観艦式。
国際観艦式が行われたみたいですね。
私も観艦式には二回ほど参加させてもらいました。
だけどもう殆ど覚えていません。
覚えているのは艦上に整列するために出入り口のハッチに押し込められていたことだけです。
何回か予行演習もしました。
ただ映像を見ていると、整列している所ぜんぜん見てないじゃん! 何回も練習したんだよ、ハッチから飛び出して速やかに艦上に整列する練習。
映像ではすでに並び終えて敬礼する所ばかり、ちゃんと並び始めるところから見てほしかった。
それと強風と波で前甲板に立つのはー、やっぱプロだね。
それで観閲される護衛艦を見て思ったのだけど、艦番号が見えない! 内火艇や短魚雷発射管が隠れてる! 煙突の先っぽが黒くない! と思ってしまいました。
いや~、練習艦のかぜクラス見たらホント安心した。そうだよ、このカクカクしたのが護衛艦だよ。
やっぱ護衛艦ならアスロック積んでなきゃね。
艦番号はアップにならないと見えなかった、やはり煙突と同じで目立たないようにだろう。
私より一つ前の護衛艦には横腹に「あまつかぜ」とか「おおとり」等デカデカと艦名が書かれていた。
やはり時代とともに変わっていくみたいだ。
どうやら七十周年記念みたいだが、七十年後の護衛艦はどんな形をしているだろうか?
現在の様にどんどん大型化していくのか、はたまた高性能小型化していくのだろうか。
そういえば乗員の作業服もビックリである。あの様な迷彩柄になるとは。
女性の隊員も多くなっている様でうらやま、いや失礼。だけど四分隊は調理だけではなく戦闘時にはちゃんと別に配置があるはずなのだが、そっちの方は大丈夫なのだろうか?
やはり二分隊と四分隊だけで一分隊と三分隊に女性はまだいないのかな?
私が退職して三十年、様々な武器や装備が変わり艦自体も相当変わったものが出てきた。
実質七年ほどしか在籍しなかったので、海自の変わりようは凄い。
きっと私の同期は一曹か曹長になっていて、そろそろ退職の予定だろう。
私も海曹長になって退職したかったな。何を間違えたのだろう?