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前世の記憶を持つ辺境伯爵令嬢は加護持ちの大聖女である事を隠し、王太子殿下から婚約破棄された後に隣国の幼馴染の王太子の元へ嫁ぎます。  作者: 榊原 レンガ


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いざ出発レンドアナ帝国へ。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 3ヶ月間ほどつづく冬も終わりに近づいた2月も過ぎて3月に入り初春を迎えて、街並を覆っていた白い雪も解け始めてきました。


私はサンディとダティスとシルビに世話係のメイド長のレティアとメイドのルーシを共に新車の馬車に乗り、3月の25日に開催されるレンドアナ帝国の女帝ユリュシア様の誕生祭に招待される事になりました。


 どうやら献上品の事前確認でスパイダーシルクの生地の反物が目に入った様でして、出所をリハンド王国とルキリニア王国から調べて、私だと知りご招待を受ける事になりました。


余裕を持って2日の朝に城から出発して6日の夕刻にはオフマンディ王国の王城に到着する予定で魔馬の騎乗した護衛騎士5人を引き連れての旅となった。


 オフマンディ王国へ向かう街道は以前私がオディアニア王国へ行く時の近道として通った街道でして魔物が生息するの森の傍を通る街道でした。


今はオディアニア王国との交易が盛んになり荷馬車の往来が多くなった為に開発されて、冒険者ギルドのある宿場街が2ヶ所が開拓されて新たに出来た。


お陰でかなり安全な街道になったので、シルビとルティに出会えた想い出のある街道を通ることにした。


 我が国でも魔物が生息する森が在る領地では冒険者ギルドが誘致される様になって、新たな民達の雇用と仕事にもなり安全な交易を行う為に必要とされる公共的な機関として確実に支部が増えている。


 新しい馬車での旅は快適で揺れも少なく、ゆったりとしたソファーに座りお茶を飲んだりしても平気ですし、トイレもあるので水分の取り過ぎに注意しなくても大丈夫なのが良いです。


ダティスは床に敷いた絨毯の上で積み木遊びをしたり、私やルーシが絵本を読んであげたりして退屈しない様にしてます。


 旅路は順調で街道沿いの西の側の宿場街で一泊して、翌朝にはオフマンディ王国へ向けて出発して夕刻にはオフマンディの辺境伯爵領に到着してギクラス辺境伯爵の屋敷に泊めて貰い歓待を受ける。


「いや、ご無沙汰しておりましたな、アディナ妃様、初めましてサンディ王太子殿下、私はこの街の領主のアズマイン・ギクラスです。以前アディナ妃様に大変お世話になりました」


「えぇ、初めまして、こちらこそ宜しくお願いします。話はアディナから聞いております。まぁ、何かにつけてお騒がせしていたと思いますがね」


「いやいや、中々勇ましく御座いましたが、ほぉ、そちらは王子様ですか、先ずは屋敷の中へどうぞ」


ギクラス辺境伯爵は話しながら私達家族を応接室へ案内をしてくれて、レティア達メイドや護衛騎士には執事が対応して部屋に案内をしてくれた。


「えぇ、ダティスです。可愛いでしょう、私の自慢の息子なのよ」


「アハハ、アディナ妃の息子さんだとなると、将来はかなり勇ましく立派な王子に為られるでしょうな、さぁ、どうぞ、こちらへ」


「そうね、バカ王子に為らない様に育てたいけど、どうかしらね子育てって本当に難しいわね、あっ、ありがとう」


「さぁ、こちらへお掛けください。そうですな子育ては親にとっては誰しも悩むものですな、しかし王子なら剣の鍛錬はしっかりやらした方が良いですね、精神を鍛えるには必須だと思いますよ」


