お姉さんの質問コーナー。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「よーし、そんじゃあ舷門の続きいってみようかぁ」
「待って私聞きたいことがあるのよ」
「おっ、お姉さんからの質問コーナーかな。言ってみそ」
「いきなりコーナーができるのね、まあいいわ。それでね聞きたいことはねネズミの話なんだけどー」
「ネズミ ? あー渋谷とか自分の部屋で大きいのが居たな。大事なお米齧られたんだ」
「へー、やっぱりネズミってお米が好きなんだ。って、違うわよっ、私が聞きたいのはよく沈む船からはネズミが逃げ出す。って言うじゃない」
「あー、昔聞いたことがあるな」
「それでねっ、護衛艦にもネズミっているのかなって思ったんだけど」
「なんだそんなことか、居ないよっ。一度も見たことなかったよ」
「そうよねっ、貨物船の話よね。舫綱をたどって出入りしているイメージがあったのよ」
「・・・・・・」
「どうしたの ? 急に黙って」
「いやだいぶ前なんだけど、舫に丸い返しみたいなやつをはめ込んだ記憶がー・・・」
「あーもしかしてそれ、ネズミ返しね。やっぱり入って来ちゃうんだぁ」
「いゃあ、どうかなぁ。場所にもよるんじゃ……。あっ、ネズミの話は聞かなかったけどGの話はよく聞いたよ」
「じっ、G?」
「そうG。やっぱり奴はどこにでも現れるみたいで、駆除した者には特別に一日休みが貰えるんだ」
「作者は見たの? その……、Gを」
「いや、ネズミと一緒で一度も艦内では見なかったよ。調理室とかには入れなかったからね」
「居たのかしら……、その調理室に」
「もしいたら四分隊は休みだらけだよ。完全に駆除されてると思うよ」
「そうよね、ああ良かったっ」
「質問は終わりかな?」
「実はもう一つあってー」
「分かったよっ、舷門は暫く休んでお姉さんの質問コーナーを続けるとしょうかなっ」
「あっ、面白くなかったら舷門の方に変えてもいいのよ」
「まあ質問次第だね。それじゃあみんなー」
「「バイビー」」
ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。




