ぼくさー、魚雷員だったんだよね。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「よっしゃ来た、今回は追尾魚雷について解説するぞっ」
「ウエイト !! 待って、あんた大丈夫なの ? そんなこと言って」
「うぉ、英語まで使って。あっそうだ、お断りをしておかないと」
「お断り ?」
「そう、これから話すことは三十年以上前の事です。なので現在も同じとは限りません」
「以前から三十年て言ってるけど、もう四十年前になってるわよ」
「いいんだよっ、ちゃんと三十年以上って言ってるから」
「それならいいんだけど。それより魚雷よっ、それも追尾魚雷を解説するなんてー」
「ふふっ、なめちゃいけませんぜ姉御いや、お姉さん」
「姉御ってー、今日はやけに強気ね」
「フッ、僕のマークは何だったかな ?」
「マーク ? ああ、一分隊の班のことね。ええとたしかぁ射撃管制、だったかしら」
「……お姉さんわざとだね。今まで散々魚雷っていってたよね、それも中級課程の教育を学校で教わっているんだよ」
「ほほう、作者様は四十年前に教わった事を今でもハッキリと思い出せるのね。すごいわ」
「えっ、いや、そうだよね、四十年前の事だからそんなにはハッキリとはー、ねぇ」
「そうそう、そこの所はちゃんと言っとかないとね」
「はい、すみません。覚えてる限りをお話しいたします」
「と、言う事で本編は次回へと続くのであった。それじゃあみんなー」
「「バイビー」」
ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。