取ってないよ、でも何で知らない人のー。
「3」「2」「1」「ドッカーン」
「わーい」「なぜなにじえいたい」
「はいどーもー、今週も見ていただきありがとねー。解説の和美おねえさんだよー。そしてー」
「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さ。さてお姉さん今週のお題どう思う?」
「あれは作者の愚痴ね、高校を出て直ぐに自衛隊に入ったから毎日普通に仕事して家に帰る仕事に憧れたのよ」
「そうだよね、それを解説しと言うのが無茶だよね」
「まあこれも仕事だからやれ、と言われたらやるしかない訳よ」
「無茶だよ、お姉さんはこれをどんな風に解説出来るの?」
「そうねぇ、じゃあ海自の良いところと悪いところを分けてみましょうかぁ」
「うん、それなんか面白そう。まず良いところは?」
「良いところね、それは勿論『お金』よ」
「え、お金が良いところ?」
「そうよ、特別国家公務員だもの。それに艦に乗れば乗艦手当と航海すればするほど航海手当が付くのよ。更に潜水艦に乗ったり航空機に乗ればそれ以上で、更に更に職種に寄っては色んな手当が付くのが自衛隊なの」
「あー、お金を貯めるために自衛隊に入る人もいるからね。他には?」
「それは勿論衣、食、住、よっ」
「うん、全て支給されるね」
「衣類は下着から靴下作業服、勿論制服夏冬一式が支給されるわ。ただちゃんと揃っているか無くしてないか点検されるけどね」
「作者は何故か知らない人の名前が書いてある雨着や、サイズが違う帽子なかを持ってたりするけどね」
「無くしたからって人のを取らないでほしいわね」
「あっ、えっと次はカレーが有名な食事だね」
「ええ、食費がいらないのは凄い事よ。お給料の普通大半が食費に消えるから」
「それはお姉さんだからーあ、ごめん僕もだよ、いやー食費は大変だね。イテテ、お願いだからその手をー」
「うん、分かれば良いのよ。海自は陸や空よりも食費が高いからね、美味しいし夜食まで付いちゃうんだから」
「ふぅ、一般の人からしたら羨ましいよねこれは。最後は住、住むところだね」
「艦に乗ってると住所は佐世保総監部で艦の名前が書かれているの、下宿を取っても変わらないわ」
「手紙なんかも艦に届くんだよね」
「でもこれは単に寝る場所がある、と言う事ね。プライベートは無いわ」
「おっとこれは、悪い方に入るんだね?」
「うーん、住だけは仕方無いかなー。でも家賃とか無いし、乗ってれば乗ってるだけお金貰えるし」
「無理やり良い方にしなくて良いよお姉さん。次は悪い方と言いたいけど、もうすぐ時間だよ」
「あら、良い方だけで終わっちゃったわね。そんなには掛からないと思ったのに」
「続きは来週と言う事で。それじゃあみんなー」
「「バイビーー」」
ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。




