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襲うことの難しさ

魔物が町を滅ぼす光景を目にしてから数日後、まだ町どころか村すらも襲うことができずにいた

「はやくしないと…はやく…」

こうしてる間にも各地で戦争や魔物によって人が死んでいる、そう思うと、焦ってしまっていた

村はある、だけどいざ始めようとすると躊躇ってしまう

人を殺すことは、魔物を殺すこととは比べ物にならない難しさがある、言葉が通じる人間を相手するとなると、力が上回っても、情に訴えかけるような言葉を言われたとき、とどめを刺すことができるかが分からないし、戦闘した時ならまだ殺せるかもしれない、でも、その村、町自体を壊すのなら兵士以外の人も殺さなければならなくなる、そうなれば、命乞いされるに決まっているし、それを聞いて殺すことができるかも分からない、

1番あってはならないのは、もたつきすぎて滅ぼしている途中で王都などの大きな場所から援軍が来て捕えられることだ、もし捕まってしまえば、死刑は免れないだろう、そんなことは絶対にあってはならない、だからこそ、1歩を踏み出せずにいた

「こんなに臆病だったかなぁ…」

前の勇気はどこへ行ったのか、自分が嫌になりそうだ


〜数日後〜


「こんなことしてても仕方がない!やるしかない!」

やっと決意し、近くの村へ向かった…


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