ディアント王国へ帰国する。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達は今馬車に乗りディアント王国の帰国の途に向かう途中であり、レンドアナ帝国領を国境の街で一泊して5日の掛けて出国し、ウルティナ王国の国境の街を通り過ぎて次の宿場街に向っている。
サンディとユリシアが私の隣でオセロゲームで遊び、私はダティスを膝の上に乗せて絵本を読み聞かせたりして過ごしている。
隣でサンディとオセロゲームを興じているユリシアが、この馬車に初めて乗った時のことが未だに脳裏に焼き付いてる。
馬車が皇城の玄関前から女帝ユリュシア様と王配のシリュアス様の二人と皇子エリュウス様の3人から見送られて出発してからも、馬車の乗り心地にも感激してハシャグ感じで落ち着くまで少しの時間を要した。
「何のこの馬車凄いわね、これもアディナ様が造られたのかしら、もう何と言って良いか分からないわ、凄すぎです。それにこのまま夜営も出来ちゃうじゃない、ベッドもシャワーも有るしおまけにトイレもよ、あり得ないわよ・・・・」
「ドウドウ、落ち着いてユリシア様、だから先日サンディが言ってたでしょう、馬車の中を見て驚かないようにねと」
私はユリシアを落ち着かせるのにひと苦労する。
「そうだけど、私の想像を遥かに超えるわよ、アディナ様はこんな事を良く思いつくわよね、私には到底思いつかないわよ・・・・」
「サンディ、何んとかしてくれる」
「いや無理だよ、アディ、やっぱりユリシアにはアディの破天荒振りに免疫が無いからね、仕方が無いと思うよ」
「そうですわね、むしろユリシア様の反応が普通だと思いますわ、私達は慣れ過ぎているかもしれませんね」
専属メイド長レティアが冷静にユリシア様の驚き振りを分析すると、その隣でルーシも頷く。
ユリシアは先日サンディから馬車の事は聞かされていたけど、それでも馬車にに初めて乗ると流石に驚き、馬車の広い空間の中を端から端まで見て回って不思議な空間だとカルチャーショックを受けていた。
そんな事もありましだが皇城から護衛騎士に白銀騎士団の5人も護衛に就いてらい10人体制となり、ユリシアの専属メイド3人が乗る馬車の2台の旅となった。
帝都の門の傍でキリシアナ魔導王国の王家の馬車とメイドが乗る馬車2台と護衛騎士10人と合流して大所帯の旅となり、その頃にはユリシアも落ち着いてくれた。
昨日の帝都では女帝ユリュシア様の35歳の誕生日を祝う最後の行事として、午後から女帝ユリュシア様と王配のシリュアス様のお二人が馬車に乗って街の中で華々しく盛大にパレードが行われ、民達から祝福の歓声を浴びる中を周られて何事もなく終わった。
その晩の帝都の街では民達や周辺の領地からの観光客などが、市場や広場等で色んな出店が多数出店され様々な余興や出し物が催され、美味し物を飲食いしたり観劇したり遊んだりと楽しんで夜中まで賑わった。
私とサンディはパレードが終ってからユリシアの案内で賑わう帝都の街を散策した時に、初めて護衛に就いてくれた白銀騎士団の5人の面々に会い美女軍団だと思わず感心した。
私達の護衛騎士5人も剣の腕前は勿論だけど一流で中々のイケメン揃いの独身なので、帰国の道中でカップルが出来たら良いなと秘かに期待をしている。
出発する前に帰りの道程の打合せをサンディと騎士達がした時、私達の護衛騎士と白銀騎士団の女性騎士の5人が初対面した時に何となく恋の予感がしたとサンディが悟った様です。
「帰りはキリシアナ魔導王国経由でディストリア公王国を通って帰る事になったから宜しく頼む。後は君達で護衛の体制について綿密に打ち合わせする様に以上だ。まぁ、お互い初対面だろけどお見合だと思って仲良くする様に」
サンディは帰りのコースを護衛騎士達に伝えると、速やかに会議室から退出する。
「「「はい」」」
「「「はい」」」
ディアントの騎士達と白銀騎士団の騎士達が返事する。
