アディナがレイモンド帝国へ突撃する。
この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
皇女様達は王家との会食を行い、その時に王家の家族を紹介されレイティナがサンディのいずれは妃になると紹介すると、ディアラナとサティナの二人が笑顔で嬉しそうに歓迎した。
レイティナは二人の妃からのあまりの歓迎ぶりに最初はドン引きしていたけども次第に仲良くなり、シルビとルティを見てディアラナとサティナの二人がモフモフの素晴らしさをレティナに話して聞かせた。
その様子を見ていた私は思わず苦笑いをしながらサンディをチラ見しながら皇女アディラナ様と明日からの予定を話し合う。
「まぁ、今回も我が国の国益も関わる事だからサンディは気を引締めて取り掛かる様にな、それとアディがやり過ぎないか見張ってくれよ」
「はい、気を引締めてアディがやり過ぎないようにいたします」
「あのアディナ妃はそんなに凄い方なのですか」
リズベルトは国王ルドルフとサンディ王太子の二人の会話を聞いてアディナの行動力に何かあるのかと疑念を持つ。
「うん、まぁ、何と言うか破天荒な性格でね、まぁ、強引なところがあるけど上手く事が運んでね、幸運を運ぶ聖女と呼ぶ者もいるけどね」
サンデイがアディナの事を自慢気にリスベルトに語る。
その晩の私はサンディとの営みが終わった後に哺乳瓶を20本用意して貰った中にお乳を入れるために、サンディに両手で乳房を揉んで貰いお乳を哺乳瓶の中に搾り入れる作業をする。
「しかし、凄いね、アディのお乳が未だにいっぱい出るよ」
「う~ん、もう、真面目に揉んでよね、早く用意して明日に備えて寝るんだから、二日分くらいはダティスとティラナの為に用意しなきゃいけないのよ、うっん~ん、あのまた私のお腹の中で元気なってるわよ」
「あぁ、ゴメン、つい気持ち良くてね、それにアディの項がさ妙にエロイだよね、つい興奮してムラムラとしてしまった」
「はぁ~、本当にサンディって絶倫ね仕方がないわ、哺乳瓶にお乳を入れ終ったら、満足するまで抱かせて上げるから頑張って揉んでね」
「うん、分かった」
サンディはもう一度アディを抱かせて貰えると知ると、真面目に乳房を揉んでお乳を哺乳瓶に搾り出す。
哺乳瓶20本に私のお乳を入れ終り、マジックバッグに保管する為に仕舞うと、直ぐにサンディと営みを再開してサンディが満足するまで営みを続ける。
翌朝になって皇女様3人と王家で朝食を摂りながら再度打合せをして、私はディアラナに母乳入りの哺乳瓶が20本入ったマジックバッグを預けてダティスの子守りを頼んだ。
私とサンディは朝食後直ぐに皇女達3人とサンディをと共にシルビとルティの背に乗ってレイモンド帝国の国境の街ディアントへ向けて出発した。
シルビの背にはレイティナ様と私とサンディの3人が乗り、ルティの背にはアディラ様と婚約者のリスベルトの二人が乗って街道を猛スピードで走る。
「う~ん、本当に毛並みが最高だし寒くないし最高です」
レイティナ様は一番前に乗りシルビにべったりと身体を密着して頬擦りしながらモフモフを堪能する。
「うふふ、レイティナ様はシルビ達の毛並みにもうメロメロね」
「はい、もうメロメロです。こうなったら意地でも絶対にサンディ様の所へ嫁ぎますわ」
「うふふ、そうなる様に頑張りましょうね」
私はまた一人サンディの夜の相手となる妃をゲットできたと確信し心の中でガッツポーズをとる。
「はい、あの参考までに昨晩は何回ほど営んだですか」
「あら興味あるの、昨晩は10回終わった後に哺乳瓶に入れる為にお乳搾りを手伝って貰ったら、その後に手数料で5回ほど追加されたわね」
「うっ、それは何と合計で15回もですか、絶倫と言うのは本当なんですね、アディナ様だけでなく他の二人の妃様が必死に私を勧誘する意図が分かりましたわ」
「アハハ、まぁ、宜しく頼むわね、モフモフでその後は癒されればいい訳だしね」
「まぁ、そうですわね、ですが皆さんスパイダーシルクの生地で出来たお召し物を着てますけど、私も着れますかしら」
