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前世の記憶を持つ辺境伯爵令嬢は加護持ちの大聖女である事を隠し、王太子殿下から婚約破棄された後に隣国の幼馴染の王太子の元へ嫁ぎます。  作者: 榊原 レンガ


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オフマンディ王国の経済復興へ導く。

この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 サンディとサティナの婚姻が教会での婚姻誓約証を戸籍課を提出されて成立し、その晩には王家の身内だけで祝いの晩餐会を開き、ディアラナもサティナを歓迎して王太子妃3人でも楽しく会話を楽しむ。


「うっん、今宵はオフマンディ王国との国交も樹立し、そしてオフマンディ王国の王女サティナとサンディの婚姻も成立と実に目出度めでたい、今後の我が国とオフマンディ王国の発展を祈願して乾杯!」

国王ルドルフの乾杯の音頭を取る。


「「「「乾杯」」」」

王家一同でグラスを掲げて乾杯し合い、そして豪華な料理を頂く。


「うふふ、私のお義姉様が増えて嬉しいです。お母様、女子会が楽しみになりますわ」

妹の王女エリナも新たに3番目の王太子妃となったサティナお義姉様を歓迎する。


「うふふ、そうね、王家も益々賑やかになるわね」

王妃エリザベラも正面でサンディの隣に王太子妃3人が並んでいるのを見て、サティナを歓迎して末娘のエリナと喜び合う。


「サティナ様もアディナ様に口説かれたのかしら」


「えっ、いいえ、私はシルビのモフモフに心が惹かれてしまい、もう最高なの毛並みがもうとてもすばらしい肌触りなのです。アディナ様に触らせて頂いて感謝ですわ」


「そうよディアラナ様、別に私がサティナ様を口説いた訳ではありませんわ」


「でも、シルビを使って口説いたのでしょう、一緒じゃありませんか」


「う~ん、そうなるのかしら、でも良いじゃない、ディアラナ様の夜の負担も減るでしょう」


「でも、この二日間はルティを独占できて幸せでしたわ、うふふ、抱きしめて寝た時はまさに夢心地でしたわ」


「それは羨ましですわ、私も抱きしめて一緒に眠りたいですわ」

サティナはディアラナ様の話を聞いて、私もモフモフしながら眠りたいと願望を抱く。


「うふふ、それでしたら夜のお勤めをきちんと果たしてくださいね、期待してますわ」

ディアラナはサティナにサンディとの営みも務めて貰い、私の負担を減らしてて欲しいと期待を寄せる。


「ディアラナ様は懐妊の予兆はまだないの」

私はそろそろディアラナも懐妊しても良い時期かと思い尋ねる。


「あら、私ですか、うーん、それらしき予兆はまだありませんね、アディナ様も突然でしたでしょう、私もそうかもしれませんわね」


こうしてサティナとサンディの婚姻祝いの晩餐は賑やかで楽しい時間を過ごして終わり、その後は王太子妃3人で入浴タイムを迎えてメイド達に念入りに身体を洗って貰った。


 その晩から私は流石にお腹が膨らみ営みをしても気持ち良くならなくなったので、寝室の隣のもう一つある王太子妃の部屋でシルビを抱いて眠らせて貰った。


寝室ではサンディの相手をディアラナとサティナに任せ、サティナの初夜も何とか無事に終えて、その後はディアラナがサンディのお相手をして抱かれた様です。


 サティナは初夜を終えてからルティを抱いてモフモフの中で眠り初夜の痛みも癒された様で、お腹の中に違和感はあるものの痛みは然程感じず、朝には元気に王家の皆さんと一緒に朝食を食べていた。


 私は執務の手伝いをディアラナ様とサティナ様にお願いをして朝食後にはハーベスト商会王都支店に出向き、従兄である支店長とオフマンディ王国との商取引の運営についての話し合いを行った。


 その日の内にオディアニア王国の冒険者ギルドに魔物肉の大量に注文して貰い、翌朝からオフマンディ王国の王都にあるオフマンディ商会に輸送して貰う手配を整えた。


 私は輸送の効率化を計る為に国境の近くにあるキクラス辺境伯爵領で中継地として、そこからピストン輸送する事を考えだして王都のオフマンディ商会に打診の手紙を担当者2名に託す。


