♯43、天地創造記
世界は混沌の闇であった。神はまず明かりを灯された。光を良きものとした。
そこには天も地も、前も後ろも、認識もなかった。そして神は闇をその御身に封じ込めた。
これが1日目である。
続いて神は海と大地を創られた。雨を降らせ、風を起こし、大地を住みよき状態へとならされた。
北には崇高な山ができた。そこは神の山である。
これが2日目である。
神は創られた大地に覆わんばかりの植物を生やされた。
夜には生き物が惑うことがないように、空に星々を散りばめられた。
そして神の山には、生き物を戒めるための龍を置かれた。
これが3日目である。
続けて神は海には魚を、空には鳥を放たれた。
海にはその長たる竜が生まれ、大地にはその長たる樹が生まれた。
神はそれを良きものとした。
これが4日目である。
神は整った大地を見まわし喜ばれた。
神は獣を創られ、創られた獣の中から家畜が生まれた。
神は大地から巨人が生まれてくるのを見られた。神は彼を終焉と名付けた。
これが5日目である。
神は世界に、熊と猫と犬と蜥蜴と人を呼ばれた。
そして彼らに、ここが新たな大地であると宣言された。全力で生きるようにと示された。
これが6日目である。
そして7日目に神は休まれた。
こういう記録と現実の相違って好きですねぇ
真実は小説よりも奇なり
事実は歴史よりも妙なり
だから小説だって歴史だって面白い




