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10.燃えるような熱を

 鉱人種様の国では頂点にある人工太陽『ヘルパイストス』の働きにより1日中昼間のように照らされており時間の感覚が分からなくなる。部屋の備え付けられた大きな時計を見なければ朝も夜も忘れてしまいそうです。これはここに来て身体を壊す人の気持ちも分かります。ドワーフという種族は本当にシルフィー達ヒューマンとは違う感覚で生きています。

 感覚が違うのは目の前で寄り添って布団に(くる)まっている姉様達もそうですね。


「ヤナギ姉様、スターチス姉様。朝ですよ、起きてください」


 昨晩の夜更かしが響きシルフィーも強い眠気に襲われていますが我慢です。朝の鍛錬は欠かさず行うと決めたのです。窓に掛けた遮光カーテンで幾分か外の光を遮り薄暗い部屋の中でシルフィーは務めを果たします。

 6つのベッドを寄せて合わせた即席超大型ベッドで2人の年下の姉様は気持ち良さそうに眠っていますが、ここは心を鬼にして目覚めに掛かります。朝に弱い姉様達を起こすのはシルフィーの務めですから。


「もうお師匠様もメアリー様も外に出て行ってしまいましたよ」


 実は眠っていても姉様達は人の動きを感じています。誰が近くまで来ていて、誰が部屋を出入りしているかも全て把握しています。一体どのような感覚を使って把握しているのか凡才なシルフィーには未だ理解できない境地です。その能力を駆使して姉様達は外敵に近寄られても即座に気付くことを可能しています。というより外敵がこちらに気付く前に気配を捕捉してしまうので夜襲の危険は無いと言っていいです。


 そんな姉様達がこうやって起こさないと目覚めようとしないのは、「『好きな人の好意に甘えている』、というらしいので僭越ながらこの役目を拝命いたしました。見た目は完全に年上なのに、姉様達は時々・・・いえ、しばしば幼子のように振る舞うのでシルフィーは妹が出来たような気持ちを感じる事もあります。


「う~~・・・・・・あかるい。寝た時もあかるい」

「・・・つまりまだ夜です。スーは寝ます」


「どういう事ですか。御飯も出来てますよ、起きて食べましょう」


「ごはん・・・・・・たべさせて・・・」

「スーはみるくぅ~・・・」


「こっちのテーブルに置いてますから」


 可愛い姉のようで妹みたいな2人の姉様達を本格的に起こすために、シルフィー姉様達に背を向けて窓に掛けてある黒い遮光カーテンを外して部屋に光を入れる。後ろで視覚でも光を感じた2人のうめき声が部屋にコダマする。ヤナギ姉様はどんな時も変化は少ないですが、スターチス姉様は普段の様子との差が一番大きいですね。背も高く、体型も女性らしく綺麗なのにこういう時は年相応の女の子です。

 さあお師匠様が待っています。シルフィーも急がなくては。



 ◆◆◆



「どうだシルフィー。もう無理か?」


「・・・ふっ!・・・ふっ!・・・・げほっげほっ!・・・い、いけま・・・す!」


 目が眩む。地に手足を着いた身体がまるで自分の物ではないかの如く重く熱い。完全武装した鎧の重さが煩わしい。メイスを握る手は力がうまく入らない。汗で顔に張り付く赤い髪が鬱陶しい。その汗が顔から垂れて地面に染みを作り、消えていく。

 顔を上げてシルフィーに声を掛けたお師匠様に目を向ける。


「じゃあ立て。立てなければ攻撃する」


「っ!・・・・・・ぐぅぅ!・・・」


 簡素なズボンとシャツに身を包み無手でシルフィーを睥睨するお師匠様から容赦の無い言葉が届き、力を振り絞る。お師匠様が本気なのは旅に出てからこの十日にも満たない期間で骨身に染みている。立ち上がらなければ。

 少しでも力をかき集めるようにと『世界の恵み』が目に映る身体から白く輝く蒸気のように立ち上る。シルフィーが所持している加護は3つ。


 王族が代々発現する『地鎮の血脈』、そしてこの瞳の『天恵(てんけい)を知る瞳』、最後に『魔法適正』

 その全てが宿主であるシルフィーの危機を脱しようと力を発動しようとする。でもそのどれもが体力を向上させる物ではなく、ただの力の無駄打ちに終わる。


「遅い」


「ぅげっ!!」


 胴体を中心にして全身がバラバラになるような衝撃を感じる。

 視界が回る。空と地面が分からない。慣れた感覚、これはお師匠様に軽く蹴られた事によりシルフィーが飛んでいるのだ。


「がっ!・・・・・・ぎぃっ!」


 受け身も取れず地面にぶつかり無様に転がる。必死で動く手足を広げて回転を止めて静止しようとする。それが功を奏して仰向けで止まる。くる! まだ終わってない!


