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今年二発目。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「はいっと、正式に今年一発目の何故自衛始まるよー。私は解説の和美お姉さんよ、そしてー」


「ども、作者です」


「始めるのはいいけどちゃんとお題はあるんでしょうね ?」


「フッ、任せな。ちゃんと考えてきてるぜ」


「おおっ珍しい、それに何故か自信ありげ。なんか悪い物でも食べた ?」


「食べたかった……、お雑煮、食べたかったっ。グスン」


「あ、ごめんね変なこと聞いて。今年のはもう食べちゃったから来年、来年持ってきてあげるから」


「ホントかっ、絶対だぞ。よし、今年一発目のお題は『今の生活とあの頃の生活を比べてみよう』だっ」


「えっ、あの頃って護衛艦に乗ってたころ ?」


「もちろん。これから入隊しょようかなぁって思っている人には持って来いのお題だろ ?」


「そうよ、どうして今までこのお題みたいなのをやんなかったのよ。いいわよこれ」


「フフッ、そうだろうそうだろう。でわまず今の工場の従業員の生活から。毎朝六時に起床、これは自衛隊のころと変わらないな」


「六時に起きるの ? たしか会社が始まるのが八時半よね、通勤にそんな時間かかるの ?」


「いや三十分もかからない」


「じゃあ何でそんなに早起きするのよ」


「そんなの決まってる、夜中に放映されてたアニメを見るためだよ。最低二作品」


「……アンタ自衛隊辞めて正解だったわよ」


「だろ。そして一日働いて定時が五時半、残業があっても七時まで。そして第二と第四土曜が休み」


「へえ完全週休二日じゃないんだ」


「うん、だいぶホワイトになったよね。以前は日曜だけ休みで土曜が休みになっても殆ど休日出勤だったんで変わらなかったけどね」


「自衛隊よりもブラックだったんじゃないの ?」


「かもね、そしていよいよ艦隊勤務なんだけど一か月の半分が海の上って言われてるけど今思い出すとそんなに航海してたかなぁ。て感じかな」


「結構あるのよ、辛いのは忘れてるてぇこと。たぶんそれよ」


「うーんよし、来週は通常の一か月の生活から解説していこう。それじゃあみんなー」


「「バイビー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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