各港で必ず行った。
艦が新たな港に入港したら必ずやることがあった、それは「上陸したら必ずカツ丼と餃子を食べる」だ。
もちろんチェーン店などではなく、個人のチンマリした店でだ。
なぜその様なことをしていたのか、と聞かれたら好きだからとしか言えない。
まあ艦ではあまり出てこないメニューでもある。
それで何処の港が一番美味しかったのか、それはー。覚えて無い、テヘペロ。
いや待て、サイトを移動するのはまだ早い。場所は覚えていないが美味しかった具は覚えてる。
一番美味しかったのは、餃子にニラが大量に入っていたお店だ。何故かニラが美味しかったし、特別な餃子はその店だけだった、店の名前も覚えてないけど。後は似たり寄ったりである。
次にカツ丼だが、どの店もフタが乗っているのでカツが卵と湯気でシンナリしていた。
しかし、たまーにカリカリのカツが乗っている店があった。当たりの港だ。
反対に、え? これカツ丼? と疑う様なカツ丼もあった。
それはご飯の上にカツをのせて上にソースがかけられているだけのカツ丼だ、卵も出汁も無かった。
もしかしたらその店はカツ丼が無いのに私がカツ丼を注文したからそんなカツ丼が出て来たのかも知れない。
中華料理屋で日本酒を注文したことがある私ならあり得る事だ、だとしたら大変失礼なことをしてしまった。
それか、それがその地域のカツ丼だったのかも知れない。
あとはパチンコ屋も回ったな。一番特徴的だったのが沖縄のパチスロだった。
パチスロは普通コインを入れる横に小さなレバーが付いているだけだが、沖縄のパチスロは本格的なスロットで横に大きなレバーが付いていて両方使えた。
やはりアメリカ人はアレが無いとスロットは回せないらしい。
あとは当時飛行機台が主流で、グラマンとかビックシューターに代表されるパチンコ台が多かった。
羽が開いて真ん中の溝に入ると持続して羽が開き続けるのである。
変わった所ではヘリコプターや軍艦、機関車などが羽台にはあった。




