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前世の記憶を持つ辺境伯爵令嬢は加護持ちの大聖女である事を隠し、王太子殿下から婚約破棄された後に隣国の幼馴染の王太子の元へ嫁ぎます。  作者: 榊原 レンガ


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地下遺跡に謎に迫る。

この作品を選んで、お読で頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私とサンディは叔母でもある王妃エリシェナ様に腹を押さえながら散々笑われて恥ずかしい思いをしたけど、瘴気が浄化されたのであれば良いかと思うよにした。


 夜になって国王トリニアス様と王妃エリシェナ様との会食を致しまして、楽しいく美味しい料理を食べながら過ごす事が出来たので良かったな思った。


 会食の時に国王トリニアス様が王都の上空の漂っていた瘴気が収まった原因についての話が出た時、再び王妃エリシェナ様が吹き出しそうになって笑いだし、私とサンディが恥ずかしく思いしたのは言うまでもありません。


「えっ、まぁ、そう言う事なら大いに励んでくれたら良いぞ、うん、若いだからな、私達も今晩久しぶりに励もうじゃないか、なぁ、エリシェナ」


「えぇ、そうね、瘴気が発生してからは、そんな気分になりませんでしたから久々に今晩は行けそうですわ」


「ところで伯母上達は、その夜の営みとかはどんな感じなのですか、差し支えなければ参考までに」


「えぇ、私達?そうね、新婚当初は貴方達と同じよ、子供が出来てからは半分くらいかな、トリニアスが王位に就いた時からは流石に週に1回か2回かしらね、やはり気分の問題かな減ったわね」


「いや~、中々ね、流石に国王となるとね、重責でね、王位に就いてから2年経つがまだまだ慣れなくて気分的にね、うん、申し訳ない」


「いやね、別に謝らなくても良いわよ、私達の年代の夫婦だったらまだ多い方よ、他の貴族の方達に聞いたら後継ぎが出来てからは殆んどないらしいから」


「うっん、それよりも明日は地下遺跡を見に行くそうだね、アディナ殿は遺跡に興味があるのかい」

国王トリニアスは夜の営みには関して、これ以上触れたくないので話題を変えて遺跡の話をアディナに振った。


「はい、多いにあります。何となくですが扉を開けられそうな気がするのです。ぜひ挑戦したいです。私の魔力を使い切ってもです」


「うふふ、アディナならやれそうな気がするわ、私も楽しみなの期待しているわよ」


「はい、頑張ります。幼い時に夢で見た事が実現するかもしれません」

私はとりあえず夢で見た事にして扉を開けるのに挑戦する事にした。


 その後は私の後方で同じ物を食べていた神獣に進化したシルビとルティの話題となり、私のバカげた魔力量についてもエリシェナ王妃が持論を語る。


私の場合は後天性で5歳の時に高熱を出し1週間以上寝込んだ後に能力が開化した事を挙げて、私とエリシェナ王妃とで魔力に関する議論で盛り上がる。


 この世界では聖属性の属性は殆んどが女性で、男性の聖属性を持つ者は極稀であり、私の実家は古くから男系の系譜で続いているのに関わらず聖属性の属性を持つ女性が多く誕生している。


 しかも我が家から嫁いだ女性の娘か、我が家の系譜の聖属性の持つ女性の孫が聖属性の属性を持つ確率が高く、我が家から嫁いだ女性の系譜から聖属性の属性を持った女性が多く誕生している。


エリシェナ王妃は聖女と認定される程の聖属性の使い手であるけど、我が家から嫁いだ母親のルイナ様は風と水の属性だと聞いている。


 私とサンディは国王夫妻との楽しかった会食が終えた後に客室へ戻り、一緒にお風呂に入った後に3時間程ベッドの上でサンディと激しく愛し合ってから明日の遺跡の謎の解明のために直ぐに抱き合いながら就寝した。


 朝を迎えて私とサンディが起きて熱いモーニングキスを交してから、軽く湯あみをしてから二人で地下遺跡へ行くために装備服を着て、国王夫妻との朝の会食をする為にダイニングルームへと向かった。


