未定。
昔……、イタリアかイギリスか忘れたが、そこから来る駆逐艦のホスト艦になったことがある。
どんなことをして、どんなイベントがあったのかは覚えていない。だが、入港した場所が問題だった、なぜならそこはーー、晴海ふ頭だったのだから。
覚えている方もいるだろう、そこは以前コミケが行われている場所だった。
しかし、当時すでに場所は移転しておりその痕跡も見ることができなかった。
誠に残念ではあったが数か月後遠洋航海に出航する前に、上映会を見ることができた。
方向音痴の私が何故か知らない町で迷うことなく一人でたどり着いたのは奇跡と言えよう。
その上映されるОVAはー。
「ちょっと作者、一人で何やってるのよ」
「チッ、もう見つかってしまったか」
「また以前みたいに一人でやってたのね。はいはい、やり直しー、今日はここまでよ」
「ば、馬鹿、最後までやらせろよっ」
「は? 今バカって言った? この私に向かってバカって言ったの?」
「……い、いや、そんなこと、言ってないです。はい」
「なら宜しい。ほら、さっさとしまゆき君呼んでやり直すわよ」
「う、うん」
「うん?」
「は、はい! そうさせて頂きます!!」
「だったらチャッチャと歩く」
「待ってくれ終わりの挨拶ぐらいー」
「そんなのいいから、早くしなさい! ほらほら」
「わ、わかったから蹴るなよー……目覚めたらどーすんだよ」
「大丈夫よ、その時は私が永遠に眠らせてあげるから」




