又も夢落ち。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「はい、それではなぜ食卓番が羨ましかったのかを話していくぞ」
「待ってよ、視聴者の方から鉄板を洗うコツを話してくれ。という要望が入ってるわよ」
「えっ、まいったなぁ。鉄板の説明から入らないといけないからめんどいだよなぁ」
「なによっ、視聴者様からの要望を無視する気なの」
「いや、そんなことはしないけど……。もっと余裕があるとき(暇なとき)にしようかな、なんて」
「ダメよ、許さないわ。早急に善処なさい」
「わ、分かったよ、でも今回はーね ?」
「……仕方ないわね、今回だけ特別よっ」
「ありがとう。よし今回は珍しい夢の話をしようかな」
「ちょ、待ちなさいよっ。食卓番がなぜ羨ましいか。の話でしょっ」
「ま、まー、夢は早く語らないと忘れちゃうし。それに珍しく幹部になった夢だよ」
「作者が幹部 ? あり得ないんですけど」
「まぁそれはそれ、夢だからね。まず出てきたのは『金の時計』これを装着すると幹部になれるんだ」
「金の時計 ? ガッチャマンみたいにバード、ゴーッ!! とか叫んだの ?」
「ま、まーそんな感じ。ふと自分の肩を見ると一本の金筋が入っている階級章が付いていたんだ」
「一本と言う事は三尉だったの ?」
「いいや、細かったから准尉か若しくは錨のマークが入っている曹長かもしれない」
「へえ、で場所は ?」
「うん学校だった。いきなり海曹すっ飛ばして幹部なもんだから挨拶に苦労したよ」
「それだけ ?」
「あ、いや、僕は英語はおろかローマ字も満足に読めないから大丈夫かな。って悩んだことを覚えてる」
「結局コスプレなんだから気にしなくても良かったのに」
「あっそうか、コスプレだよね。なんだ、開き直っててよかったんだ。もういっぺん同じの見ないかな」
「きっと不法侵入で捕まるから見ない方がいいわよ」
「うっ、そうだよね。そーゆー所リアルなんたよね。それじや今日はここまで」
「それじゃあみんなー」
「「バイビー」」
ガタンと終わりのフリップが落ちてくる。




