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恐怖!シチュー女!  作者: みつる
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講義を受けている。ほぼ満席に近い講義の中、俺の周りにだけは異様に人がいなかった。これを偶然と取るのはあまりに楽観すぎるであろう。

この情報社会の中、シチュー女の拡散はすぐだった。あの学食での出来事から次の講義が始まる間だけでも5件の動画がアップされ、それに伴う憶測や真偽、そういったモノで大学の中は静かながらも渦巻いた。誰もかれもがシチュー女の情報を漁ったし、それに次々に餌を与えるように情報が与えられた。様々な角度から取られた写真や動画が真実を裏付け、それを間近で見た者の多数のコメントはあの異様な空気や状況を的確に描写していて誰もが寸胴の大鍋を飲み込む人間を信じざる得なかった。5人の元仲間達は俺の人となりを的確に描写していった。


シチュー男、講義中ナウ!new


新たな情報が拡散され、俺の後ろ姿がUPされる。講義中にも関わらず、何人かの学生は俺へと視線を向ける。何人かと目が合い、目が合った何人かはすぐに目を逸らした。


シチュー女が俺の前に現れたのはいつだったのか定かではない。俺が初めて喋ったのはパパやママではなくstew(明瞭な発音)であったらしいし、俺がシチューをシチューとして認識する頃にはシチュー女は傍にいたように思う。シチュー女の存在に最初に気が付いたのは母であった。離乳食を卒業した俺に対し、たまたまシチューを与えたところ異常なほどの関心を示し、あるだけのシチューを求めた。母は当初、シチューを狂ったように求める俺を面白がり、そこから毎日シチューを作り続けた。だがそのうちに気味悪く思うようになったらしい。あるだけのシチューを求める俺に対し、母は俺が満足するように量を増やし続けたそうだ。だが、それが小鍋から中鍋、そして大鍋へと変化していきそれでも何か不満そうに母を見つめ、シチューシチューと呟く俺に対し何か尋常ではない出来事が俺に起こっていることを感じ取った。父に相談し、すぐに病院に連れていくことになった。医者は当初、たくさん食べるのは成長にとてもいいことだ、シチューは野菜をたくさんとれるし、成長に必要な栄養もふんだんに含まれている。あまり食べさせすぎるのは良くないが、まぁ悪いことはないでしょう。とあしらうような対応しかしてくれなかったらしい。これに腹を立てた母が大鍋に入ったシチューを医者の前で俺に食わすという異常ともいえる行動に出た結果、すぐに精密検査が行われた。様々な観点から俺とシチューの関係性が調べ上げられ、医者を驚嘆させた。シチューしか興味を示さず他の食物は普通の子供と変わらない程度の反応しか示さない。シチューに限りなく似せたクラムチャウダーにも他の食事程度の反応しか示さなかった。そして、あきらかに子供の許容量を超えたシチューは一体どこにいっているのか、これはどう調べても分からなかった。一定のシチューは他の料理と同じように胃に溜まるのだが、そこから先はシチューが消えるのである。これには医者も頭を抱えた。そして、何度も何度もシチューを実験動物のように宛がわれる我が子を不憫に思い、母がストップをかけたのであった。原因の分からぬまま我が家の食卓と話題からシチューが消えた。

母と父のシチューへの排除は徹底的であった。我が家の家庭でシチューを連想させるものは一切排除された。料理番組や旅番組は一切の禁止。アンパンマン禁止。クレアおばさんは放送事故と罵られた。

5歳の頃、もう大丈夫なのではないかということで、父に内緒で近所のスーパーに母と俺とで訪れたことがあったそうだ。子供と一緒に買い物がしたいという昔からの憧れを元気に遊ぶ俺を見て我慢できなくなったのだ。母は初めて、スーパーに訪れてはしゃぐ俺を見て、心底幸せを嚙み締めたらしい。この子も普通の子なんだわ。母は我が子の成長を憂いた。


今日は何食べよっか?好きなモノ入れていいよ。


笑顔で俺に問いかけた母。だが、母を見つめ返した俺の顔には、なんの感情も浮かんでおらず、キョトンとしていて、そうして無言で食材を入れ始めた。


 タマネギ ニンジン ジャガイモ ブロッコリー ローリエ。


母はなんだかワクワクした。5歳児の息子の知識で、どんなモノを求め出来上がるのだろうと。


鶏肉 バター 牛乳 小麦粉 固形スープの素 白ワイン。


誰かに命令されるように的確に動き、簡単な積み木を形成するかのように食材を積み重ねる我が子。それを見た母は悲鳴をあげそうになるのをなんとかこらえた。


レジを指さした我が子に促されるまま、夢か現か覚束ない足取りでレジへと向かった。レジの店員は普段の作業で食材の山を切り崩していく。息子は一切目を合わせない。だが、下を向いている口がいやらしくゆがんでいた。


