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童話と詩作と物語

心からの「ありがとう」を、旅立つ君たちへ。

作者: 辻堂安古市
掲載日:2026/03/06




先生の授業に1年間お付き合い頂き、有難うございました。

この場を借りて改めてお礼を言わせてください。


多分、卒業式では話す機会がないので。

卒アルも全員分はかけないので。

直で話したら多分泣いちゃうので。

だから、ここに書かせてくださいね。


先生は君たちと同じ年にこの学校に来たけれど、

一つ上の先輩たちの学年所属だったので、

なかなか接する機会がなかったですよね。


それなのに君たちの大事な3年生の授業を持つことになった時は、

とても身が引き締まる思いでした。

なんせ丸二年体育の授業をしてなかったうえに、

ほとんど知らないあなた方の前に立つのですから、緊張しまくりだったんですよ。


オマケに「コワい!」なんて言われちゃうし。


それでも、君たちはいつも笑顔で授業の場所に集まってくれて

(水泳バックレる人が多かったのは残念でしたけど!)

すごく嬉しかったです。


毎日毎週毎月、申し訳ないけども先生がまず楽しんでたんじゃないかな。

そんなわけで、君たちの授業を持たせて貰えたことを、心から嬉しく思っています。




この1年間、どうだったでしょうか?

少しでもチャレンジできましたか?

新たな自分に出会えましたか?


そのお手伝いが少しでも出来たのなら、とても嬉しいです。

日々の楽しみに少しでもなれたのなら、とても嬉しいです。


きっとこれから、

いろんな事が君たちの前に立ち塞がるでしょう。

上手くいかないことなんて山盛りあります。


全てに立ち向かえ!とは言いません。

時には逃げたり

方向転換するのだってアリアリです。


でもね。

自分で自分を決めつけないで。


きっとできることはいっぱいある。

きっと他にも楽しいことはたくさんある。

きっとあなたが認められる世界がどこかにある。

きっとあなたの横に並んで笑ったりしてくれる人がいる。


だからちょっとだけ

勇気をもって進んでみてください。

「可能性の扉」は

あなたたちのみんなの目の前に

いっぱい開いているから。


最後になりますが

もう一度お礼を言わせてください。


ほんとに君たちに会えて

授業を受け持つことができて幸せでした。


ありがとうね。

卒業おめでとう。





でもね。

あなたたちの姿が

もう明日から廊下にも教室にも

いないんだと思うと

とてもさみしいよ。





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― 新着の感想 ―
このお話はフィクション?ノンフィクション? 卒業の季節、先生方も涙が出てしまう季節ですね。 誰にも大きな可能性があるというメッセージも良かったです。 読ませていただき、ありがとうございました。
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