「う~ん、サンディ王太子殿下は今お見合だと思って仲良くすようにと言ったがどう言う事だ」
「私達はユリシア皇女殿下より、婚姻相手を見つけなさいと言われた。つまりそう言う事だ。先ずはポジションのシフトを決めましょう」
「あぁ、そうだな、あまり変に意識しても仕方がないからな」
それから騎士同士で互いのポジションを決めた後に、日々のシフトを決めて男女で配置の位置の順番のシフトを決めてポジションチェンジしていく事にした。
帝都を出てから10日目でキリシアナ魔導王国の王都の入場門の前に昼前に到着して、そこでキリシアナ魔導王国の国王夫妻が乗る馬車の一行と別れて、私達は王都に寄らずに一つ先の宿場街へと向かった。
王都を過ぎた所で休憩を取り、私はメイド達が乗る馬車に重力軽減の魔法石を設置して稼働させてから馬車に戻って昼食のお弁当を食べる。
休憩を取ってからは馬車のスピードを上げて次の宿場街には日暮れ前に到着して、先行して走った二人の騎士が何とか宿屋を取れたので、そこに泊まった。
明日にはディストリア公王国には到着する見込みが出たので、先ずは宿屋でゆったりと休みたいところではあるけど、夜の営みだけはしっかりと私とユリシアがサンディのお相手をする。
ユリシアはサンディとの営みには割と積極的で、この調子だと3ヶ月後には御懐妊するかもしれないと私は感じたけど、ユリシア自身もどうやらその心算らしい。
それで念の為にキリシアナ魔導王国の国王に聞いたのですが、元婚約者のバカ王子は騎士団に放り込んで騎士として鍛えているそうです。
妹夫婦は空いていた片田舎の領地の領主に据えて、他の追放された貴族達は魔道具部門などの管理部に押し込んだという事らしいです。
キリシアナ魔導王国の国王夫妻は意外と気さくな方でしたけど、魔道具開発に投資過ぎて失敗してからは帝国の魔道具作りの下請けになったそうです。
魔道具開発の投資過ぎたというのは何の魔道具だったのかは流石に聞けなかったけど、どうやら口だけ魔導士にしてやられたように私は感じ取った。
ディアント王国への帰国の旅路は順調で、キリシアナ魔導王国の宿場町から10日後には無事に帰国が出来て本当に良かったとなと思った。
城に帰る前に教会に寄ってサンディとユリシアの婚姻誓約証を教会に提出してから婚姻契約書に二人でサインをしてから城に帰り戸籍課へ提出した。
国王ルドルフと王妃エリザベラは5番目の妃のユリシアを温かく歓迎してくれて、ディアラナとサティナとレイティナの3人も5番目の妃を快く歓迎してくれた。
その晩は流石に一月以上もご無沙汰していたディアラナとサティナとレイティナの3人は欲求不満が溜まっていたのでしょう、3人でサンディの相手をしてもらい解消していた。
帰りの途中ですけど当然ですが私の実家に一泊してユリシアを紹介した時に流石に5番目の妃だと聞いてお父様とお母様は驚いていたけど歓迎はしてくれた。
ダティスを始めて見たお父様とお母様は大変な可愛がり様で、やはり二人目の孫でも可愛いのは変わらない様ですが、ただ私の息子なので将来が少し心配だと言っていた。
兄のオディンの息子のサディスは従弟であるダティスとも以外と仲良くしてくれて一緒に積み木遊びをしているのを見てやっぱり可愛いと私も思ってしまった。
いくら私が破天荒でお転婆だったとはいえ、息子までがそうなるとは限らないし、一応サンディの遺伝子を引継いでいるでそれほどヤンチャには為らないと思っている。
義姉のエブリナは弟のサンディとユリシアの婚姻を喜んでくれていて、ダティスも可愛いとサディスと遊んでいる姿を見て和んでいた。
本当は時間があれば森へ行きたかったのですが、そうも言っていられないので、後ろ髪惹かれる思いで早朝には実家を発ったけどいつか実家の里帰りして森で暴れたいと願望を抱いた。
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