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お姉さんの質問コーナー その二。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「じゃあお姉さんの質問コーナーを続けるぞっ」


「どうでもいいけど完全にコーナーになったみたいね。ハァー……」


「何 ? なんか不安要素があるみたいだな」


「不安だらけよっ ! この流れは絶対コーナーを続ける流れよね ?」


「なんだそんなことか。大丈夫だよ、質問はあと一つだけなんだろ ?」


「……うんそうよ。この次の質問って言われても何もないんだからねっ、他に質問を考えろ。って言われても無理なんだからねっ」


「……何を言ってるんだよお姉さん、そんな無理を言うわけないよっ」


「そう ? それならー」


「そんな無理なんかしなくてかるーく考えてくれればOKだよ」


「えっ?」


「だから難しく考えないで、かるーく気になった事を質問してくれればいいからさ。この調子であと五個ぐらい質問してくれたらシリーズとしては完璧だよ。うん」


「だー、かー、らぁーっ、軽くもなにもー……。もういいわ、じゃあ最後の質問をするわね」


「おう、最後じゃないけどな」


「……。護衛艦の甲板には通路として内側に滑り止めを塗り付けた二本の白い線があるわよね」


「あぁ上甲板を一周する通路な」


「そうそれ、そして通路の外側には所々に白く塗られた突起物が足元だけじゃなく構造物にもいくつか付いているわね」


「うん、白くて輪っかが付いてるやつな」


「あれ目立つように白く塗装されてると思うけど、危ないわよね?  躓いたりしたら」


「あれは乗組員はどんなに寒くてもポケットに手を入れない原因になってるんだ。前は躓いて顔面を強打してたんだろうね」


「そんな思いまでして、いったいあれは何に使うものなのよっ」


「もちろん訓練さ。洋上給油や溺者救助で良く使うね」


「えっ、洋上給油はワイヤーとかいろいろ繋ぐ為だとわかるけど、溺者救助にはどう使うのよっ」


「よし、次回はその溺者救助を詳しく見ていこう」


「分かったわ。それじゃあみんなー」


「「バイビー」」


 ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。

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