ワイン……美味しいよね? ねっ!?
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえたい」
「……終戦記念日ね、しまゆき君」
「えっ、いきなり挨拶もせずにー。まあそうだね、終戦記念日だねお姉さん」
「作者は今度こそお昼の十二時に黙祷するんだ! って言ってたけど、dアニメでマドマギ見てたらいつの間にか十二時過ぎてたんだって」
「うわ、今度こそ、と言う事は去年も似たようなことで黙祷をやんなかったんだね?」
「そうみたいね。と、言う事で私は解説の和美お姉さんだよー。さしてー」
「ここで挨拶するかぁ。ぼ、僕は護衛艦の妖精しまゆき君だよっ。だからいつも早く来て打ち合わせをー」
「あーハイハイ、来週から考えるわよ。それより先週の『酒保』の回で解説するのを忘れてたのがあるから解説するわね」
「ん? 何か抜けてたかな?」
「ワインの下りが抜けてたのよ、作者がワイン飲んで倒れた時の話し」
「あっ、そうだね、最後にそれ書いてたね。それでお姉さん、それはどうしてそうなったんだい?」
「ええ、それを今から解説するわ。これが起きたのはシドニーを出航した後で、艦内飲酒が許可された時よ」
「ああ、遠洋航海中は艦内で飲酒が許可されるんだね」
「以前も『まきぐも』で砲術士がお酒を大量に飲まされて艦橋に上がっても、真面に立ってられない。と言う事があったんだけど、今回は作者は自分でワインをグビグビ飲んじゃったみたいなの」
「ワインはビールよりアルコール度数が高いからね、飲み過ぎると大変な事になるね」
「そう、大変な事になっちゃったのよ。この状況は作者が8ミリビデで取っていて今でも見ることが出来るわ」
「えっ、作者は遠航にビデオ持って行ってたの?」
「ええ、でももう殆どのビデオは上からアニメをダビングしてて見られないけどね」
「あぁ、そうなんだ」
「話を戻して、作者が後部の飛行甲板で皆がお酒を飲んで騒いでいる所をビデオで取ってるわ。その中にある貴重な宴会芸も入っていたの」
「宴会芸? あの洗濯屋とか夜中の蛍、みたいな?」
「ええ、一度紹介してるかも知れないけど、こんなのよ『暗いお部屋でさあお乗りぃ~、乗った途端にあーいー気持ち~、上へ下へと上下するっ、そーれーーが日立のエレベータ』ってやつ」
「うわ下ネタだね、他にもあるの?」
「あるわよ、ブルトーザー等重機械が揃ってるわね」
「なら比較的新しい歌なんだね」
「あら、また話しがズレたわね。作者のこと話さなくちゃ、さっきも言ったけどビデオで撮ってるんだけど画面がユラユラ揺れて相当酔っているのが分かるのよ」
「でも直ぐに当直なんでしょ作者は」
「ええ、そうなんだけど飲み過ぎた作者はベッドに潜り込んじゃったの」
「それって最悪だよね?」
「そうよ、作者が時間になっても艦橋に上がって来ないので、作者はベッドから引っ張り出されて無理やり見張りに立たされたわ。こってり怒られて」
「最近の飲酒が厳しくなったのは作者のせいじゃないかな?」
「フフッ、そうかもね。作者もあそこまで前後不覚なったのは初めてみたいよ」
「あっ、お姉さんもう時間だよ」
「ワインの話ししかしなかったのにーあ、結構脇道にズレちゃったからね。それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