「まだ動けるじゃないか」


 胴鎧の襟首を掴まれ吊される。背後に立つお師匠様がどんな顔をしているか分からない。拘束から逃れるために両手を後ろに伸ばす。その手には既にメイスは握られていない。転がっている内に手放してしまった。


「分かるか? それだけ動けて立てないのは諦めているからだ」


 再びくる浮遊感。為す術無く投げ飛ばされた自身に苛立ちと無力感が襲う。そんなシルフィーの耳のお師匠様の声がいやにはっきりと聞こえる。


「心が諦めたから立てない、勝てない」


「・・・ぅああっ!!」


 地面に削られるように滑り落ちる。鎧との擦過音が耳に痛い。土埃で視界も霞む。お師匠様の打撃と度重なる地面との衝突で全身が痛い。


「目の前の脅威と戦う術を持って無いのに、唯一ある()でさえ負けるのか?」


 地面と削られていた身体が止まり、立ち上がろうと藻掻く。でも指先一つ満足に動かせない。霞んだ視界が黒くなってくる。体力が尽きようとしている。お師匠様の声が距離以上に遠くに感じる。


「今からでも国へ帰るか? 家族の皆は暖かく迎えてくれるぞ」


 声から音としてしか感じられなくなりながら、家族の顔が思い浮かぶ。優しい皆。人形だったシルフィーをそれでも愛してくれた大事な人達。

 ああ、そうだ。きっとやさしいみんなはシルフィーをむかえてくれる。


「今のお前は何年経っても魔人を殺すのは無理だ」


 まじん? シルフィーをにんぎょうにして、あざわらっていた。つみのないひとたちを、むごたらしくころしていた。まるでおもちゃのように。わらいごえが、あたまにひびく。だいじなひとたちを、おろかだと、ごみにもおとると、ばかにしてた、ばかにして・・・ばかに・・・・・・ふざけてる。


「・・・・・・ろ・・・す」


「・・・・・・」


「こぉ・・・ろ・・・・・・すっ!」


 ころす、ころす、ころすころすころすころすころすころす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!

 二度とっ!! 二度とあんな(つら)を晒せないようにっ!! 徹底的にっ!! 完膚なきまでにっ!! 絶望の中で殺してやるっ!!


「そうだ。武器を取れ」


 視界が高い、立っている。立ち上がっている。武器が目の前の地面に突き立てられている。屈んで両手で掴み、引き抜く。


「・・・さあ、次は如何する?」


 そのまま両手で構える。声が聞こえる方へ振りかぶり、足を踏み出していく。本当にこの足は今、地面に着いているのか? 自身の視界の高さで立っているのは分かる。でも自力で立っている気がしない、まるで水の中にいるようで。だけど、・・・・・・それでも殺す。


「掴んだそれを、お前は何に振り下ろす」


 殺す。魔人を殺す。ダークの全てを殺し尽くす。武器でも魔法でも、それがなければ拳で脚で、それで

 も駄目なら爪や歯を立てる。動くもの全部使って殺す。自身の手で、シルフィーの力で。


 殺さなければ気が済まない!!



「ガァアアアアアアアアアッ!!!」



 目の前に立つ物に全身全霊で凶器を振り下ろす。殺意も狂気も、その全てがシルフィーを動かす血肉だ。この熱は鎮まらない、鎮めてなるものか。振り下ろしたそれが相手に当たる。低く鈍い音が鳴り、身体の奥に伝わる。当たった、当ててやった。

 意識が黒で覆われていく。まだだ、まだ熱は消えていない。燃やせ、心を燃やせ。そうすれば動く、まだ動ける。でなければ、そうしなければ―――


「――――――皆を、守れない」


「・・・・・・なら強くなれ。シルフィー」


 心臓が直接握られたような恐怖が奔る。

 死

 死が近づく、何もしなければ死ぬ。咄嗟に手にある物を正面に構えて防御をとる。

 遅かった。

 胸の中心を拳で打たれ、衝撃が全身を――――――



 ◆◆◆



 私は今メーティオケーに施設された冒険者ギルド、そこが野外で管理している訓練所に足を運んで地べたに腰を下ろし、目の前の訓練風景を見ている。膝の上にある重みよりも気を引くその光景。


「殺意が足りない。手を抜くなら俺に傷を付けてからにしろ」


「シャアアアアッ!!」


 ヤナギさんの身に纏う風がまるで嵐のように吹き荒び、それぞれの手に握る短剣を豪雨の如く振るう。その剣筋を追うように視覚では見えない風の刃が奔る。彼女の周囲を旋回していた8枚の風刃もその猛攻の激しさに加わっている。