「あぁ、それは王家の女の特権よ、身に着けるのは全てスパイダーシルク製の物よ」
「まぁ、素敵です。そんな高価な物を身に着けられるなんて、いったいどれほどの予算を設けているのでしょうか、かなり高額なのではないですか」
「うふふ、予算はゼロよ、私の可愛い蜘蛛の魔物の従魔のモモちゃんとスカイが作ってくれるから、予算はゼロなのよ」
「それはまた素敵ですわ、頑張らなきゃ行けませんわね、あれもう国境の街が見えてきましちわ、早いですね」
王都から僅か1時間半ほどで帝国側の国境の街ディアントスに到着して、皇女の顔パスですんなりと門を通らせて貰い、そのまま領主邸へと向かう。
ディアントス辺境伯爵の屋敷に到着すると皇女アディラナ様が邸宅に入り、叔父である辺境伯爵に作戦会議を開くから公爵邸へ向かうに指示を出すと応じてくれて一緒に出掛ける。
「これはまさか神獣ですかな」
「そうよ、この子達だけで帝国を滅ぼす事も可能だけど、侵略の為にこの子達を利用する心算はないわよ悪用するのが嫌だから、ただ国防の時は頼らせて貰うけどね」
私はディアントス辺境伯にシルビとルティの正体を明かし、飽くまでも平和を維持するためだけに使うと伝える。
次にリディアス伯爵邸に向いシルビ達を走らせて、一時程で到着してアディラナ様に事情を話して直ぐに一緒に来て貰いルティの方に乗せて、一旦公爵邸へと向かう。
公爵邸に着いてから半時程休んでから私とアディラナ様とリスペルトの三人で残りのサンギプス伯爵とシプルス子爵を迎えに行き、二時間程で公爵邸へ戻った。
「えぇ、皆さま、御集り頂き感謝致します。只今より作戦会議を始めます。私はディアント王国の第一王太子妃のアディナと申します。よろしくね」
「アディナ妃様ですか、まぁ、色々と噂は聞くがな、神獣様の主でもあるとは・・」
ディバーン公爵はアディナを見て只ならぬお方だと察する。
「本日をもってディバーン公爵様には帝国より、ここに居る方達と共に独立して頂きディバーン王国を建国して貰い帝国側に経済封鎖して頂きます」
「ほぉ、それは面白いが、それからどうするのだ」
ディバーン公爵が感心しながら続きを聞く姿勢を見せると、他の領主も頷いて続きを聞く。
「はい、ディバーン王国はディアント王国と同盟を結び同じ経済圏の中で経済活動をして貰います。他の属国の国々とは我々の商会を通じてモンド貨幣を流通させます」
「なるほどな、これから冬場に入ると帝都では税収が減り国庫も厳しくなるからな、冬場は造幣して凌ぐのが通例だが、それが出来なくなると一気に疲弊しますね」
「そうです。資金も減り物資も減ればどうなりますか、派兵したならば私の可愛い神獣がお相手しても居ですが、秘密兵器も用意してありますので御貸ししても良いですよ」
「なるほど、神獣の力も借りられると、しかし秘密兵器にも興味がありますね」
「はい、最終目的はバカ皇子の二人の廃嫡追放です。そして次期皇帝にはイリシス様に就いて貰おうと考えております。バカ皇子の二人は我が国の属国のディストリア公王国の平民として騎士団に放り込む心算です」
「私がかい、流石に無理があるんじゃないのかい」
「いいえ、イリシス様が皇帝となりディバーン王国と同盟を結んで頂ければ、また帝国は息を吹き替えします。そうでなければ経済は沈滞して沈むだけです」
「ふん、それは面白い、属国も金の切れ目が縁の切れ目であろうな、我々が経済封鎖すれば資金は枯渇し食料も不足し属国に対して輸出も儘ならなくなるな」
「はい、既にオフマンディ王国は私達と通商条約を結んで経済が活性化しておりますし、ドリニアス王国にも影響を与えるまでになっておりますし、モンド貨幣も我が商会にタンマリと貯まってます」
アディナは帝都経済封鎖の計画と物流についてもディアント王国の商会を通じて辺境伯爵領との取引内容の品目を充実されて行くと確約して防御も固めると約束をして作戦実行の準備を進めるように進言する。
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