 私とサンディがダイニングルームに入ると既に国王夫妻が着席しており、私達と挨拶を交わした後に笑い出したので私とサンディはどうしたのかと思い、昨晩と同じ席に着いてから尋ねる。


「あの、どうかしたのですか、二人で行き成り笑い出すなんて?」

私はどうして笑い出しのか疑問に思いエリシェナ王妃に尋ねる。


「うふふ、あ~、ゴメンね、だって貴方達昨晩も3時間も営んでいたでしょ」


「えっ、どうして、私の声が聞えたのですか」

私は恥ずかしくなり、エリシェナ王妃に確認する。


「うっふふ、いいえ、声は聞こえなかったけど、検証する為に浄化の魔力を測る水晶玉を部屋に置いたら、それはもう凄く光って眩しいくらいにね、あまりに眩しくて布を被せたけどそれでもね、うっふふ・・」


「うっん、あれだけ眩しければ王都の瘴気が浄化されてもおかしくないと実感できたよ、まぁ、そのお陰なのか昨晩は久し振りに励む事が出来たよ、なぁ、エリシェナ」


「えぇ、そうね、新婚時いらいかしらね、久しぶりにイケたわよ、でも、流石は神獣ね、シルビの言う通りだもの」


「クンク、クンクン」【嘘なんて言う訳ないわ、私の主人は凄いのよ】

シルビは誇らしげな態度を取りアディナを見る。


「う~ん、シルビ、そこを誇られてもね、何か違う気がするんだけど」

私はシルビが私を誇らしげに見てるけど、チョッとそこで誇られても困るわよと思った。


「うっん、ところでアディナ殿、遺跡の調査は好きにしても良いが、くれぐれも無理はなさらない様に頼むよ、アディナ殿はディアント王国の宝石だからね、万が一の事があったらルドルフ国王に恩を仇で返す事に為るからね」


「はい、分かりました。無理は致しません」


それから朝の会食に間に地下遺跡について過去にどんな事をして来たのか、トリニアス陛下から直に色々と教えて頂いて会食は終わった。


 会食の後に私達は応接室へ移動してエリシェナ王妃が装備服に着替えるのを待って、エリシェナ王妃が応接室へ来られてから、直ぐに地下遺跡まで案内をしてくれた。


 私達はエリシェナ王妃と共に地下遺跡へ向かうと騎士が二人同行して、地下遺跡の入口の扉の鍵を開けた後は騎士の二人は入口を警備する為に残った。


私達とエリシェナ王妃と3人とシルビとルティとで階段を歩いて降りて地下遺跡へ向かい、私は胸の躍る心地で階段を降りて行く。


 私達が階段を降りて行った先にフロアがあり階段の降りた先の左側にある通路を10分程歩いた先に開かずの扉があり、近付いて見ると扉一面に幾何学模様の様なものが描かれていて、私は何かの魔法陣の様に感じとる。


「これは何かの魔法陣かと思います」


「魔法陣?私が見た時は扉には何も描かれてなかったわよ、あれからしら昨晩のアディナが快感を感じて、ただ漏れした魔力に反応でもしたのかしらね」


「アハハ、あのエリシェナ王妃様、その話題から離れませんか、恥ずかしいです」


「うふふ、それは無理な話よ、でも冗談抜きでその可能性が高いと思うわよ、扉の取っ手みたいのに左右の手形の様な物があるけど初めて見るは、アディナその手形に手を合わせてかざして見てくれる」


「はい、やってみます」

私はエリシェナ王妃に言われて好奇心も相まって迷わず左右の手形に手を翳した。


 私が両手を手形に翳してみるとゾックと感じたと瞬間に、身体中が魔力が吸い取られる感覚になると扉の幾何学模様がの線に沿って光だす。


その後は何か自分の意思に何か違う意思が入り込んで来る感じになり、思考が段々と奪われる様な感覚に陥っていく。


視覚は自分を感じるものの思考が誰かに奪われて行く感覚と、身体が思う様に動かせなくなっていくのとで焦りを感じ始めると、これから先どうなるのか不安と期待が入り混じって行く。

お読み頂きありがとうございます。

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