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当時思ったより痛くなかった気がする。

 天体戦士サンレッドのアニメを全話見返して、あれ? 溝口行こうと思えば行けるじゃん! と少し感動してしまう元々九州人の二十一隊です。


 さて、急に始まりました今回のテーマはー「痛い」です。


 あれは真冬の訓練中、私がボソッと言ってしまった事が原因でした。


「あぁ、ボフォース員で良かったなぁ。短魚雷員だったら今頃ブルブル震えてるな」


 ボフォースには管制室があり、暖房が効いていたのです。短魚雷は上甲板にあり、煙突の裏に隠れるように冷たい風を避けます。だけど時折波しぶきが襲ってくるのです。雨の日にはそれはもう最悪です。


 だが台長にこの呟きを聞かれてしまい、若いもんが何を言っとるかっ! と怒られました。


 ここまでなら良かったのですが、どうやら短魚雷の台長に話しが変な伝わり方をしたようで入港してから短魚雷にカバーを掛けに海士数人とその台長と一緒に向かったのですが。


「おい〇〇、お前そんなに俺の下に付くのがイヤか? なあおい」


 と聞いてきたのです、私はー。


「いえ、そんなー」


 と否定したのですが、胸ぐらを捕まれて広いところへ私を引っ張り出すとー。


 往復のパンチで頬を叩かれました、グーで叩かれたのは初めてです。


 叩かれている最中「何でこの人は私を殴るのだろう」と思い見ると。


「なんだその目は!」


 と言って又殴られました、殴られている最中スッと一緒にカバーを掛けていた海士は呆然と私達を見ています。そちらにに目を向けるとササッ、と目をそらされてしまいました。


 その後顔を洗っていると短魚雷の台長はさすがにやり過ぎたと思ったのか私の様子を見に来てました。


 この台長が私が遊園地で働いているときに現れた教育隊の教官です。

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