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第6話

 笑える小説というのがなかなかない。


 本当に笑い声が出るような小説になんか滅多に出会えることはない。


 「コメディー」というジャンルは『小説家になろう』にもある。


 「コメディー」(コメディ)とは「喜劇」であり「笑わせることを目指した作品」である。元々の語義でいうと正確には「悲劇に対立するもの」なので必ずしもおもしろおかしい必要はないらしい。


 一応ここでは「笑わせる目的の作品」とという定義で語る。


 そういう意味でコメディ小説というのはなかなかない。


 悲劇の反対であればコメディなら、ハッピーエンドの小説の大半はコメディとなる。そんなでかいくくりで「コメディ」というジャンル分けされても困るので、やっぱり『小説家になろう』の検索で「コメディ」と入れたら「笑える小説」に当たって欲しいものである。


 笑いというのもバリエーションも個人差もあるので、「笑いを取ろうという意思」が感じられる文章を書いていたらそれでコメディと認める。といってもこれさえさらに個人差があるかもしれない。私から見るとまったく笑い取りにきてない文章であっても書き手はコメディ小説であると信じている場合もある。それを非難するわけではない。


 私は『小説を読もう!』の検索で、ジャンルを「コメディ」、除外ワードに「シリアス」と入れて探している。

 「シリアス」と入っている段階で「コメディ」純度が低いと判断する。検索だとそうしたほうが合理的だと思った。


 「コメディ」で検索して該当してる小説読んでるのに、何千文字読んでも笑わせる気のない文章が続くのがものすごく多い。

 私がわからない笑いがなろう小説にはあふれているのか。

 「コメディ」ジャンルとして成立するための前置きに数千字必要なのか。


 中にはあるだろう。


 数千字数万字読んだ結果として最後の一行で大爆笑。


ってやつが。


 けどそこまで読ませる力があってこそ。合間にくすぐり入ってないんじゃ私には読めない。


 月間ポイントの高い作品を読んだが笑いどころがない。いやこんなに評価高いんだから笑えなくても面白いはず。私に理解できないってことは私の感受性と違うところの面白さがあるのだろう。


 そうか。私ががんばって書いてる小説には需要がないんやんか。

 需要する面白いは私が信じる面白いと違うんやんか。


 ってぼやいてもしょうがない。


 ポイントも読者も増えることを期待せずに小説書いていこう。

 書いてる本人は面白いと思ってるから。需要ないのかぁ。しょうがないなぁ。


 書けること書くしかないもんな。


 市場と需要を研究してそれに対応した作品を柔軟に作る技量はないもんな。

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