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私もなんで偽造なんかしたのか…。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「ヤッホー、みんな元気ー? 私はメッチャ元気な解説の和美お姉さんだよー。そしてー」


「僕は護衛艦の妖精まきぐも君さ。お姉さん今週はテンション高いね、どうしたの?」


「だって今週は作者がやらかしたことの解説なんだもの、上がるでしょ普通」


「そ、そうだね、お姉さんはそれが通常運転だもんね」


「ん? なんか引っかかる言い方ね。まあいいわ、早速解説行きましょうか」


「うん、お手柔らかにね」


「まずは上陸証についてよね、先週も少し言ったけどこれは縦横三センチぐらいのクリアケースに入ったオレンジ色の紙で、黒文字で上陸証と表面に書かれていて番号も振られているのよ」


「あー、番号もあるのなら誰の物かすぐに分かっちゃうね」


「そうなのよ、作者はどこで落としたのか分からなかったでしょうけど身分証明書を見せるのは隊門の所だけなのだから、そこで見つけられて届けられたんでしょうね」


「なんで作者は偽造なんかしたのかなぁ」


「きっと無くした事がバレたら上陸できなくなる、と思ったんでしょうね。正直に言ってれば数日も上陸止めを貰わずに済んだはずなのに」


「でもそれで何日か上陸できたんだね、見分けがつかないぐらい綺麗に偽造できたのかな?」


「そんなわけ無いじゃない、画用紙をそれなりの大きさに切ってオレンジのマジックで塗りつぶしたうえに自分で上陸証って書いてたのよ作者は。ちゃんと見れば直ぐにバレるわよ」


「みんなちゃんと見なかったんだねー」


「なんにせよ作者はこの事でこっぴどく叱られて、さらに上陸止めを一週間ぐらいくらってるのよ。一ヶ月の内の半分以上海の上なのにその内の一週間も上陸できないなんて、惨めよねハハッ」


「でも隊員にとって上陸はそれぐらい無くてはならない物、なんだよきっと」


「うん、そうね可愛そうだからこれぐらいで許してあげようかな。次行きましよ次」


「そ、そうだね、次のお題は短めの一般公開と体験航海の話しだね」


「あー最近もやってるわね、基地は勿論他の港まで行っても一般公開なんかやってるわね」


「一般公開や体験航海で良くやるのが短魚雷発射管の空撃ちと主砲なんかを動かすパフォーマンスだね」


「そうね、どこかで書いてあるかも知れないけど短魚雷発射管の空撃ちでよくフタをを外さないでそのまま撃つことが定番になってるのよ」


「ええっ! そんなのが定番になってるの? あれは短魚雷を撃ち出すんだから相当な気圧だよね」


「そうなのよ、だからフタなんか直ぐに飛んじゃうの。ただ飛ぶだけでは無くて必ずと言って良いほど人に当たるのよこれが」


「あれ鉄でできてるから当たり所が悪いと死んじゃうね」


「あとそれよりヤバかったのが『かぜ』クラスが搭載しているターター対空ミサイルもー」


「ああっと、お姉さんその続きはまた来週だね」


「あら、良いところで。せっかくのってきたのにもう少し延長しない?」


「ダメだよ、時間はちゃんと守らないと」


「今まで結構時間守ってなかったような気がー」


「き、気のせいだよお姉さん。そ、それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。


「ねえまきぐも君、この時間てどうやって決めてるの?」


「え、あー大体千文字ぐらいと決めてるみたいだよ作者が」


「フーーーン」


「お、お姉さん?」

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