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最後に重くなってしまった。

 教育隊で忘れてはいけないのが、脱走である。


 えっ、もう書いた? 私が忘れてるのでもう一度書きます。


 脱走が起きたら訓練そっちのけで基地中を捜索です。


 まあ基地は柵で囲ってあるので滅多に外へは出られません。でも教育隊に入隊したときにこう言われます。


「柵の上の方が外側に倒れているだろう、あれは外からの侵入を防いでいるのだ。別に内側から外に出るのは防いでない」


 と言われていたが柵の上は有刺鉄線なので内側からも容易には外へは出られない。


 なので脱走は初めての上陸(外出)で起こる。外に出てそのままトンズラするのだ。


 単に辞めると言えば良いのでは? と思うかも知れないがこの時期バブルだった。娑婆は景気が良かったのである。なのでわざわざ自衛隊に入る奴は居なかった。


 だから人員不足だったので中々辞めさせてもらえなかった。


 班長や分隊士は、あーだこーだ言って辞めさせてくれない、ならばーと脱走するのである。


 しかし、そのままでは済まされない。必ず追っ手が掛かる。


 まぁ大体行く場所は決まっている田舎の実家だ。


 一人は実家に帰ったが家族に会わせる顔が無くて、風呂場に隠れていたのが見つかってしまい連れ戻されてしまった。


 一人は途中で電車賃が無くなり家族に連絡を取ったところを駅で確保された。


 この二人は一度教育隊まで戻されてから退職となった。


 これはまだ良い方で次期を逸してしまうと・・・・・・自殺するしかーない。


 隊舎から飛び降りたり、艦に乗ってしまうと海へ飛び込んだりしてしまう。

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