表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/666

へいきのへいさ! 恐くは無いぞぉ。

 私は学生の頃月刊ムーの読者だった、ムーのLPレコードを買うほどの。確か「宇宙人の声」とか入っていたはずだ。


 そんな私は以前も書いたように、UFOに遭遇しない。あいつらぜってぇ私の事嫌っている。


 なので後は幽霊だ。


 以前第一術科学校に通っていたときのこと、休みの日に江田島の旅館に泊まった時の事です。


 通されたのが何故か旅館とは離れた山小屋風の部屋で、大きなベッドがあったのを覚えている。


 周りは鬱蒼とした林で近くを道路が通っており夜になっても交通量は多かった。


 そこで明日は休みだから存分に寝坊できる、と夜更かしした後何時ぐらいだったか・・・・・寝ることにしました。


 ベッドに寝て数分もしないうちにガラガラガラと戸が開く音が聞こえました、外の車が走る音が大きくなったので開いたのは間違いありません。


 えっ!? と思った瞬間もう体は動きませんでした。


 この時期私は良く金縛りに掛かっていて、解き方も完璧だと思っていたのですが-。


 本当にこの時はおかしかった、第一に部屋の入り口は引き戸では無くドアなのです。ガラガラなどいうはずがありません。


 その内気配が近付いて来て私の足下まで来たとき、ブワッ! と掛け布団が浮き上がったのです!


 また被さるときの顔に噴き掛かる風を今も覚えています。


 なぜ布団が浮いたのか、入って来たのです足下から、何者かが入って来たのです。


 その者は私の足を手でサワサワサワ! と摩りまくります。何分たったでしょうか、スッと手が引くと体が動くようになりました。


 どもまだ居ます、窓の外に気配を感じるのです。


 私は持っていたCDを取り出して音楽を聴いて気を紛らわす事にしました。


 そのCDはー「となりのトトロ」でした、ナイスチョイスでした。


 あなたの後ろに誰か居るー、ゆーれーかぁ、物の怪かぁー・・・・・・。


 朝まで眠れませんでした。マジです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