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似顔絵と占い。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「はいどーもー、みんなー元気してた? 解説の和美おねえさんだよ。そしてー」


「僕は護衛艦の妖精しまゆき君さっ、お姉さん今回のお題は遠洋航海前に日本各地を回ったお話だね」


「えっ、今回は真面に本題に入っていくの?」


「いつも寄り道ばかりして全然話しが進まないことが多いからね、今回はサクサク行くよ」


「なんか前にもそんなことを言ってたよね、まきぐも君の時に」


「い、いいんだよそんなこと言わなくて。さっ、お姉さん解説して」


「はいはい、先ずは各地に寄港しているけど大阪と鹿児島しか書いてないわね」


「それ以外では何処の港に入港してるの?」


「それは基地がある港よ、普通の港に入港したら当時から大阪みたいに色んな人が寄ってくるじゃない」


「あー、最近では佐世保で陸自さんが行進しただけで、あんたの声が恐いよ! と突っ込み入れたくなるような人達が集まるからね」


「わ、酷っ。そこまで言えないわよ、侮辱罪よしまゆき君」


「えっ、え、あ、ゴメンお姉さん」


「フフッ、冗談よ。でも大阪では本当に抗議する人達が集まっていたのよ」


「もう! だけどあの人達のせいでその後護衛艦は大阪港に入港しなくなったのかな」


「さあ、私はその後入港した艦があるとは聞いて無いからあの人達の目論見は成功した、と言えるかもね」


「ふーん、じゃあ次は鹿児島だね」


「鹿児島も滅多に入港しない所ね、入港しても投錨だし」


「へえ、接岸しなかったんだ」


「問題はそこじゃ無くて天文館でのことよ、作者は基本ボッチだからいつも一人で彷徨い歩くの」


「いつも思うんだけど集団行動が原則の自衛隊でボッチってー……」


「そこは突っ込まないであげて、武士の情け、てぇやつよ。まあそれはそれで置いといて、作者はまず似顔絵書いて貰うの」


「あぁ有名な画家さんみたいだね、マネージャーみたいな人が、この人に書いて貰うなんて凄いことだ。なんて言ってたみたいだし」


「まあ名前知らないからどれぐらい価値があるのか分からないわね、それに途中で折りたたんだみたいだからシワシワになっちゃってるし」


「もしかしたらもの凄くもったいないことをしてるのかも……」


「ま、まさか、ねえ?」


「次は占いだけど、これまで入れると長くなるからこれぐらいにしとこうかお姉さん」


「そうね、続きは来週ね。そーゆーことでーみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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