですか?」


「9」


少し、ナイトの沈黙が痛かったので付け加える。


「でもあなたがリーダーになることに反対される方はいないと思うので、リーダーをやったらどうですか?」







「俺の名はゲイル、戦闘スタイルとしては打撃や蹴りを中心としている狼の獣人」


「サリーです。エルフで聖魔法中心なので、あまりお役にたてるかどうかは分かりません」


「ん、ダンというネームだ。見ての通り人間でレベルが7だから伯爵さんがレベル9って言ったときは笑いそうだった。斧を使うが生産スキルも取っているのであんまり期待しないでくれ」


「で、私は伯爵。吸血鬼なので今回の掲示板募集に参加した。戦闘スタイルは片手剣とその他諸々、デメリットとして聖魔法で回復できないのでサリーさんは私のことを気にしなくていい」


 ナイトはさっき紹介したので割愛、というか一人外で見張りだ。リーダーという名目で雑用を押し付けられているのは彼に分かるだろうか? 分かっていてもやりそうな性格に思える。


「しかし伯爵さんはスゲーな、吸血鬼でレベル9ってことは攻略組と同等の強さだ。しかも、あそこでレベル9とかいう爆弾発言! 正直俺も笑いそうになった。俺も攻略組くらいの強さがあると自負しているんだが、襲撃イベントまで確実に時間があるだろうし、PVPをやらないか? お互いの戦闘スタイルの確認にもなる」


『ゲイルさんからのPVP申請を受けますか?』


「乗った」


 ゲイルはすぐに攻撃してくるようなことはなく、待ちの姿勢だ。まずはいろいろ確かめてみるか……私はアイテムボックスから鉄の剣を取り出す。


「二本目? ――二刀流スキル持ちか」


「違う」


 とりあえず投擲スキルの効果を確かめてみるが、あまり変わらない。鑑定もそうだったようにレベルが低いうちはそんなものか。


「投擲スキル持ちかよ! 遠距離相手は戦いづらいから面倒なんだが……」


「なら少年は安心するべきだな。この投擲スキルは今日取ったばかりのレベル1で今のはお試しだ」


「それなら安心だ」


 それを告げるとゲイルは待ちの姿勢を一転、こちらに向かってきた。新スキルの練習台になったら堪らないとでも思ったのか? 私の剣に拳を打ち込んでいくスピードはなかなかに速く、ラッシュはウルフ相手だったら何もできずに終わらせそうなくらいだ。ガードしているがそれなりに重く、こちらのHPも少しずつ削られていく。だから、あえて剣を手放した。


「”ニードル”」


「させるか、”アッパー”!」


 私の手から剣が放たれたとを狙い時と見て、ゲイルはアクションスキルを放つ。こっちのHPは既にイエローゾーンだ、普通に考えればピンチだろう。


「なかなかに追いつめられたな……」


「伯爵は対人戦慣れしてないだろ。開始のタイミングがよく分かっていなかったり、あっさりと手の内を見せたり。それに、スキルは追いつめられたときじゃなくてチャンスで使うべきだ」


「少年、その通りだ。だが一つ言わせてもらえばこれは手の内を明かす戦いであって、隠しながら戦うのは主旨に反するだろう。さらに言わせてもらえば私はまだ本気を出していないかもしれない」


「は?」


「付与、筋力 付与、生命 付与、敏捷 付与、器用値」


 蹴りスキルでゲイルの足元を崩して、一気に吸血する。ニードルによって真上に弾かれた剣はちょうど私の元に戻ってきて形勢逆転。流石に拘束はすぐ解かれたがニードルで片手剣を投擲し、仕留めた。


「伯爵は付与術使いなのかよ! てかあの剣の戻り方はどうなっているんだよ、つかニードルは投擲?」


「元は片手剣のアクションスキルだが、使い方を模索した結果だ」


「なるほど、その発想はなかった」


 PVPを終了するとダンが私に拍手を送っていた。


「いよっ、さすがトッププレイヤーだけあるね。あの剣もわざと弾かれたんだろ? 俺も戦おうかと思ったが、あれをみちゃ戦おうとは思えないね」


「それはどうも。まあ見ていたら分かったと思いますが、片手剣・付与術・吸血・蹴り・投擲のスキルを持っています。とはいえあまり付与は期待しないでください、結構MPの消費が激しいので」


「付与術持ちなのに俺に勝てたらなくても十分だろ、てかなんで付与術? パーティ組むタイプにも見えないし」


「ソロの吸血鬼でやってくにはステータスアップがある方が便利であるし、MPを補給できる吸血は遠距離攻撃の属性魔法とは相性がいまいちだから。というか変態プレイがしたかった」


「最後のそれが本音だろ……」


 とまあ、男三人でお喋り(サリーさんは入ってこれなかった)していると、ナイトからチャットが入った。襲撃イベントに遭遇したのだ。

 この襲撃イベントは当初ランダムに発生すると思われていたが、検証班が調べた結果によると時間が関係しているらしい。絶対に襲われない時間帯、襲われやすい時間帯が存在するというのはある意味納得はできる、なぜなら生産職6人が護衛をして襲われたら困るし。そして夜の場合、襲撃イベントが起こる確率は50%以上、多分今の時間帯だと100%くらい。


「ゴブリンだ!」


 ゴブリンだったらしい。この手を血で染めることになるかもしれないとか、馬鹿馬鹿しい想像をしてた時間を返せよ、いや確かにゴブリンの血で手は染まるからいいか。いいのか?


