大変よ!
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「大変よしまゆき君!」
「どうしたのお姉さん? 前説もせずに、またネタが無くて困ってるの?」
「そーなのよ、もう解説できる艦が無くてー。じゃなくて!」
「違うの? じゃあとうとう借金で首が回らなくなったとか」
「た、確かに限度額ギリギリだけど違うのよっ!」
「これも違うの? じやー」
「もう! 最終回が確定したのよっ、この番組のっ」
「え? またまたぁ、聞いてないよそんなこと。担がれたんだよ、バカだなぁ」
「誰がバカよっ、直接作者から聞いたんだから間違いないわ」
「えっ、マジで? 終わるの? 聞いたのお姉さん!?」
「ええ、間違いないわ。この番組は六月を持って終わるのよ」
「なんで? やっぱりネタが無いから?」
「それもあるかも知れないけど、一番の原因は作者が都落ちするのよ」
「都落ち?」
「そう、田舎に帰っちゃうのよ」
「だったらー、だったら田舎でも書けばいいじゃないかっ」
「それが田舎での仕事は工場の仕事で、今までの様に仕事中にパソコンをいじったりできないそうなのよ」
「え、作者って仕事中にこれ書いてるの?」
「そうよ」
「なんて言うかー、いい仕事だね」
「そんなことより後四回ぐらいで終わっちゃうのよ、酷くない?」
「そうだね。でも作者は田舎に帰ってちゃんとした仕事に就くみたいだからいいんじゃないの?」
「あに言ってるのよっ、私たちの出番はどうなるのよっ!」
「うーん、それなんだけど作者が頑張って田舎に帰ってからも書いてもらうしかないよね?」
「……やっぱりそれしかないのかしら」
「まあ後何回かあるから、その時考えようよ。まだ解説できる艦あるんだよね?」
「そうね、『くらま』辺りを考えてるわ」
「じゃそれ、いろいろ調べといて解説よろしく」
「そ、そうね、私の座右の銘は『なるように、ならざるものは何もなし。さればみな、なるようになれ!』だもの」
「そんな座右の銘始めて聞いたよお姉さん」
「あとこーゆーのもあるのよ。『屁を振って、わが身の恥と思うなよ。屁はしんのすのあくびなりけり』てね」
「もういいよお姉さん。それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




