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米空母見たのは最初で最後だったな。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「さぁーーて、今週のなぜなにじえいたいはー?」


「えっ僕? えっと、護衛艦の妖精まきぐも君です。最近ドンドン春めいてきましたね、先日早咲きのサクラが梅と一緒に綺麗に咲いてました。さて、今週のなぜなにじえいたいはー、じえいたいはー・・・・・・」


「もういいわまきぐも君、相変わらずアドリブに弱いわね」


「だから打ち合わせと違うことをいきなり振るな、って言ってんだろ! 和美」


「まきぐも君自が出てるわよ自が」


「え、あっ、と、兎に角打ち合わせ道理にお願いするよお姉さん。と言ってもやってくんないよね?」


「打ち合わせなんかやるだけ無駄よ、今までずっと行き当たりばったりじゃない」


「それはいつも誰かさんがギリギリにスタジオ入りするからなんだけど、たまに早く来てもさっきみたいに急に話しを変えるしさ」


「そんなことよりまきぐも君、最近作者は私達よりもう一つの18禁をひいきしてると思わない?」


「そんなことよりって、・・・・・・ま、まあ仕方無いよ一回バン、されてるから今度こそって息込んでるんだよ。それこそそんなことより今週のお題を解説してよお姉さん」


「そ、そうね、お仕事はちゃんとしないとね。でもこっちもー、そうだまきぐも君今度作者を襲いに行こう」


「襲うって、はいはい、分かったから解説やって」


「はーい、今週は米艦隊との合同演習ね。始めて空母と一緒に艦隊を組んだみたいね」


「そこにロシアの重爆撃機ベアー、が現れたんだね」


「きっとこれは凄い事よ、航空自衛隊のF15を数機引き連れての低空進入なんだから」


「えっ、それって実戦が始まるかも知れなかったの?」


「そうでしよ、空母の近くまで爆撃機が近付いたのよ。あ、でもただの偵察だったのかも知れないわね。やる気だったら遠方から対艦ミサイルだし」


「そ、そうだよね、フウ。騒ぎの後米軍と自衛隊で一人ずつ人員を交換したみたいだね」


「ダンカンさんね、まあ交流の為なんだろうけど一人だけ言葉も分からないのに送り込まれるなんて、私ならカンベンして欲しいわ」


「ま、まあ普通はそうかもね。その後も内火艇での競争とかあったみたいだよね」


「そう、ここで自衛隊側はズルしちゃったのよ。ある程度エンジンを使った後手こぎでゴールを目指すはずだったんだけど」


「はずだったんだけど?」


「自衛隊側はエンジンを切るのが遅かったのよ、だから惰性で米軍の内火艇追い越しちゃってー」


「一位になっちゃったんだ」


「そうなのよ、でも米軍は負けは負け、ってえ感じで記念の縦なんかをまきぐもにプレゼントしてるわ」


「へー、太っ腹だね」


「あっとまきぐも君、ちょうど終わったんじゃない?」


「あ、そうだね。だけど前半はまた全然違う事ばかり話していたからー」


「気にしちゃダメよ、もうこう言う番組だと割り切んなきゃ」


「……その性格トコトン羨ましく思うよ。んー、それじゃあみんなー」


「「バイビーー」」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。


「あっ! 予告入れるの忘れてたっ」


「はいもういいから、帰るよっ」

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