37日目、森のくまさん
不発の営業活動も2日目でごじゃりまする。
今朝も不発続きでごじゃりましたが、猫もコツつかむとと申しますか、何かしらの光明が差すと申しますか、数打ちゃ当たるということがごじゃりまする。
これぞ飛び込み営業の神髄! 神だけに!
「おぅ、面白いこと言うじゃねぇか。」
それは熊系の人類でした。
「世界を整えましたが、思いますに他の世界にも、私のようにいわゆる「はみ出し者」がいるのではないかと。 いえいえ、そう申しましても「救いたいが適応できない」と申しますか。」
「なるほどな。俺もなんだ、せっかく作った世界で排除されていく、淘汰されていく同類を見るのは忍びねぇ。」
熊系神はそうおっしゃいました。
「それはあれか、救済処置みたいなものか。」
「いえいえ、そこまでおこがましいものではございません。
何といいますか、多人類の共存世界の構築を目指しております。」
「わかった。お前の心意気はわかった。
だがな、言ったからにはその「共存世界」が達成されない時は…、わかっているな?」
「肝に銘じまする! にゃ!」
「おう。んじゃ整ったら連絡しろ!
よし、飯食っていけ。 俺らは食うことが始まりだ。」
こうして牛一頭丸焼きを食べながら契約が成立した。
ちょりーす!
牛一頭と書きましたが、僕のお昼ご飯はカツ丼でした!
夏バテてたまるか!




