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戦慄! 骸骨博士の語句解説

***用語***

《異世界鑑賞万華鏡システム》

前回少し違う名称で紹介したかも知れない。もしくは紹介しなかったかも知れない。

想像しただけで文章にしていない内容は、実際に文章化したものよりずっと多い。であるから、私はもう、何を書いて何を書いていないか、正直なところはっきり認識できていないのであった。

後年振り返って、『あれがボケの初期症状だったのかもしれないな』と思うかもしれないが、そういえば中学生の頃からそういう傾向があったので、単に個人的な記憶能力の問題なのであろう。

……ええ、他のお話書きの方はどうだかわかりませんが、私は子供の頃から妄想家なのです。

あ、ナントカ万華鏡について書かないといけませんでしたね。

実は本作品の根幹を支えるアーティファクト。ナレーターの所属する某スタジオで保管されている。

有名なロボ世界のナントカ粉のような存在と言えなくもないが、「困ったらナントカ粉」みたいな運用はされないので、読者の皆さんは気にしなくていいです。私も気にしないので、名前を覚えないんです。

……どう書いていたか読み返せばいい? えー、それって面倒臭いじゃん(←物書きとしては最低な態度)


《超人化薬『カヤック』》

手漕ぎ舟のカヤックとは全く関係ない。「ちょうじんかやく」と発した際の語尾をそれっぽく言っただけである。後述の『破壊者(デモリッシャー)』といい、魚図(うおず)博士は、ネーミングについて発表するまで忘れていて、その場で考えるタイプなのだろう。

やはり、創作というのは腰をどっしりと据えて、完成しても何度も違う角度から眺め倒して、欠点がないかを確かめないといけない、ってことです。行き当たりばったりの発表ではいけませんよ、魚図(うおず)博士! ……ん? どこからか「おまゆう」という言葉が聞こえた気がしたが……気のせいか。

薬の成分は私も知らないが、それが直接肉体強化に作用しているのではなく、脳内に作用し、そこから先は、実は対象の潜在能力を発揮しているにすぎない効果です。きっと、「アドレナリン、どばーっ」とかいう状態なのでしょう。

元は、キレやすい人の衝動を抑える薬を開発していて、難航し、「つーか、その前に、キレる機構(メカニズム)をはっきりさせた方が良くね」と気晴らしで舵を切ったところ、突破(ブレイクスルー)が生まれてしまった。

とここまで書いていて、思ったんですが、魚図(うおず)博士って、専門は有機素材なんですね。全然ジャンル違いますよね。これは、やっぱり『カヤック』を生み出した他の研究者の存在が必要ですね!

 ……あ、読者的には、そんなにじゃんじゃん研究者キャラいりませんか? 私も詳細を決めていくのは面倒臭いので、表面上は同一視しておきましょう。

 と書いている間に、もう私の脳内で、カヤックの生みの親と、どうして魚図(うおず)博士が「自分の成果物」としてパンツイッチョマンに語ったのか道筋が付きましたので、もしかしたら、別の機会にそのキャラが出てくるかもしれません。……一応、魚図(うおず)博士の名誉の為、ここで書いておきますが、彼は他人の研究結果を盗み取る行為は、通常しません。研究倫理のうち、一部に欠けている部分があるのは事実ですが、剽窃(ひょうせつ)に関してはしっかりとした倫理観を持っています。って、総体としてはマッドサイエンティストだから、褒められた存在ではないですけれどね。

というわけで、研究者が確立したことで、この危ない薬、バージョンアップされる可能性が出てきました。はい、危ないですね。


***登場人物***

《パンツイッチョマン》

保紫先生からクレームがあって「グダグダ長く話すからパンツイッチョマンらしくない!」と言われたんですけれど……いや、彼はナリはああだけどバカな訳じゃないですから! ……いや、空手バカとか言うなら、あいつはパンツバカと言えるかな?

っていうか、読者の方は「次回敗北」という予告が気になって仕方ないようですね。……はあ、「ちょっとは気になるけれど、仕方ないほどではない」ですか?

にしても、次回予告でネタバレってどうなんでしょうね。そういえば、昔のアニメはサブタイトルでその回のネタバレしている事がありました。なので、そんな感じでしょう。

『文明の○○ パンツイッチョマン』は昭和テイストです。……いや、こういう記述を含めて、新しいとも言えるよな。新しすぎて、時代がいつまで経っても追いつかないくらい……って、それは時流から外れているんですよ!