「”ニードル”」


 先手必勝。とりあえずアイテムボックスから鉄の剣を取り出して投擲。投擲スキルはあると便利だけど使う機会がなかなかないから使えるときに上げておかないといけない。


「伯爵さん、タゲを!」


 おっと、私としたことが。10……後ろの方にもっといるか? とにかくゴブリンの集団のヘイトをこっちが集めてしまったみたいだ。反省反省、


「付与、生命」


 なら後ろからニードルを撃ちまくって盾をナイトにやってもらおう。生命付与で守備力上げて後ろからヒーラーが支援すれば多分ナイトは大丈夫。


「”アッパー”」


 と、思ったがゲイルも前に出てった。嬉しそうだがお前、これが護衛の仕事なのを忘れてないか? ダンはゆっくり状況を見極めてるし私もまだ動こうとは…………いや、後で鉄の剣を回収しなければならないな。


 「後ろにゴブリンが5です!」



 腐っても……彼の仕事ぶりは問題ないから腐ってはいないのだが、リーダーらしく後ろの敵にまで適確に指示を飛ばす姿はまさしくナイトだろう。残念なのは、このメンバーがナイト抜きでもどうにかなりそうなことだが。とにかく指示があったので戦うことにする。


・ゴブリン


人型の魔物。片手剣、槍、斧、弓の四種類をランダムで装備する。


「付与二、筋力 付与、敏捷」


「”スラッシュ”」


 戦おうとすることにしたが、ダンがあっさりゴブリンたちのHPをスラッシュで7割持って行ってしまったので、すぐ終わった。ダンの武器を見る、やはり斧だ。しかし今のアクションスキルはライルと一緒だった。どうでもいいけどライルとゲイルって似てるな、多分ライバルになれる。そんなことより問題は片手剣と斧が同じアクションスキルだったことだ。それなのに、同じ片手剣の私とライルのアクションスキルは違う。これはどういうことだ? ランダム? 確かに私のニードルは槍のようなスキルだ、同じアクションスキルが槍に流用されている可能性は高い。しかし、斧でニードルは厳しいだろう。よく考えたら斧でも轟はスマッシュを使っていた。何が違う? ダンを観察していた――――その時私に電流が走った。比喩だが。


「ダンは、その斧で叩くか薙ぎ払うかどっちの使い方をするのが多い?」


「どっち? この斧だと薙ぎ払うのが基本だろう?」


「なるほど」


「どうしたんだ?」


「私は今仮説を立てた、聞いてくれ。私は同じスキルなのに違うアクションスキルが発現することを不思議に思っていたんだが……」


「まずそれを俺は初めて知った」


「ああそうか、まあとにもかくにもそうだ。で、違うスキルでも同じアクションスキルが発現するのも不思議だった。だから、それには法則があると私は思っていたんだが…………考えてみた結果、スキルの説明文にはよくあるのが”特定の動作をすると~”だ。つまり、というにはいささか強引だがその法則とは動作だ。吸血鬼である私は吸血を使うためによく、モンスターを突いていたのだが、それによって私はニードルを習得した。ダンはその斧で払いをよく使っていたから、スラッシュを習得した。どうだ?」


「どうって……ある程度の説得力はあるな。俺からはなんとも言えないが」


「ちょ、二人何やってんの。こっちもそろそろ限界なんだけど早くしないとナイトが死ぬよ」


 あ。考察に夢中だったせいで、私も護衛の仕事なのを忘れていた。しかも戦闘中なのに。




「そっちは終わりましたか? とにかくヘルプお願いします」


「すいません、遅れました。ナイトさんは下がってください」


 謝罪も込めて(八つ当たり気味に)ゴブリンへ一振り。


「付与二、筋力 付与二、生命 付与、敏捷 付与、器用」


「”スラッシュ”」


先ほどと同じようにゴブリンを片づけるが、まだまだいる。およそ50? そのくらい居るな…………ナイトさんすいませんでした! 罪滅ぼしに敵陣の真っただ中へ突撃してみる。


「伯爵さん、前に出てます」


 知ってる。強く言わないのが優しさという物か。ゴブリンはワラワラといるにはいるが、私はそこまで脅威に感じない。こんなのだったらブラックスライムに襲われた方がずっと大変だった、ゴブリンは人型で武器を持っているがそんなことは何の脅威にもならない。むしろ、普通に吸血できて投擲する武器も確保できるというボーナスバトル。私のアイテムボックスには鉄の剣が二本あるが、今回倒して手に入れた片手剣は全部もらえるよう交渉することにしよう。とにかくゴブリン狩りだ!






「斬って突いて蹴って吸血して投擲して…………完璧に作業だったよな」


「まあ、群れと戦うときは無心でやってるが」


「伯爵は群れと戦ったことが他にもあんの?」


「初期のころにスライムと。最近はブラックスライムと戦ったが」


「あのー…………ブラックスライムとは?」


「俺も知らないんだが……」


 サリーさんがやっと会話に入ったのはいいが、上手く説明できないししてもあんま意味ない。



「着きました。ではここでパーティを解散したいと思います」


 ドロップ品の交換として皮と武器を交換し、片手剣と槍を手に入れることに成功。ログアウトした。




ネーム 伯爵 種族 吸血鬼 LV9

スキル 吸血LV6 片手剣LV12 付与術LV10  蹴りLV4 投擲 LV3 夜目LV7 鑑定LV5

残りSP1(レベルアップでSPを2、付与術がレベル10到達で1入手。蹴りと投擲習得に14使った)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