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その 三。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「よっしゃ、この間の続きだ」


「おー、気合入ってるわねぇ。本調子になってきたんじゃない ?」


「いやまだまだだね、書くことか無くなると途端にやる気が無くなってしまうから」


「ちょっと誰か兵長呼んできて、この人のお尻叩いてもらうから」


「や、やめろ、今叩かれたらそのまま倒れて動けなくなりそうだ」


「えっ、動けなくなるの ? 困ったわね。じゃあこのままリハビリ続けていくしかないようね」


「分かってくれて嬉しいよ。じやあ続きを始めようか、たしか水平線の向こうの話だったかな ?」


「そうそう虹の橋の件」


「だからそれはないって言ってるだろ。冬の北海道の方へ監視に行った時の話になるかな」


「あー、特別な防寒着もらったくせに吹雪が酷いんで、ずっと艦橋内のヒーターの前に陣取っていた。てぇ話ね」


「あ、あれは左右にある艦長と指令の座る椅子の下にヒーターがあるからー」


「はいはい、水平線の話をしてください」


「クッ、……ふ、吹雪の翌朝は看板上にある物は全て凍っていたけど雲一つない快晴だったんだ」


「あっ思い出した、この時じゃない太陽の黒点を見ようとして目がつぶれそうになったのって」


「そ、そうだね、そんなこともあったね。あれは仕方のないことだった、ずっと南の方を回っていたから夕方はどこに行っても霞がかかって良いぐわぃに太陽が見えてたんだ」


「だけど冬の北海道は霞が全然かかってなかった。と」


「そぉゆぅこと。今日はここまでだね、それじゃあみんなー」


「「バイビー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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