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本文とは関係無いけど。あぁ、簡単な仕事で失敗すると落ち込むなぁ。どんな言い分けしようかな。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「はい、今週もやって参りました何故なに自衛隊。私は解説の和美お姉さんよ、そしてー」


「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さ。お姉さん先週は大阪と鹿児島以外行っていないて言ってたけど、福岡と北海道の函館にも入港してるみたいだよ」


「ハイハイ、そうですよ忘れてました。済みませんね」


「いや、そんなに攻めてないから、拗ねないでよお姉さん」


「べ、別に拗ねてないもん。のっけからしまゆき君が私のやる気削ってくるから少しきげんが悪くなっただけだもん」


「えーー、お姉さんのやる気って、んもう分かったよ謝るから機嫌なおしてよ」


「謝るの? そう、ならなおしてやってもいいわ。ただ帰りに居酒屋でおごってくれるならもっと、良くなるわよ。どうよ、ムフー」


「あ……、普通になってくれるならそれだけでいいよ。予算も無いし」


「…………チッ」


「舌打ちなんかしてないで、今週のお題始めてよお姉さん」


「はいはい、今週も先週に続いて基地では無い港の話しね。まずは福岡港の話しよ」


「作者の親戚が居る所だね」


「そうよ、その親戚の子は中学生ぐらいなんだけど作者達の入港作業を見て、僕も自衛隊に入る! って言い出したの」


「その子の両親は相当驚いたみたいだね」


「当然よね、きっとその子は夏の制服で作業をする作者達を見て、格好いい! と思ったんでしょうね」


「あ! 今突然思い出したんだけど、いいかなお姉さん」


「何よ突然に」


「先週の放送でまだ天文館の占いの解説やってないよ」


「あ」


「どうしょうかお姉さん、もう一回仕切り直す?」


「いやよ、ここまで解説したのに。そうだ又来週、来週解説しましょ」


「うん、そうだね。じゃあ今度は函館の解説してよ」


「ええ、作者にとって初めての北海道が函館、てぇ訳ではなかったのよ」


「えっ、違う港に上陸してたの?」


「いいえ上陸はしなかったわ、港に投錨しただけなの。食料の補給に立ち寄っただけだから」


「それって監視活動の時の話し?」


「そうよ、二週間の監視活動の途中で小さな港に入港してるのよ作者は」


「その港はどこでどんな港なの?」


「何処の港かは覚えていないそうよ、ただ山の上に雪で覆われた大きなレーダードームがあったのを覚えているそうよ。そこで内火艇を下ろして野菜なんかを補給したみたい」


「へえ、実質港に入港したのは二回目なんだね」


「二回目はちゃんと上陸できて映画館でラピュタを見たようね、当時は席決めも時間制限も無くて何時でも入っていつでも出れたんだって、信じられないわね」


「あぁ、まあうちの親は一度映画館に入ったら同じ映画を三回は見る。ってえ言ってたぐらいだからな」


「しまゆき君、また自が出てるわよ」


「あ、ゴメンよお姉さん。作者はそれだけじゃなくて商店街でポン引きにもあってるね」


「そうみたいね、相手は陸自だと思って声を掛けてきたら海自だったんで諦めたのね」


「やっぱり北海道だね。あ、お姉さんもう時間だよ」


「あら、今回ギリギリまで時間使っちゃったわね。でもまだ大分のこと解説してないわよ?」


「それも占いと一緒に来週解説してよお姉さん」


「ええ分かったわ。それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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