ま、それはそれとして、サブタイトルが内容と一致しないことは多いので、もしかすると次回予告もそうなって、パンツイッチョマン敗北も実現しないかも知れませんよ。

と、書いている作者も断定できない。本当に恐ろしい作品ですね。


頭蓋骨(とうがいこつ)博士》

魚図(うおず)……名字だけ確定させて、名前の方はワガネコ化しておこう。

アパレルメーカー社長、貝積(かいつみ)呉酒(ごしゅ)の中学時代からの友人。

貝積(かいつみ)側はそうでもないが魚図(うおず)側からすると、「貝積(かいつみ)がいなければ、今の自分はいない」と言えるほど影響を受けた。

魚図(うおず)は、子供の頃から、自分の興味があること以外には関心を示さない、どちらかというと閉鎖的な性格だったのですが、化学の知識を貝積(かいつみ)に褒められたことから変わりました。より、化学を深めるためには、国語、数学、物理など、他の知識も必要だとわかり始めて、それらの勉強も苦でなくなったのだ。

貝積(かいつみ)は、高校から魚図(うおず)とは違う進路を歩むことになるが、化学のスペシャリストとして魚図(うおず)を認識し、時に頼り、魚図(うおず)の成長と共に、化学だけでなく科学全般はまず魚図(うおず)に頼ればよい、と変わっていった。

あ、音で言えば「かがく」だからごちゃまぜの認識の方もいるかもしれませんが、「科学」は英語でいうところのサイエンス。学問としては「理科」と分類されています。「化学」はケメストリーで、こちらは学校指導上も「化学」です。

ややこしいので化学(ばけがく)という場合もあります。バケガクというと、まるでお化けが別の何かに変身する術を習熟するための学問のようですね。ですが、ファンシーな呼び名にみえて、「化学(ばけがく)」と表現する人は、その道バリバリの化学者であることも多いです。「科学」と「化学」を区別したい状況によく遭遇するからなのでしょう。

ですから、皆さんも街中やお店の中で「バケガク」という言葉を聞いたら、その発言者は化学の先生か、人に化けている化け物のどちらかだ、ということです。これで日常生活も楽しくなりますね。

あ、頭蓋骨(とうがいこつ)博士のことだったか。

頭蓋骨(とうがいこつ)博士と貝積(かいつみ)社長は、多くの人が想像しやすい酒を酌み交わして何時間も話しあう仲ではないが、こういう親友の形もあるのですね。

社会人になった後、魚図(うおず)は一時期、あの大門博士の下で研究にいそしむことになる。専門は有機素材だ。

大門博士からはそれなりに能力を認められ、『アトランティス計画』の一員の候補とされるが、身辺調査からオルヒト社長との繋がりが判明し、距離を置かれる。

アトランティス計画については、その項目ではないので解説はしないが、ろくでもなさそうという予感は当たっているぞ!


養老(ようろう) 銀子(ぎんこ)

徐々に手を着けられなくなってきたヒロイン候補。戦闘能力は、ゴツゴツ・ユニバース基準で、ヒーロー・ヒロインレベルに近いものが測定されていますね。縄抜け、という新技術も披露していました。

しかし、縄抜けは素人相手だから通用しただけです。あれのコツは、縛られる時に、腕を少し張った状態で固定させていたのです。だから、例えば、特殊部隊の人相手だと、隙間をあらかじめ作っているのを悟られて潰されるので、銀子先生も縄抜けできなくなります。

……って、まあ、特殊部隊に縛られる状況がまず起きないんですけどね。

しかし、銀子先生が強大になるにつれ、パンツイッチョマンの敵として立ちはだかる可能性も増してきましたね。ドキドキハラハラです。


破壊者(デモリッシャー)

強化されたチンピラ。元は、パンツ祭りで、パンツイッチョマンにのされた一人だ。過去映像を見返すと登場しているかも知れないぞ! ……え? よく見ると、戦闘シーンの男の人、同じ人ばかり出ている? そ、それはアクションシーン専門のスタントマンさんで……ってなるから、実写版では見返して気づいても、見逃してあげてくださいね。


