表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
342/666

「まきぐも」と「しまゆき」の違い。

 さて、もう書き忘れたことは無いだろうか? 乗艦したのは「まきぐも」と「しまゆき」のみで、訓練は「防火防水」「対空戦闘」「対潜戦闘」「対艦戦闘」「溺者救助」「洋上給油」「サンドレット投擲」「応急操舵」「装填」と、こんな物だろう。


 「まきぐも」と「しまゆき」の違いそれは、先ずまきぐもはソ連の潜水艦に的を絞った艦で、四つの武器の内三つが対潜武器だった。方やしまゆきはヘリを搭載しつつも五つの武器があり、その内対潜武器は二つだけ、後は対艦対空の武器である。


 大砲は「しまゆき」単装で「まきぐも」は連装だけど手動で装填を行うため連続で撃てるのは三発のみ。後は装填手の技量しだいである。


 航海中「まきぐも」は訓練を始めるまで「航海直」を使用した、これは4直制で次が回って来るまで六時間の余裕がある。「しまゆき」はこれが無く、出航した直後から「艦内哨戒第三配備」だった。これは3直制で四時間の余裕しか無い。因みに遠洋航海に出ると5直制となる。しかしこれも「しまゆき」の時はハワイから横須賀までの二週間は第三配備だった、多分艦長しだいなのだろう。


 飲酒も違っていた、「まきぐも」ではビールからウイスキー日本酒まで飲酒許可の日には何でもありだった。しかし、「しまゆき」では基本的にビールのみで、ワインまでは何とか許可されていた。


 ただ厳しくなるだけではなく、「しまゆき」に乗艦して佐世保以外の停泊地で夜の玄門当番のときに、制服で玄門に立ったら、夜は作業服で立つのだ。と言われた、ここだけは「まきぐも」よりゆるくなっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