彼女の名は
人生初めての初出し物語となります!
読んでくださる皆さんに楽しんでもらえるようこれから少しずつ上げていきます!
温かい目で楽しんでもらえたら幸いです!
剣と魔法が交わる世界
それはとても晴れた日だった。
それは今日も冒険に行く私たちへの神からの祝福のような天気だった。
ーそう思っていた
このあと私たちが絶望を知るまでは…
「さぁ!○○○今日も冒険に行こうぜ!」
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朝からたくさんの人たちが行き交い賑やかなこの街に1人その場に合わなく目立った人間がいた。その人間はフードを深く被って目元を完全に隠しており唯一わかるとしたら小柄だということのみで男なのか女なのかわからなかった。他人からみたら気味悪がられるようなそんな人間はある店で立ち止まった。
「おばちゃんこのリンゴを1つ」
フードの人間は言いリンゴを指さした。
「はいよ、100ウォーカーね。あとこれはひとつサービス」
気前のいいおばちゃんはおまけをしてくれた。それを紙袋の中に入れお金と交換し
「またよろしく頼むよ」
最後におばちゃんはそう言い別れた。
おばちゃんと別れたあとフードの人間は住宅街の裏道を通り先程までとは打って変わって静けさに満ちあふれた場所で適当なところに座り先程買ったリンゴをかじりつく。
ーーー
暫く食べていると急に静けさの中から怒号が響いた。
フードの人間はそれにビクッと体を震わせ響き渡った場所に目を向けた。その先にはいかにも悪そうな男3人とその中に縮こまってしまった女の子1人、どうやらみるに女の子が男3人に絡まれてしまっているようだった。
「いい加減サッサと出すもんだしな!嫌ってんなら…その体でもいいんだぜ」
男はペロッと口元を舐め女の子に手を出してきた。
「や、やめてください!!誰か!誰か助けてください!いや!」
「てめぇ!大声出すんじゃねぇ!ちっ、こうなったらもう殺すしかねぇな」
男は懐から小さなナイフを取り出し女の子に斬りかかろうとする。その瞬間ナイフは弾き返された。下にはリンゴの芯が落ちてあり男は飛んできた方向を睨んだ、その先には先程のフードを被った人間が立っており男たちに言い放った。
「あのさ、いい加減朝飯の邪魔しないでくれる。さっきから物騒なことばっか言ってさ、あんたらみたいなやついるとほんとイライラすんだよね」
「あぁん、なんだてめぇヒーロー気取りか!舐めてんじゃねぞ!邪魔するってんならぶっ殺すぞ!」
「やれるもんならやってみな」
フードの人間はフンッと鼻を鳴らしまるでバカにするかのように相手とる。男はその態度に完全に怒りを覚え連れたちとこちらに襲いかかってきた。
「おい!てめぇらそんな女どうでもいい!先にこっちを殺るぞ!」
とナイフを握り直しぶん回す。
フードの人間はそれを軽々とかわしていった。だが、かわしていくうちに段々とフードがずれていきフードの人間の素顔が明らかになった。
その素顔は髪は乱れてはいるが短髪の白髪で凛々しく一見美少年にも見えるが胸が膨らんでおり立派な美少女だった。そして目は赤目なのだが片方は何かに引っ掻かれたのかその跡と共に白目となっていた。
そんな美少女はかわすのも飽きてきたのか男たちに手刀を加え男たちは気を失い倒れていった。
「ふぅ…これで終わった。」
これでゆっくり朝飯に戻れるとフードを被りなおすと先程の女の子が話しかけてきた。
「あの!先程は助けてくださりありがとうございました…あ、あのもしよろしければお礼させてください…」
女の子は弱々しくそうフードの少女にお礼の言葉を言った。
「あーいやそんなのいいよ。飯の邪魔されただけだし別に助けようと思ったわけじゃないから」
フードの少女は女の子のお礼を断りサッサとこの場を立ち去ろうとした。
「じゃ、じゃ!お、お名前だけでも教えてもらえないでしょうか!」
フードの少女は食い下がらなかった女の子に少しだけ驚きそしてフッと笑った。
「フィン。フィン・ザ・ホワイト」
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