274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円 274円


ピッと電子音が鳴るたびに表示される同一の値段。息子を見据えていた母はそれに気づくのが少し遅れた。だが、遅まきながら気づいた母はすぐに俺の手を引き、俺以外の全てを投げ出しスーパーから逃げ出すことになる。母が見たのは食材の山に隠され、ぴしっと均等に底に敷き詰められた、固形シチューの素だったのだ。


一体どうしたの?!シチューがなんだっていうの?!


店から出た母は俺にそう詰め寄ったらしい。


stewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstewstews


壊れたスピーカのようにつぶやく俺を見て、母はその場で悲鳴をあげ泣き崩れたのだった。


俺は泣き崩れる母を尻目に、横に立ってシチューシチューと呟く女を見ていたのだった。それは俺が初めてシチュー女を認識した瞬間であった。


シチュー女が現れると同時に俺は自我を失いシチュー女に乗っ取られるのである。俺の視点からは、横にいるシチュー女が理性の無い獣のように好き勝手に暴れまわり暴食の限りを尽くしているのだが、他の人には、どうやら俺が理性を失い中毒患者のように狂ったようにシチューを求め暴れまわるように映るらしい。

断っておくが、俺はシチューのことを好きだとか嫌いだとか感じたことは一度もない。なぜなら、シチューを感じた瞬間に俺は俺ではなくなるのだ。つまり俺はシチューというモノを一度も味わったことがないのである。

シチュー女のおかげで小、中、高と俺は灰色ともいえない真っ暗闇の青春を過ごし、そうして満を持して己の尊厳を全て取り戻すべくして遠方の大学へと入学を決めたのであった。事が起こったのは、俺が大学でのシチューへの配慮を全て終える前であったし、人間関係ができはじめの、まだ拙い糸でつながれているだけでしかない関係で起こったのである。

そうして俺の大学生活はもろく壊れた。この情報社会の中で、一度の過失は100の過失となんら違いは無かったのである。シチュー女のことを話そうにも聞いてくれる者は居らず、居たところで、あまりにもバカバカしすぎて笑われるか、オカルトだと気味悪がられ、どちらにしろこの状況を好転させられるとは到底思えなかった。俺は途方に暮れるしかなかったのである。こうしている間にもシチュー女の情報は光速で大学中を駆け巡っていることだろう。それを止める術を俺は学んでいなかった。

しかし俺には彼等には無いシチュー女に対しての蓄積された経験というものがあるのだ。この大学に居る彼等は初めて遭遇する未知という名のシチュー女に熱狂し入れ込んでいるのであろう。だが俺はシチュー女と、今この俺の置かれている状況を知っている。そうして事が収まるまでじっと耐えれるだけの忍耐が俺にはとっくの昔に備わっているのである。これも良き思い出になるであろう。最初に躓いてしまったものの、俺はそこでじっと耐え、ことが静まるまで石のように耐え、立ち上がり汚れを払ってすぐに歩き出せるのだ!そう、この誰にも負けない精神力こそ俺がシチュー女に対することで得た唯一の利点だと言ってもいいだろう。なぁに、ことが収まればこれをキッカケに何人もの友達を作るのさ。

俺がそう息巻き、覚悟を決めた矢先、なんというかチャラそうな3人組がにやけた笑みを貼り付けこちらに近づいてきた。俺に何か用があるらしい。いくつもの席がある中、迷いなく俺のほうへと近づいてくる。

近づいてくる3人組に気付きながらも、それを無視する体制をとった。フフフ。俺は近づいてくる3人組を内心鼻で笑う。このパターンは既に経験済みである。シチュー女は老若男女見境無しであり、必然、俺の敵は増えた。俺は自分を鍛え、このような火の粉を振り払う術を過剰なまでに会得していた。自分を鍛えるにつれ、なぜかシチュー女も強化されていったのだが、それは不可抗力というやつだろう・・。

ともあれ、俺は3人組に対しての準備を進めていく。あちらが何を言ってこようがこちらから打って出るようなことはしない。手を出してきたら対応する。あくまで正当防衛という形が望ましい。最初の標的になる一人目は気の毒だが、見せしめの意味もかね、かなり痛い思いをしてもらおう。奴らは俺の狙い通り、教室の狭い通路を一列となってこちらに歩く。ここから彼等に何が起ころうが、俺と向かい合う形になる一人目は後ろの二人がつっかえ逃げ出せない。


