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皆さん宜しくお願いします。

「3」「2」「1」「ドッカーン」


「わーい」「なぜなにじえいたい」


「どもーー、解説の和美お姉さんだよー。そしてー」


「え、お姉さん今週は簡単にー、ま、いいか。僕は護衛艦の妖精まきぐも君さ」


「ここで皆さんに特報です、先日エロいことを書きすぎて運営にバンされた「ドール」がなんと、十八禁で復活しましたー、ドンドンパチパチー。作者は『まだ書き始めたばかりだけど主人公を三十年前の海自の青年にしたので海自のことも書いてるよ』と言ってました。どうか十八才以上の人は見てあげて下さいねっ」


「お、お姉さんいきなり何を言い出すんだよ! 三十年前の海自の青年? それって作者じゃないの?」


「い、いや~、昨日作者に宣伝してくれって頼まれちゃってね。仕方なくー」


「……お姉さん、いくら貰ったの?」


「い、いやだなぁまきぐも君お金なんて一銭も、モラッテナイヨー」


「フーン、そうなんだ。フーン」


「そ、そんな事より解説、そう! 解説しなくちゃまきぐも君。今週はVVVね」


「そうだね解説を始めてよ。でも後でじっくり話があるからね。速攻で帰ろうとしても無駄だよ」


「う、ううっ、お手柔らかにお願いします」


「じゃ、気分を切り替えて。お姉さんこの話の前半はトイレとゴミの話だね」


「え、ええ、まずはトイレね。まきぐもの便器はステンレスでできていたから、内側までピカールでピカピカに磨くのよ」


「わっ、ここでもピカールを使うんだ。でも使ってはいけないのがー」


「そうサンポールよ、原文にもあるけどこれを使うとある程度糞尿を分解する細菌が酸で死んじゃうらしいの」


「まぁそのまま海に捨てないだけいいのかな?」


「サニタリーの排出ね。これを始めると甲板の上は凄く匂うのよ、どうやら排出口は喫水線にあるらしくて波の関係で時々舞い上がってるみたいね」


「うわ、それじゃ甲板に出れないね」


「ええ、ちゃんと何時から何時まで排出するから甲板に出るなって事前に放送されるのよ」


「臭い事を知ってるてぇことは作者はそれを忘れて甲板に出たんだね。さて、次はゴミの話だね」


「ごみは『艦内のゴミを後部』という号令で一斉に艦尾からゴミを捨てるの、食卓番はこの時残飯も捨てるんだけど、これが汁けが多くて持ち運ぶのが大変だったらしいわ」


「あー、ユラユラ揺れる艦内をバケツの二倍はあるバッカンを持って後部まで歩くんだね」


「そうよ、更に縁のギリギリまで残飯が入っているから大変なの」


「ここで作者はお酒の空き瓶に手紙を入れて海に放り込んでるね」


「あーそれね、なんでも遠洋航海中だったから外国の何処かで捨てたらしいわ。外国の何処かに流れ着いても日本語で書いてるから意味分かんないでしょうね」


「なーんだ、あ、お姉さんそろそろ時間だよ」


「あらそうね。じゃあまきぐも君私用事があるから最後の挨拶は任せるわ。ああっ!」


「そうはいかないよお姉さん、ちゃんと最後まで付き合ってもらうからね?」


「は、放してよ、なんかまきぐも君に食いつかれてるみたいでいやなのよぉ」


「それじゃあー、お、お姉さん暴れないで、みんなー」


「「バイビーー。あっ! 逃げやがったっなんつー力だ、和美待てっ」


「待たないよー、バイビーー……」


 ガタン、と終わりのフリップが落ちてくる。

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