表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
656/664

お姉さんの質問コーナー。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「よーし、そんじゃあ舷門の続きいってみようかぁ」


「待って私聞きたいことがあるのよ」


「おっ、お姉さんからの質問コーナーかな。言ってみそ」


「いきなりコーナーができるのね、まあいいわ。それでね聞きたいことはねネズミの話なんだけどー」


「ネズミ ? あー渋谷とか自分の部屋で大きいのが居たな。大事なお米齧られたんだ」


「へー、やっぱりネズミってお米が好きなんだ。って、違うわよっ、私が聞きたいのはよく沈む船からはネズミが逃げ出す。って言うじゃない」


「あー、昔聞いたことがあるな」


「それでねっ、護衛艦にもネズミっているのかなって思ったんだけど」


「なんだそんなことか、居ないよっ。一度も見たことなかったよ」


「そうよねっ、貨物船の話よね。舫綱をたどって出入りしているイメージがあったのよ」


「・・・・・・」


「どうしたの ? 急に黙って」


「いやだいぶ前なんだけど、舫に丸い返しみたいなやつをはめ込んだ記憶がー・・・」


「あーもしかしてそれ、ネズミ返しね。やっぱり入って来ちゃうんだぁ」


「いゃあ、どうかなぁ。場所にもよるんじゃ……。あっ、ネズミの話は聞かなかったけどGの話はよく聞いたよ」


「じっ、G?」


「そうG。やっぱり奴はどこにでも現れるみたいで、駆除した者には特別に一日休みが貰えるんだ」


「作者は見たの? その……、Gを」


「いや、ネズミと一緒で一度も艦内では見なかったよ。調理室とかには入れなかったからね」


「居たのかしら……、その調理室に」


「もしいたら四分隊は休みだらけだよ。完全に駆除されてると思うよ」


「そうよね、ああ良かったっ」


「質問は終わりかな?」


「実はもう一つあってー」


「分かったよっ、舷門は暫く休んでお姉さんの質問コーナーを続けるとしょうかなっ」


「あっ、面白くなかったら舷門の方に変えてもいいのよ」


「まあ質問次第だね。それじゃあみんなー」


「「バイビー」」


 ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