おいシチュー野郎


俺と向かいあう形にある一人目が、俺に対してそんな呼び名を使って気を引いた。ちゃらけたようにわざと大きな声を出し、周囲の注目もこちらに引き付ける。シチュー野郎、か。そのあだ名は初めてだな。今まで散々なあだ名をつけられてきた俺にとって、なんだかなつかしいような、ほほえましいような。子供の頃、酷いあだ名でからかわれ泣いて逃げた自分を思い出し、強くなったものだなと顔を上げ彼等をにらみつけた。にやけた笑みが鼻につく。奴らにとっては遊びでしかないのだろうが、俺にとっては死活問題だ。すぐに笑えなくしてやろう。その張り付いたようなにやけた笑みを消して、悲痛な顔へと変えてやる。お前らの屍の上に俺はヴァルハラを築き上げよう。

彼等は俺の前へと立ち止まると


おい、シチュー。昼飯まだだろ?w


そう言って、肩にかけていたバックから保温性と気密性の高い弁当箱を取り出した。

仮に、取り出したのが爆弾であっても俺はここまで過敏な反応を見せはしなかっただろう。俺は弁当箱を見るやいなやすぐさま席を立ち、3人組が来た方向とは逆側に走ろうと・・・


横に女が座っていた。


今の今までまったく隣に人がいることなど気にも留めていなかった。いや、今この大学内に関して言えば、俺の隣に座るような酔狂な輩など存在しないであろう。椅子に座っていたのは、そうシチュー女である。奴は俺の行く手を遮るように椅子を突き出し何食わぬ顔で座っている。そして座りながら俺の顔を覗き込むと、じっと不思議そうに見つめた。


これからどこに行こうというの?


目で語るシチュー女。俺はどこへ逃げ・・いや、どこへ向かおうというのか・・。シチュー女からは逃げられるわけはないのに。奴を見た瞬間からなのか体はピクリとも動かすことができなくなっていた。奴の動向を眼と頭だけで追うしかなくなる。まるで映画を見てる感覚へと落ちていく。紛れもなくこれは現実で巻き起こっていることなのだが。

奴は俺の行く手を遮っていた椅子から優雅に立つと、3人組へと歩み寄った。周囲が注目しているのも奴にとっては関係ないらしい。奴と関係を結べるのは世界でシチューだけなのである。3人組はゆっくりと向かってくるシチュー女に何か尋常ならぬ空気を感じ取り、弁当箱を机の上に置いた。そうしてその場から後ずさりする。だが目は決してシチュー女から逸らそうとはしない。面白半分なのか動物としての本能なのか。シチュー女は後ずさりする3人に一度としてその目を向けることはしなかった。シチュー女の目に写っているのは彼等が置いた弁当箱だけなのである。もう彼女の世界にあるのは自分と弁当とそれを置いている机だけなのであった。シチュー女は宝箱を開けるようにそっと弁当箱に手をかけホックを外していく。なすがままに開けられるホックに3人組を含めた周囲は固唾を飲んで見守っている。誰か止めろ!止めてくれ!!頭の中で叫ぶがそれが声になる様子も誰かがシチュー女を止める気配も微塵も無かった。


扉を開けるとそれはシチューであった。


わかりきったシチュエーションに沸き立つ周囲に逆に冷めていく俺。後ろに控えていた一人がシチュー女の付き人であるかのようにスプーンをそっと机の上に置いた。だが、シチュー女は弁当箱のふちに口をつけ、そのまま傾けだした。重力に沿ってシチュー女に流れ出すシチュー。色めきだしざわめき立つ周囲。中には急いでスマフォを取り出す者まででてくる始末であった。3人組は一人が吹き出すと我慢が効かなくなったのか笑い出して止まらない。しきりに、


