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魔王誕生

※シリアスダークな物語が苦手な方はバックを

推奨いたします

誰もが知る【エヴァーローズ王国】1の魔導師〚ルイス・アルヴァーナ〛それが俺だ。


俺は兄妹(きょうだい)で幸せに過ごすため、魔導師となった。

両親のいない俺達はいつだって大人に頼ることを許されなかった。

だから、俺が強くなって大切な弟妹達を守ってやらなきゃいけないと思ったから、俺は家業を継ぐのをやめて強くなる道を選んだ。弟妹達の幸せを陰ながら見守りたかったから。


別に自慢しようとも思わないし、賞賛がほしい訳でもない。というか己が利益(おのがりえき)のために、人を祭り上げる奴は好きじゃない。

紛れもない、弟妹を守るために魔導師となった。弟妹達のためならなんだって乗り越えられる気がした。これは比喩ではなく、本当に俺の全ては弟妹達だった。


…なのに


家に帰ったら、あったのは弟妹達の遺体だけだった。抵抗したからだろうか刺し傷が沢山ある。


「レナ、ルイス、ララ、リアム、皆…」


俺のせいだ、俺がずっと家にいれば弟妹達は殺されなかった。

何がダメだった、俺はお前達を守るために強くなったのに…何も出来てないじゃないか…。


そうだ、弱者(あいつら)のために魔法を使うのがいけなかったんだ。


俺は…俺の弟妹を奪った憎いこの世界に…


「復讐してやる…!」


レナ、ルイス、ララ、リアム。

お前等の仇はお兄ちゃんがとってやるからな。


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