幻の島。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「どうしようか、しまゆき君。作者が変なこと言い始めたわよ」
「えっ、変なこと? それよりお姉さん挨拶がまだだよ」
「今週はいいのよ、なんか毎日やってる気がするし。しまゆき君チョット行って作者を正気に戻してきてくれる?」
「待ってよお姉さん、その変な事ってー」
「変な島を見た、とか書いてるのよ作者が」
「変な島ってどんな島なの」
「なんでも三枚の巨大な岩が櫓のように組まれている島だそうよ」
「巨大って、大きさによってはあり得るんじゃないかなぁ」
「ほとんど島全体を覆う形だそうよ。ハッキリとした大きさは分かんないけどダッシュ島ぐらいあるそうよ」
「それはー、巨大だね。で、何処の島なの?」
「瀬戸内海みたいよ」
「そこら辺は島が多いみたいだからもしかするとー、そんな島があるかも知れないよ。見たのは一回だけなのかな」
「ええ、瀬戸内海を通ったのはそれ一回だけみたいね。何故か護衛艦は滅多に通らないみたいね」
「大阪とか本当に寄港しないから、そっちの方行かないよね。寄港しても追い返されるから」
「話しがズレちゃってるわよ、しまゆき君。島の話しよ今は」
「あ、ゴメンよお姉さん」
「でも島の話しはこれで終ね、本当に実在した島かどうか分かんないだから」
「見間違いの可能性が高いね」
「そーゆーことで、次はケーキと豆ね」
「ケーキは最近遠洋航海の動画でやってたね、食べ放題だったっけ」
「それとは違うんだけどクリスマスに夜食として出されるのよ、イチゴのショートケーキだったかな」
「艦で作った美味しいやつ?」
「いいえ、お店の量産品でただ甘いだけのケーキよ」
「豆も夜食で出されるの?」
「豆は節分に出されるんだけど、小さい袋に入ってるから夕食の付け出しで配られるのよ」
「まくんじゃなくて食べるだけなんだね」
「さて、大体こんなものかな。少し早いけど今週はここら辺にしときましょうか」
「そうだね、それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