コイツマジだよww本気かよ?ww


と目の前の光景を喜んでいる。殺してやる。だが、その意に反して体はピクリとも動いてはくれなかった。


おい、シチュー飲み物もあるからなww


最後に控えていた一人が笑いながらシチュー女に近づき持っていた水筒を差し出した。それは優しさなのか情けなのか・・。だがシチュー女には飲み物など、無用の長物である。砂漠でもシチューを求め、水があろうがなかろうがラクダに乳を出させ、サボテンを切り分け、なんとかなんとかシチューを作ろうと試み、無理だと悟った瞬間に潔く死ぬような奴なのだ。だが、俺の予想と違いシチュー女の動きが止まった。そうして飲みかけていたシチューの傾きが次第に小さくなっていく。弁当箱にはまだシチューが3割ほど残っている。シチュー女がシチュー以外のモノに興味を示すなどこれまで俺は経験したことがなかった。シチュー女は机の上にまだ入っている弁当箱を置くと水筒を奪うように取り、急いで水筒のキャップを回し始めた。俺にとってそれは希望であった。何かシチュー女に対しての別の糸口やアプローチが見つかるかもしれないのだ。この18年間、どうすることもできず、ただされるがままにされてきたシチュー女に一矢報いるための手筋が見つかるかもしれない。俺は何年かぶりにシチュー女を直視し、動向を探った。シチュー女は水筒のキャップを外し終わると中身をコップへ移そうと水筒を傾けていった。周囲が見守る中、水筒の中から白いトロッとした液体が姿を現した。絶句する俺をよそに周囲のボルテージが最高潮に達していく。それを後押しするようにゴロ、ゴロっと赤い塊が水筒からコップへと移りこんだ。それは紛れもない、食べやすいよう手頃な大きさに切られたニンジンであったのだ!ニンジンが水筒の出口を塞いでいたのか、ニンジンが水筒から出ると、後から後から、ジャガイモや鶏肉、ブロッコリーなど、色とりどりの具材達が我さきへとコップの中へと入ってきた。


こうしてコップの中にもう一つのシチューが完成されたのである。


どこか満足気なシチュー女。まず弁当のシチューを味わうように食した。そうしてからコップの中のシチューをうっとりと見つめ・・・いっきに流し込んだ!

シチューを食べ、シチューを飲み、シチューをシチューで洗い、シチューの中にシチューをシチューがシチューでシチューをシチューで。もう、うんざりだ!!!シチュー女は一息つくと、また弁当箱を手に取り己の中へと流し込む。その間、右手に持った水筒の中身をコップに移す。まるで戦場で戦車に次の弾を込めるように・・入念に淀みなく隙間がないように・・・。もうシチュー女はこのシチューに(シチュ)に虜である。狂ってる!俺がどう考えていようが、それがシチュー女に反映されることはなく。周囲にもそれが伝わっている様子も一切無かった。


気がつくと、俺は周囲の注目を一身に集め佇んでいた。右手には空の弁当箱。左手には空の水筒。机の上には飲み口が薄く汚れた水筒のコップ。そして、周囲にはスマフォを向け動画をとる彼等彼女等。


おいシチューwwwうまかったか?www1000円でいいぞwww


迂闊に近寄った一人の肝臓をえぐりあげるように殴りつけた。グフっと空気を吐き出したような音を出しうずくまり腹を抱えウーウーうめく。俺は冷めた目で彼を見下ろし、その目のままに周囲を見渡す。周囲は息を飲むも自分がジャーナリストにでもなったつもりなのか、俺を撮るスマフォを下ろそうとはしなかった。

これ以上面倒ごとにしたくなかったので3人組が来たのと逆方向へと逃げるように歩いていく。背中に視線が突き刺さり、後ろから「おい、大丈夫か?!」と腹を抱えうずくまる生徒を同情する声が飛び交っている。シチューを施し腹パンされるなんて意味のわからない状況を見せられれば、人間誰しも被害者に気持ちが傾くであろう。教室を出て廊下を歩く。追いかけてくる生徒は誰もいない。被害者とは俺ではなく、頭のおかしいシチュー男に殴られた彼なのだ。

俺はふと思いつき、スマフォを取り出し一昔前まで仲間だった彼らのツイッターを見てみた。


シチュー男シチューのリバースにリバーブロウをお振る舞いwwwwwwnew!


元仲間がリツイートしている記事にはそんな上手くもない文句と一つの動画が付属されていた。俺は震える指でその動画の再生ボタンを押す。動画が流れ出し、画面の中、恍惚の表情でコップにシチューを移す俺。そうして弁当水筒弁当水筒と、どこか満足気にシチューを貪る俺がハッキリと映し出されていた。ときおりアップになり弁当を傾ける俺の顔がハッキリ映し出される。目は弁当箱の中のほうに集約されており、それだけしか興味が向いていない。口からシチューの滴が少しこぼれ出すと撮影者もあまりの酷さに手持ちのスマフォが激しくぶれた。動画はそのあと、好意的に近寄ったものに対し腹パンを加え、まるで用がなくなったかのように置き去りにし教室を出ていく俺を捉え終わっていた。


ハハハ・・・


あまりの絶望にため息のような笑いが漏れる。なにより堪えたのが腹パンをして、うずくまった学生を見下ろす俺の目だった。その目はシチュー女がシチュー以外の全てのモノに向ける目とまったく同質のものだったからだ。


俺は大学を辞めた。










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