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南洋じゃ美人

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「はい、今週も何故なに自衛隊の時間だよー。私は解説の和美お姉さんだよ。そしてー」


「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さっ。お姉さん、今週のお題は博物館だよ」


「博物館ねぇ……、作者も本当にネタ切れね。何処かで聞いた様なこと書いてるもの。それに短いし」


「そ、そうかなぁ。まあ何はともあれ解説をお願いするよお姉さん」


「そうね、じゃあ今週も頑張って解説しようかしら。結局これ言いたいのは「まきぐも」で行った博物館と「しまゆき」で行った博物館が全く違う。って言いたいだけじゃない?」


「そうかもね、一回目がボロボロの博物館で二回目が大理石で建てられているような立派な博物館だった。てぇ言いたいんだよ多分」


「うん、じゃそーゆーことで今週はここまでね」


「ま、待ってよお姉さん、まだ始まったばかりだよ! 他にもまだあるでしょあるはずだよ!」


「えー、何かあったっけ?」


「ほら、えっと、あっ! 山本五十六が座っていた椅子!」


「あーあれね、でもあれって適当にでっち上げたんじゃないの?」


「えっ」


「だいたいガラスケースも満足に揃えられない所にあるのよ、ガラスケースの中にあるのは椅子だけで他はみんな雨ざらしもいいとこだわ。戦車もボロボロだし」


「あー、戦車は仕方無いじゃーないかなー。ほら、戦車大きいし」


「まあお国それぞれの立場や理由があるのは分かるけどね、アレは何とかしてほしいわね。サビだらけの装備を無造作に置かれていたら私だって化けて出るわよ」


「そっかぁ、なんか機嫌が悪いと思ったらー」


「べ、別に怒ってたりはしないんだからね、勘違いしないでよねっ」


「あーはいはい、じゃあもう次のお題いっていいかな?」


「待ってしまゆき君、このままじゃお題が無くなっちゃうわ。今週はこれで終わりにしましょ」


「え? あ、うん、そうだね。それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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