「ハアアアアアアッ!!」


 スターチスさんがその嵐の隙間を補うように大太刀を閃かせる。ヤナギさん程の手数はないが一撃一撃が圧倒的に深く鋭い。さながら瀑布のような激しさ。

 どちらも技量と能力が抜きん出ていると感じる。これなら私のチームの仲間と遜色ないであろう。獣人でもここまでの才覚を持つ者は(まれ)だ。歳を考えれば破格と言ってもいい。

 前後左右、目まぐるしく変わるヤナギさんとスターチスさんの立ち位置。攻撃の手は一切止めずに流れるように動き続ける。攻撃の対象は普通なら原型さえ残さずに削りきられる筈の状況。

 しかし相手はあのカイルである。普通なんて有り得ない。

 肉を裂き、骨さえ断つ刃の嵐を彼は掻い潜る。囲い込む風刃は手足で叩き散らし、迫る短剣や大太刀は(むね)(しのぎ)に触れて軌道を逸らし、時折彼女達が繰り出す打撃は打ち返す。

 彼女達の動きは時間が経つごとに鋭さを増していく。その様は既に訓練ではなく、気迫と鬼気は殺し合いのそれだ。2人の目は完全に、相手の命を狙う狩人の目である。幾人か離れて訓練していた他の冒険者の人達は、死人が出てもおかしくないカイル達の様子から目を離せなくなっている。

 だがこれはいつまでも続く物では無い。終わりは唐突にくる。


「・・・・・・いくぞ」


「「こい!!」」


 カイルの宣言と同時に彼の拳が防御の為だけでなく、彼女達に向けて放たれ始める。

 攻守が完全に入れ替わる。

 先程まで攻撃の為に動いていた彼女達、今は掠るだけでも体勢が大きく崩れてしまうカイルの反撃を避けるので手一杯になる。そのカイルの攻撃も彼女達がそうであったように、時間が経つごと圧力を増していく。徐々に被弾していく彼女達。


「避けるだけじゃ勝てないぞ」


「あ!?」


 ヤナギが胸倉を掴まれて、動きを強制的に止められる。そして別の拳が振り上げられる。


「疾!!」


 ヤナギを掴んだ腕にスターチスの大太刀が振り下ろされる。肌を刺すような空気。あの刃には彼女の加護である『切断』が強く込められている。アレは喰らうと危険だ。・・・カイルでなければ。


「悪くない」


「くそっ!」


 大太刀が止まる。防いだのでは無い。彼の腕に当たった刃は表皮に少しめり込んだだけで斬るに至っていない。衝撃もかなりあった筈なのにその腕は微動だにしてない。

 ヤナギさんを掴んだ腕が振り上げられる。彼女の身体が浮き上がる。それは側に居るスターチス目掛けて叩き付けられる。


「きゃっ!」「づぅ!」


 勢いは殺せずに諸共に吹き飛ぶ。しかし飛ばされながら彼女達は互いの身体を足場に見立てて左右に跳び別れる。そこから着地、再びカイルに向けて疾走・・・・・・え? 消えた!?


 目の前で激しい戦闘を見せていたヤナギさんとスターチスさんが消える。気配さえ残っていない。


 魔法? でもワービーストは魔法を使えない、それにあの神剣にも発動の兆しは無かった。何が起こったの? カイルの様子を見るが彼に動揺した様子は見られない。つまりはアレは彼女達の()という事になる。加護を使っているのかさえ判別できない。そこに彼女達が居た光景こそが夢幻だったのかと思わせる現実。


 身を焼くような焦燥感。


 いる! 何処かにいる! 彼女達の戦意が高まっているのを肌で感じる。しかし正確な位置が全く捕捉できない。彼女達はカイルに向けて渾身の技を放つつもりだ。この感覚は先にスターチスさんが腕に振り下ろした時とは比較にならない。これで決着を付ける気なのだろう。


「・・・・・・」


 カイルは動かない。迎え打つの?


