表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/26

ガラ・サルヴァドール・キホーテ嬢の波瀾と脅威に満ちた逃避行の顛末を一部始終そばで見ていた弟、サンチョ・キホーテ氏による手記

 これはドーニャ・キホーテⅩⅡ世、すなわちガラ・サルヴァドール・キホーテの物語だ。彼女は僕の姉である。


 この項で必要な情報はこれですべてだが、僕の名前がサンチョであることに疑問を抱く人がいるかもしれない。

「キホーテの子孫が自分の子に初代の従者の名をつけるか?」

と。したがって、簡単な自己紹介をしておこう。


 僕と姉は血がつながっていない。僕は4歳のとき孤児院からホアン・サルヴァドール・キホーテⅩⅠ世に引き取られた。そのときすでにサンチョと呼ばれていた。


 さて、それでは本題に入ろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