そんな会話をしながら、私はダティスを抱いたままサンディと勧められたソファーに座ると、メイドが直ぐに紅茶を淹れてくれて私達の前に置いてくれた。


 それから暫く子育ての話をしてからレンドアナ帝国の話題に入り、帝国に行く道中には魔物以外にも盗賊団に襲われる事ともあるので気を付けるように言われた。


 レイモンド帝国に組する属国の北側には小国が幾つもあり、それぞれが単独の経済圏を持っており、小国間での経済交流はあるものの決して豊とは言えなとの事です。


 その辺りから真面な仕事に就けずに盗賊団に流れる若者たちが後を絶たないとの事らしく、盗賊団を壊滅しても新たな盗賊団が流れ込んで来て埒が明かない様です。


「う~ん、元を正さなければダメという事ね、しかし、流石にそこまでは私でも手を広げられないわね、何か産業を興せればいいのだけれどね」


「まぁ、そうですな、私の領地もアディナ妃様のお知恵をお借りして、新たな産業が興したお陰で経済的に我が辺境伯爵家も領民達も豊かになれましたからな」


「そうね、でもね、豊かさを維持するためには常に技術を磨いて更なる高みを目指していかないといずれは廃れていくから、それが大変なのよね」


「なるほど、それは言い得て妙ですな、私も肝に銘じておきましょう」


そんな会話をしてから、伯爵家で歓迎の祝宴が行われて、特産品のうどんやバスターの料理に果物や野菜のサラダなど独自の味付けで作られた料理が並べられた。


 私も知らない味付けの料理もあり大変美味しく頂けたので感激でしたね、サンディとダティスも美味しく頂いていて、シルビも新た味付けの魔物肉を堪能していた。


ギクラス辺境伯爵の屋敷をギクラス辺境伯爵からお昼のお弁当の差し入れを貰い、見送りをされて早朝に屋敷を出発し次の宿泊地としてサモンドス伯爵領に向った。


 サモンドス伯爵領にも予定通りに夕刻前に到着して、そこの領主の屋敷に宿泊をさせて貰い、伯爵からも歓待を受けて自慢のワインを御馳走になりながら美味しい料理に舌鼓を打つ。


私が提案したワイン工房での生産も順調でワインの保存方法を温度と湿度を一定に保つ仕組を提供した事で、味と質が向上し売り上げも伸びたとお礼を言われた。


今はスパークリングワインの開発を進めていると言われて、上手く出来上がったらぜひアディナ妃様に献上させて頂くと言われました。


 翌朝にはサモンドス伯爵からもお昼のお弁当を差し入れされまして、ご丁寧に見送りまでして頂いて屋敷を出発して、次はサティナの実家がある王都です。


当然ですが国王リクタス様と王妃エレソワ様にも縁戚でありますから、ご挨拶に伺いまたモモちゃんとスカイにも頑張って貰います。


 サティナ様が妊娠する以前は頻繁にルティの背に乗って実家と商会に行き来してましてオフマンディ商会が起動に乗るまでは仕事していたのです。


妊娠したのと商会が起動に乗ったのが重なり、出産して子育ての事もあり今は城から出る事が殆んどなくなり実家の方へ帰らなくなっている。


 ただ王妃エレソワ様と王太子妃ライラナ様にはスパイダーシルク製のドレスや下着などサイズが分かっているので定期的にサティナ様から贈られている。


 そして予定通りに王都に到着して、そのまま王城へ向かって行き城に到着すると国王リクタス様と王妃エレソワ様と王太子妃ライラナ様の出迎えを受けた。


私は予想通りですがサンディは国王リクタス様との歓談の為に王家専用の応接室へ共に案内をされて行き、私は王妃様と王太子妃様に連れられて王妃様の私室へ連れて行かれた。


 そこで王妃様と王太子様が描いたデザインのドレスをモモちゃんとスカイに頑張って貰い2、3着ずつ作って貰ったら2人共大変喜んでくれた。


その後の歓迎の会食会でも穏やかな会話をし、それからサティナ様と孫娘であるサラーナの話などで談笑しながら美味しい料理に舌鼓を打つ。


 翌朝には王城から出発しましたが、出発する前に国王様から昼のお弁当の他に色々な差し入れを貰って旅の友に頂き、これに関しては私もサンディもその心遣いには嬉しかった。


 これまでの旅で一つ助かったのは夜の帝王サンディが生りを潜めてくれたのか、一晩5回前後で終えてくれてるので私としては毎晩一人で相手をするので丁度いい感じです。


 王城の次に向かうのはドリニアス王国の漁港の街にあるオフマンディ商会が経営する宿に向う予定で、これから先の宿は全てオフマンディ商会が手配してくれる宿屋に泊まる予定である。

お読み頂きありがとうございます。

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