***パンツイッチョマンの技***

《イッチョマン・スラップ》

ようやく、まともに耐えられる敵が出てきました。だって、普通のビンタだものねえ。

映画の祭典でイッチョマン・スラップが世界中の話題となってから早一年。いやぁ、月日の移ろいは早いですねぇ。あ、あれはパンツイッチョマンが関係しないスラップでしたね。

ロボアニメなんかでは、中盤、それまでの決め技が効かなくなってバージョンアップされ、それ以降最初の決め技がさっぱり使われない。使われたとしても繋ぎ技だったり、「何! 効かないだと」みたいな咬ませ犬ならぬ咬ませ技だったりしますが、追加のオモチャを買わせる戦略は当番組にはないですから、イッチョマン・スラップの大幅弱体化は起きないと予想します。

作者が言うから間違いないですよ。……「そう言って次回、負けるんでしょ?」ですか?……そうですね。本作品では、作者も当てにならないのだ!


《イッチョマン・ダブルスラップ》

作中でも、ダブルが前につくのか、中につくのか、で違いはあるのかがちらっと論じられていましたね。語句解説と言われるからには、ここで解説しましょう!

まず、文法的に、修飾語として考えてみましょう。

こういう場合、我々、ファンタジーTRPG出身の者の間では、というか私の仲間うちだけで業界全体はどう言われているか、そもそも議題として論じられているかすら知りませんが、「『すごい毒使いの暗殺者』問題」として知られています。

「すごい」が毒を修飾しているのか、暗殺者に掛かってくるのか、どっちなのだ? という問題ですね。

と、書いてみましたが、今回、これは直接関係ありません。

まず、最初に「ダブル」があると、技全体に掛かる、と考えられます。比して、「ダブル」が真ん中にあると、スラップに対して掛かっているようです。

つまり、前者はイッチョマン・スラップをダブル、後者はスラップがダブルなわけです。……「それで?」ですか? ですねぇ。どう変わるんでしょうねぇ。……あ、他人事じゃ流せない?

もう少し厳密に言及すると、イッチョマン・スラップの二連発(ダブル)か、スラップの二連発(ダブル)がイッチョマンパックされているかですね。後者の方が、ビンタがほぼ同時発生している感じがしますね。

読者の方が納得されているかどうかは不明ですが、パンツイッチョマン自身も私が解説したとおりに認識しているかも不明です。

つくづく、デタラメな作品ですね。


***大門博士の生産品***

作中、大門工房からの製品が幾つか出ていましたね。紹介しておきましょう。


《家事手伝いロボ JO-2》

家事手伝いと言ってもタスク管理がメインだったりします。

昔で言うところの、「さしすせそ」。裁縫、(しつけ)、炊事、洗濯、掃除。この中で一番自動化が進んでいるのは洗濯でしょうか。しかし、ロボットが洗濯物を取り入れて畳んでくれるのは難しいです。なので、このロボットがやるのは、「いつ終わる」「残り洗剤の警告」などですが、それぞれ連携対応している洗濯機や保管庫が必要です。

というわけで、これはあまり売れていません。魚図(うおず)博士はこういうのが好きなので買っていたのです。しかし、この手の熱心層は初期型を手にしちゃうので、問題を抱えた品となることも多く、事実、魚図(うおず)博士はロボットに生活を便利にしてもらうどころか、明らかに不便を強いられていました。でも、本人が満足ならそれは正しい買い物なのです。


《立体映像送受信機 ドッペル》

名前を読んでのとおり、送信機と受信機が必要な大掛かりな装置です。特に送信側は全身情報が必要となるので、合計十個のカメラを使っています。

この手の技術が実現し、「あのアイドルがあなたの部屋に!」というソフトまで出回ると、つい「スカートの中、覗けるんじゃね?」という邪な考えを持つ者が出てきますが、残念ながら、データ作製時にそこまで撮っていませんので、当然見られません。

というわけで、受信機を持っている人は多少いますが、送信機まで持っている人は稀です。やはり魚図(うおず)博士は最先端装置マニアなのでした。

えーと、気になる人がいるかもしれないので、一応言及しておくと、『アイドル in ユア・ルーム』シリーズに、益子(ますこ)ぷらむのソフトは出ていません。もう旬を過ぎた元アイドルですからね。……本人には内緒だぞ! でも、けっこう精神的にタフになったから、そういわれても気にしないぞ! やったね! ぷらむちゃん♪

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