特別編。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「ああっ、やらかしてしまった」
「どーすんのよ作者、ここまでやって止めるわけにはいかないわよ」
「……仕方ない、続けるとしよう」
「大丈夫なの ? もう酔ってないでしょ ? それに運営からのメールがー」
「それなんだ、運営からのメールが怖い。以前『股間に舞い降りた』を書いた時には二通も着てあんなに熱を入れて書いたのに結局バンされちゃったもんなぁ」
「熱を入れすぎた作者が悪いのよ。今回はうまくやんなさいよっ」
「うん、できるだけぼやかしてー…大丈夫かなぁ」
「やるしかないのよっ、さあさあ話して、先週の続きを」
「お前面白がってるだろ ! ううっ、たしか当時佐世保には『日の丸』という安い所しか無くてちゃんとヤリタイなら嬉野まで行くっきゃない。ってはなしてたよな」
「え、ええ、そんなこと言ってたわね。でも作者は佐世保市内でやったのよね ?」
「そう、んでそのカラクリを覚えている限り話すとー」
「話すと ?」
「ほとんど覚えてない」
「馬鹿にしてるの ?」
「い、いや、覚えてるのもあるんだ。まずはタクシーに乗り込む」
「佐世保の市内なのにタクシーで行くの ?」
「うん、なんか特別なルールみたいなのがあってタクシーの運ちゃんにもタクシー代以外に支払わなくてはならないらしい」
「へー、なんか雰囲気あるわね」
「そこで古い旅館へと連れていかれる訳さ」
「ほほう、そこで普通と違う入口から普通と違う部屋へと案内されるのね」
「いや、そこは覚えてない」
「ちょっとぉ」
「仕方ないだろ、誰に連れて行ってもらったのか分からない状態なんだから」
「そうね、んでその続きはどうなるの、とうとうやっちゃうの ?」
「……少し下品になってるぞお姉さん」
「あらやだ、ごめんーって元々下品なことしゃべってる人に言われたくないわっ」
「そ、そうか、そうだよな。それで続きなんだが続きは次回だ」
「えっ、あ、今日は特別編って話だったわね」
「うん、それじゃあみんなー」
「「バイビー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




