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一人ぼっちな私と君。  作者: 稀燕
彼女、その心境。
6/16

されど彼は愛を謳い、真実が現れる






「やぁ」

「な…なん…、え…えぇ?」



片手を上げて軽い挨拶をする姿が


テレビで見た様なモデルと


ぶれて視える程、彼は綺麗でした。



「…着いて来たんですか?」



仄かに不信さを滲ませて


彼に話しかけます。


ストーカーでしたらどうしましょう!?



「大丈夫、着けた訳じゃないから」



…え?



「君のお姉さんの宿題と補講予習プリントを預かってて」



よく見ればもう片手に紙袋を持っています。



「あと、君の進路予定表の書き直しと提出済みノートを先生に託されて」



…何だか少し、申し訳ない気持ちになってしまいました…。



「で、もう学校出ちゃったから…先生に教えてもらってきたんだ」

「…そう…だったのですか……すみません…」



さっきの不安は何だったのでしょう。


とってもいい人です!



「あの時は、ゴメンね」

「え?」

「放課後の事…」



さっきとはうって変わって


彼はしょんぼりしました。


…多少、申し訳ない気持ちはあったのですね。



「焦っちゃったんだ…」

「へ?」

「君が恋を諦めて欲しくなかった、それ以前にまだ諦めてないうちに好きな人が出来てしまう前に!…振り向いて欲しかったんだ…」



…彼は…


気付いていなかった心を…


あっさりと……見破ったのですか…?


言われて…納得した…気付かなった心を…


ずっと……?



「あ…りがとう……ございます」

「…ッ!」

「でも…」



私は……



「私は、罪人だから……」

「!?」

「愛を……願っては、いけないんです」











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