『澱み祓う風、其は善神。邪悪あれば爪牙を(ふる)凶神(まがつかみ)なり。今ここに神なる風を』

『生命いのち捧げ冥界から黒に沈む水を汲み、炎陽揺らいで祝福無き月を斬らん』


 気のせいかもしれない。彼女達の唄が聞こえた気がした。


 そしてその時がくる。


白金風(しろがねのかぜ)

鳴神月(なるかみづき)


 風が暴れ、閃光が奔る。カイルを絶死の猛威が襲い狂う。


 風が弾け、閃光が砕ける。


「ぎぁ!」「がっ!」


 2人が地にねじ伏せられた。頭を掴まれ押さえつけられている。

 風に舞うカイルの上着の残骸。この攻防でその身に受けた傷は無し。そして晒された彼の上体。


「・・・・・・すごい」


 それは服の上からでは考えられなかった肉体。しかしその片鱗はあの夜彼に触れた時に感じていた。『ヘルパイストス』の炎に照らされて彼の身体、どんな刀剣や武器よりも鋭利な破壊を予感させる『金剛の化身(ヴァジュラ)』が顕れた気がした。

 その肉体に無数に刻まれた大小様々な傷跡。顔だけでなく全身に及ぶ、彼の戦いの軌跡。無情な現実に抗う為にどんな武器よりも苛烈に鍛えて進んできた不屈と破壊の証明。

 その全ては幸せにしたい1人の女性の為に。


「・・・今日はここまで!」


「う~・・・、全身がががが」

「痛いですぅ・・・・・・スーの身体はちゃんと五体満足ですか?」


 カイルの一言で訓練の終わりを告げられる。彼の手を借りて立ち上がる彼女達はそれに縋り付き、脚を産まれ立ての子鹿のように震わせている。両者にさっきまでの殺伐とした雰囲気はない。一瞬で穏やかな空気に変化した。

 膝の上に乗せていた頭が揺れる。気を失っていたシルフィーさんが目を開き、何かを見ている。


「・・・・・・きれい」


 膝枕して安静にし、聖なる炎でシルフィーさんの傷を癒やしていた私は、彼女が虚ろな瞳でカイルを見ている事に気付いた。彼女の瞳には何が映ったのか。彼女は腕を動かして、それに向けて手を伸ばす。


「何も持たず。しかし全てを平伏(ひれふ)せる圧倒的な虚無。なんて綺麗」


「シルフィーさん・・・・・・」


 先にカイルと訓練していた彼女の様子は復讐者のそれであった。心にある憎悪を全て引き出して爪を立てる小さな鬼。大事な物を守りたいと自ら修羅へと足を踏み出した、今はまだ小さな鋼。

 彼女は一体どのような存在になるのか、ミルドレッドの血は戦う者ではない。地を慈しむ者だ。それはこの第2王女であり祈祷師でもあるシルフィーさんが一番知っている筈。


「・・・・・・立てますかシルフィーさん?」


「・・・メアリー様?」


 彼女の赤い髪を撫でる。『人を照らす篝火(かがりび)』と呼ばれたミルドレッド王族の髪。それを彼女は違う炎で燃やしていくのだろう。たとえ自身が焼けようとも、それで怨敵を屠れるならと。

 燃え尽きそうな彼女に昨夜の私を見た。


「さあ、貴殿の師が来てますよ。弟子らしく立ち上がって迎えなさい」


「は、はい。ありがとうございますメアリー様」


 痛む身体を必死に動かして立ち上がる。膝の上から熱が消え、寒くなった心持ちになる。彼女は復讐だけの鬼ではない。でなければあの最後の時に自身の大事な物を思い出して涙を流したりはしなのだから。


「お疲れ様です、お師匠様」


「ああ、シルフィーもお疲れ。最初の頃より耐えれるようになったな」


「シーちゃん頑張ってる」

「姉として誇らしいですね」


「お師匠様、ヤナギ姉様、スターチス姉様。ありがとうございます。皆様の鍛錬と薫陶の(たまもの)です」


 皆さんに頭を撫でられていくシルフィーさん。表情は戦いの時とは違い、何も浮かんではない。それでも彼女の心にはきっと優しさの火が灯っている。私はそう考える。

 カイルは愛ある破壊者です。なら弟子の彼女もきっと修羅を歩む鬼であっても、大事な物を見失いはしないでしょう。


「メアリー。これから昼食だけど一緒に来るか? シルフィーを看ててくれた礼もしたい」


「是非ご一緒しましょうメアリー様。シルフィーは来ていただいたら嬉しいです」


「ボクも大歓迎」

「自分も楽しみです」


「ヤナギとスターチスはいい加減に自分で立てないか?」


「カー君が激しいせいで足腰がガクガク」

「カイル殿は本当に絶倫ですね」


「鍛えてるからな」


 お誘いを断る理由は無し。元々個人的に来訪していた身、なら彼らがこの国で何をするのか見届けるのも良いでしょう。・・・しかしカイルは2人が暗に言っている意味が理解できていないようです。会話が噛み合っていません。面白いのでそのままにしますが。


「私で良ければ喜んでこの後も付き合うです」


 立ち上がり土を払う。興味が尽きない彼らとの時間を楽しみに感じて自然と笑顔になった私は、あの輪の中へと進んでいった。

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