宇宙戦艦 ?
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「はい、今回もネットで見たシリーズです」
「とうとう特別編を諦めたのね」
「いいや、諦めたわけではないけどね」
「クッ、まだあきらめてない。と ?」
「そんなクッコロみたいに言わなくても……、そんなに嫌なのかよ」
「そう聞かれるとー、そうでもないんだけど。ネタがないなら仕方ないなぁって感じ」
「そっか、じゃあいずれ再開するとして。今回はネットで見た『もがみ』の艦橋です」
「もがみの艦橋 ? ああ、見張りが立つウイングが無いって騒いでた艦ね」
「そうそれ、艦橋内を見て驚いた。最早コクピット、いや、宇宙戦艦ヤマトの艦橋に近い」
「宇宙戦艦の方のヤマトに近いってー、じゃあマクロスは ?」
「えっ、マクロス ? えっと、どっちかっていったらやっぱりヤマトの艦橋にちかいよ。うん」
「へえ、そうなんだ」
「話を戻して。メーターがいろいろありすぎる。きっと松本メーターが幾つか混ざっているのに違いない」
「えーっ、そんな飾りのメーターあるわけないよっ」
「いや必ずある。総舵手の周りでさえいくつもある、総舵手は当直士官の号令で舵を取るだけなのに」
「じゃあ作者が当時見ていたメーターは幾つあるの ?」
「当時の総舵手が見ていたのは三っだけ。まずは舵輪を回すと動く針、それと実際の舵の位置を知らせるメーター」
「待って、その実際の舵って何なの ?」
「舵を切ったからって即座に動くわけがないよね ? ゆっくりと油圧の力で動くんだ」
「なるほど。で、もう一つは ?」
「羅針盤だね、これは一部だけ切り取られていて動かした針の方へとゆっくりと動くんだ。思いっきり動かしたら早く動くぞ」
「なるほど、総舵手はその三っだけをみてるのね」
「そう、だからあんなにメーターがあるのは絶対にダミーがあるぞ」
「そんなの作ってどうするのよっ」
「えっ、うーん。雰囲気作りとか ?」
「アホナ。もうええわ。それじゃあみんなー」
「「バイビー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