手紙の他にも通信の魔道具と大量の魔物肉をマジックバッグに入れて馬車は使わずに魔馬の背に乗って出来るだけ早く王都に着く様にして派遣した。


 後は商会の従者に頼んで昆布を裏に停車場の空いているスペースで天日干しをしてもらい、乾燥したら出汁だしが取れるか試す予定である。


それから私が考えているのはオフマンディ王国産の小麦を小麦粉に加工して、うどんとパスタとマカロニなどの製造工房を建てる計画も視野に入れている。


これは過去に造った魔道具があるので、多少の改良をすれば出来るので先ずはうどんを試そうと考えているけど昆布出汁が取れるとうま味が増すので、出汁が上手く取れてから着手する予定である。


私の食への拘りが加速して止まりそうもありませんね、私の趣味は美味しい物を食べる事なので、美味しい物を食べてる時が私の一番の至福のひとときです。


私がオフマンディ商会に渡した大量の魔物肉を1週間分に分けて店頭に出す様に店員に指示をしており、準備期間の間を持たせて出来るだけ毎日出せるように配慮して貰っている。


 ハーベスト商会から派遣された二人は日暮れにオフマンディ王国の辺境伯爵領に到着したらしく、ハーベスト商会の者ですと門番の衛兵に伝えると領主様であるキクラス様の屋敷に泊めて貰ったようです。


キクラス辺境伯者様はオフマンディ商会の支店長を呼んで、この街のオフマンディ商会を輸送の中継地点として王都の商会との間でピストン輸送する計画を伝えると、領主様と支店長の二人がかなり喜ばれてたとの事です。


キクラス辺境伯爵と商会の支店長にとっても物不足が解消されるのは間違いないので、辺境伯爵様の方でも御者と荷馬車を商会に提供するなどの話合いがなされて互いに協力を出来るだけすると派遣した二人と話し合ったそうです。


 こうしてオフマンディ王国国内の輸送ネットワークが辺境伯領を中心に二週間程で構築されてきて、魔物肉を中心としたハーベスト商会の販売が拡張して行く。


ディアント王国とオディアニア王国にも魚介類などがハーベスト商会の店頭に並ぶ様になり業績がさらに伸びて両国の税収にも貢献する様になる。


 オフマンディ王国側では辺境伯爵領に麺工房を建てて地産の小麦を使ったうどんとパスタとマカロニが3ヶ月後に製造を始められると、同時に出汁を取る為の昆布を干した物も商品化して販売を始める。


それらがのちにオフマンディ王国の特産となり外貨を稼げるように徐々に業績を伸ばす様になり、王国の財政が確実に潤う様になって行き財政難からも脱却できる見込みが出来て行く。


 ここまで来るまでに私は元気な男の子を出産し、国王ルドルフからダティスと命名してもらい子育てに悪戦苦闘するようになって、ディアラナも懐妊して4ヶ月となりお腹が目立つ様になる。


 私はダティスの子育てが思ったより大変だったので、王城の担当医から夜の営みが解禁された時に2年間の避妊の呪術を程して貰い、ダティスの子育てに専念できる環境を整えてからサンディの夜の営みを再開した。


 今は私とサティナの二人でサンディと夜の営みをする様になり、サティナも流石に一人でサンディの相手をするのが辛かったのか、私が復帰すると聞いてなぜか泣いて喜んでくれた。


 サンディの絶倫振りは相変わらずの様でサティナの様子を見て、私としてはもう一人妃を娶らせた方が良いかなと悩み、流石に4人目の妃となると陛下に認めさせるにはそれに見合う国益が必要かと思案する。


 私はサティナに週に1日ほどルティスの背に乗ってオフマンディ王国の王都に行ってもらい、商会の業績を見て貰い納品する商品を選定をしたりなどの業務をして貰っている。


サティナには仕事を終えた後に実家の王城に泊まって貰い、少しでも夜の営みで溜まるストレスが解消出来ればと思い、翌朝にこちらに帰る様なの業務形態を取らせている。


サンディが絶倫になった一番の原因は新婚当初に私が自身の性欲を満たすために聖属性の魔法を駆使してサンディの精力を鍛えてしまった所為もあるけど、サンディがここまで絶倫になるとは予想外であった。

お読み頂きありがとうございます。

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